日向学院高校基本情報

「己を知り、己に克て」を校訓に文武両道をめざすカトリックの学校です。
中高一貫ということもあり先輩・後輩の仲がよく、先生と生徒の距離も近いアットホームな雰囲気の学校です。
校長先生は基本的に昼休みは中学生と校庭でサッカーやバレーをしています。
部活動では男子バレー部やレスリング部などを中心に優秀な成績を収めていますが、その中でも難関大学に進学する人も沢山います。

所在地

宮崎県宮崎市大和町110番地

宮崎駅に近く交通の便が良いので遠方から通学する生徒も多いです。
都城からはスクールバスを利用することもできます。

電話番号

0985ー22ー8296

創立

1946年
アルゼンチン出身の神父によって創設されました。

受験情報

募集定員

普通科　70名（推薦、一般）日向学院中学校からの内進生とは異なる進度で学習して行くコースです。

※特別編入コース　若干名
成績優秀者（希望者）は内部進学者のクラスに編入できます。

２年生までは内進生と外進生が違うクラスで学習しますが３年生からは志望校別の混合クラスで受験に向けて勉強します。
成績別の特クラなどはありません。

選抜試験内容

学校行事

ここでは日向学院高校の行事について書いていきます。

オリエンテーション合宿

１年生は、日向学院が所有する日南市の富士海水浴場近くの海の家でBINGOや室内ゲームをして１泊２日のキャンプをします。景品も準備されているため、とても盛り上がり、新入生は同級生や教師と仲良くなります。

ねばろー会

中学生・高校生合同の行事です。
高校生は24.5キロも歩きます。道のりが長く大変で、帰りのバスではみんな爆睡です。しかし、友達や先生と励ましあいながらゴールを目指して頑張ることでとても良い思い出となり、仲も深まります。
高校3年生のみ翌日に進研模試を受けますが、先生方はテスト中の居眠りにはびっくりするほど厳しいので要注意です。私も社会の後に叱られましたね。

GCC

カトリックの学校である日向学院では中学３年生から高校２年生の希望者が海の家で２泊３日のキャンプを行います。海水浴や、そうめん流しなど行います。また先生が焼きそばやお好み焼きを振る舞ってくれたり、とても楽しい行事です。
他県のカトリックの学校や姉妹校などと合同で行われる事もあるため友達を作ることもできます。
就寝前のミサは厳かな雰囲気で行われ落ち着いた気持ちになれます。

若鳩祭

日向学院の文化祭である「若鳩祭」では各クラスのクラス展示や生徒会を中心としたステージ発表が行われます

クラス展示ではクラスメイトと協力して１つのものを作り上げるので達成感があります。

普段は真面目な先生もステージ上でダンスや歌を披露してくださり、とても盛り上がります。

体育祭

日向学院高校の体育祭は学年対抗で行われます。３年生の団結力は、約６年間または３年間一緒に過ごしてきたということもあり、目を見張るものがあります。
学年が一団となりとても熱気があります。

若鳩祭の次の日に行われ、学校全体が盛り上がる３日間になりますが、２日後には赤点者が最も多くでるテストである夏休み課題テストもあるため油断は出来ません。

高校３年生は、この３日間が終わると同時に本格的に受験勉強に取り掛かります。

クラスマッチ

日向学院高校では12月初旬頃クラスマッチが行われます。バスケ、サッカー、バレーから自分のやりたい競技を選択し、話し合ってチームを組みます。学年に関係なく、クラス対抗で戦います。男子の種目では、優秀な成績を収めた３年生のチームと教師選抜チームによるドリームマッチもあります。女子からの黄色い声援と悲鳴が飛び交います。普段見られない先生の意外な一面を見られるかもしれません。
この時期はセンター試験まで１ヶ月余りということもあり勉強漬けの高校３年生にとっては貴重な息抜きです。単語帳を片手に観戦する生徒もちらほら…

修学旅行

高校２年生は修学旅行で北海道へ行きます。２日半がっつりスキーをします。宮崎では雪が降ることも滅多にないので最初はみんな滑ることが出来ず、一日目の夜は特に体中が痛くなりますがインストラクターの方々の丁寧な指導のおかげで帰る頃には、皆楽しく滑っています。
市場では、いくらや蟹をたくさん食べる事ができます。北海道の海鮮丼やお寿司は絶品です。
ホテルでは仲の良い友達と夜中まで盛り上がり先生に怒られました。

とても思い出に残る充実した４泊５日になります。

フィリピン研修

希望者は春課外中フィリピン研修に行きます。カトリックの同じ宗派の学校で行われる交流会や、その学校の生徒の家でのホームステイを通して国際交流を行う事ができます。
また、スラム街のトンドという街にも訪問します。その街の職業訓練校の生徒のお宅に訪問し話を聞かせてもらう機会もあり、とても貴重な経験になります。

フィリピンに行く前には歴史や文化を下調べします。事前合宿として24時過ぎまで話し合いをしたこともありました。帰国後は保護者や先生、来年研修に参加しようと考えている後輩に向けて報告会を行います。
私自身、高校２年生の時に参加しましたが、この研修を通して視野が広がりました。

学校生活

朝課外は７時40分から始まります。私の学年の場合、理由なしに遅刻すると遅刻した分だけ主任の目の前で放課後自習しなくてはなりませんでした。寝坊したときは嘘でも理由を付けて登校するようにしていました。

先にも書きましたが先生と生徒の距離がとても近いです。
一般的な職員室もありますが、学年の先生は学年室という部屋にいます。そこでは常に質問や相談をする生徒で溢れています。中には人生の先輩である先生に恋愛相談をしている同級生もいました。また、日向学院では同じ先生が中１から高3まで持ち上がることが多いですが、他の学年の先生に質問することも出来るので分らない事はすぐに質問できます。
どの先生も親身になって進路相談に乗ってくださりました。
また英検やTEAPなどの外部試験も個別でしっかり対策してもらえます。

担当の先生にもよりますが課題はあまり多くはないと思います。1，2年のうちから自分で必要な勉強をして難関大学に合格する人もいます。指定校枠も沢山あるので有名私立大に進学するチャンスも増えます。

日向学院では充実した楽しい３年間を過ごすことができます。
自由な校風で、好きなことを好きなようにさせていただきました。
卒業しても同級生だけでなく先輩、後輩とも仲がいいです。