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【9割の人が勘違い】大学受験の過去問の使い方|過去問演習の目的

こんにちは!

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“逆転合格”の「武田塾山科校」です!

山科校は、京都府宇治市、京都市伏見区・南区・中京区・上京区・山科区、長岡京市、向日市、大山崎町、滋賀県大津市など近隣の県からも通塾いただけます。

武田塾には京都大学・大阪大学・神戸大学等の
国公立大学や、早慶上理、関関同立、産近甲龍
といった難関私立大学に逆転合格を目指して
通っている生徒が数多く在籍しています!

 

 

過去問の使い方次第で得点率10%以上変わる⁉︎

大学受験で過去問演習は必須ですよね!
過去問演習がどれぐらい重要かというと…
「使い方次第で10%以上点数を伸ばすことができる」

この記事を読んでくれている人はきっと
「過去問の使い方がわからない」
「いつから過去問に手をつければいいの?」

といった方が多いと思います。
(実際に受験生の多くはそうなります)

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今回は、受験勉強で困る人が続出する
『大学入試の過去問の使い方』
について、以下の順で徹底解説します!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【過去問演習3つの目的】
【過去問分析のやり方①出題内容編】
【過去問分析のやり方②時間配分編】
【過去問演習を始めるタイミング】
【やってはいけない過去問演習法】
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

過去問を解き始める時期や、
過去問の使い方について話す前提として、
『”多くの人が勘違いしている”過去問演習の目的』
について知りましょう!

過去問演習3つの目的

勉強もスポーツも…
何をするにあたっても『目的』は重要です。

『目的』無しに練習しても上手く行く事はほとんどありません。

大学受験勉強における、
過去問演習の目的は大きく3つあります!

①実力測定
②出題内容分析
③時間配分戦略

それぞれの『目的』をしっかりと理解すれば、
過去問演習を始めるタイミングも自ずと見えてきます。

ここでは、それぞれの目的に注目します!
具体的な『やり方』については後述します。

 

①実力測定

「過去問はなるべく最後まで取っておきたい」

受験生からこんな言葉をよく耳にします。

これは、今進めている勉強が一通り終わったら
『自分がどれぐらい戦えるのか』を知るための過去問の使い方になります。

いわば【実力測定】を目的とした考え方ですね。

 

【実力測定】のメリットは
『志望校と今の実力の差を知ることができる』
ことです。

先程上げたように
「ギリギリまで過去問を使わない」
という気持ちはとてもわかりますが…

もし、
入試1ヶ月前に過去問で【実力測定】をして見た結果
「あと20%上げないといけない…」
となってしまったらどうですか?

 

【実力測定】はあくまで『志望校との差』を知ることがメインなので、
なるべく早い段階で1回はしておくのが良いでしょう。
(ここで過去問を何回分も使うのは確かに勿体無いです)

 

②出題内容分析

「その大学ではどんな問題が出題されるか」

大学によって、問題の出題傾向は大きく変わってきます。

英語なら
「文法問題が多いのか?」
「英作文はあるのか?」
「和訳はあるのか?」など…

この【出題内容分析】も【実力測定】と同じく、
今後の勉強で意識すべき事の発見にも繋がります。

定期的に過去問演習をして
『【出題内容分析】→復習&知識補填』
をするのが良いでしょう。

 

また、大学入試ごとの出題傾向はネットで調べると出てきます。

単純に出題範囲を知りたければネットの情報で十分ですが、
合格点を取るための受験勉強であり、過去問演習です。
他の人の講評は参考までにすぎないので、
『自分に取って必要な事』
を探すことが【出題内容分析】の目的であることを忘れないように!

 

③時間配分戦略

「受験で必要なのは満点ではない。合格点だ。」

試験問題を難しくしている要因の一つが時間である。

例えば、ある程度勉強が終わった受験生でも
センター英語を解くと思うように点数が取れない。
しかし、時間を無制限に取るとしたら点数は上がる。

この現象は、どこの大学入試問題でも起こるものです。

過去問演習の最後の目的である【時間配分戦略】は、
限られた時間内で最大効率で点数を取り、
点数を安定させる(失敗しないようにする)ことである。

大学によって問題数や配点、問題ごとの難易度は変わってきます。

自分で過去問を解いてみて
『どこで点数を稼ぐのか』
『うまく行かない時どうするのか』
を予め決めておく必要があります。

これは、誰かに決めてもらうものではなく
【自分自身で決める】
ことが大事なのです!

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
大学受験の過去問演習の目的について
納得することができたでしょうか?

これから
【過去問分析のやり方】
についてまとめていきますが、
過去問演習の目的があってこそのやり方です。

目的意識が不十分な方や、
読み進めていく中で忘れてしまったら
必ず過去問演習の目的を読み返してください。

では、過去問分析の仕方について
【出題内容編】
【時間配分編】
の2本立てで紹介します!

 

過去問分析のやり方①出題内容編

出題内容分析は、主に以下の2点に注意します。
『大学入試問題の傾向把握』
『大学入試問題に対する自分の能力適正』

大学入試問題の傾向把握

毎年出る問題の種類(文法問題・並べ替え、微分積分など…)
はネットで調べればすぐわかる事でもあるので、
過去問分析と銘打ってまでやる事ではありません。

ここで一番大事なのは
『どのように聞かれるか』
です。

(例)===================
英語
問題文も英語で書かれているなら
問題文でよく使われる聞き方は何か?

数学
誘導問題と気づくための
特徴的な流れや言い回しは何か?
=====================

出やすい分野ではなく、
『入試問題での聞かれ方』
こそが、過去問分析において最も重要なのです!

人によっては得点率が10%以上上がる可能性があるので、
過去問演習をするのであれば徹底的に調べ上げたいところです。

大学入試問題に対する自分の能力適正

先ほどの【入試問題の傾向把握】ができたら、
問題で聞かれる能力について理解できています。

第一志望の大学問題を分析するのであれば、
現時点で問題を解ききれなくても、
分析し、それに対して対策を打つことができます。

しかし、併願校であれば考え方が多少変わって来ます

第一志望合格を目指しているのに、
併願校の対策をするための時間を
多く割いてしまったら本末転倒と言わざるを得ません。

所謂、滑り止めとして考えている大学は過去問を解いて
問われている力が自分に合っているか?
という視点で志望校決定をするのが得策です。

過去問分析のやり方②時間配分編

最後の仕上げといっても良い
【時間配分戦略】

とはいっても、
誰でもすぐにできるようになるものではないので
早め早めから【時間配分戦略】はやっておきましょう!

【時間配分戦略】のやり方は以下の3つの手順で行います。
『過去問を解く前』
『過去問演習中』
『過去問演習後』

過去問を解く前に

過去問を解く前にやることは
『その年度の合格最低点を調べる』
『科目の配点を調べる』
『自分の能力から各科目での目標点を設定』
『各科目の目標点を取るために各大問の時間設定』
『手が止まった時、後回しにする基準』

これらを予め決めてから過去問演習に入ります。

過去問演習中

過去問演習前に立てた戦略が全て
うまく行くことは、ほとんどないでしょう。

上手くいかなくても点数を取るために
戦略を変えるタイミングがあると思います。
過去問演習は本番のつもりで取り組むのはもちろんですが、
あくまで練習です。

積極的に戦略の修正をかけていきましょう。

過去問演習後【最重要】

過去問演習前の戦略と、
過去問演習中の戦略修正を踏まえ、
過去問演習後に分析するのが
【時間配分戦略】
のやり方です。

例えば以下のような経験はありませんか?
「難しいと思って飛ばしたが、実は簡単だった」
「解けると思って手をつけたが全然解けなかった」

受験本番にやってはいけない2点です。

これを避けるために
①過去問演習前
②過去問演習中
③過去問演習後
それぞれ明確に戦略の分析をします。

【過去問演習後の分析】ですべき事は、
過去問演習中の戦略修正に至った理由は何か?
(なぜその問題を解けると思ったのか?)
(なぜその問題が解けないと思ったのか?)
その理由を明確にし、結果として
手をつけるべき問題かそうではないのかを
判断するポイントをまとめましょう。

したがって、演習直後に分析しなくては効果が見込めません。

模試の丸つけも同じですが、
演習をした直後に丸つけをしないのは
受験勉強において最もやってはいけない勉強法です!!

過去問演習を始めるタイミング

【過去問演習の目的】と【過去問の分析】
をもとに、いつ過去問演習を始めればいいのかをまとめます。

基本パターン(時間がある人)

1回目(遅くとも受験年度の9月)

数学なら、
数3まで必要であれば、
数3の学習を終えたら過去問を1回分解く。

これは【実力測定】と今後の勉強方針の修正のための
【出題内容分析】を目的とした過去問演習です。

2回目

1回目の勉強方針修正後、
必要な演習を積んだら2回目の過去問演習に入りましょう。

ここでは、勉強してきた内容とのずれを確認するための
【内容分析】と、1回目から学んだことを意識して
【時間配分戦略】が目的となってきます。

3回目以降

基本的には2回目と同じ作業になりますが、
『過去問演習→分析→知識補填等の勉強』
のサイクルが1週間ほどになってきたら、
【時間配分戦略】が一番の目的になってきます。

ダウンロード

逆転合格パターン(時間がない人)

基本パターンは、受験年度の9月までに基本的な学習を終えた人向けでした。

ここでは、9月までに基礎的な内容が終えられていない方に向けた
『逆転合格』するための過去問の使い方を紹介します。

初めにやること

とはいえ、基礎知識を知らない状況で
過去問をやっても得られるものはほとんどありません。
(時間の無駄なので絶対にやらないように!)

時間に追われて焦る気持ちはわかりますが、
最も逆転合格の可能性を秘めているのは『基礎の徹底』です。

基礎の徹底は勉強法を守り、本気で取り組めば
おおよそ2ヶ月前後で完成できます。
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過去問演習1回目

時間がない人にとって重要なのは
【入試問題に対する自分の能力適正】です。

能力の修正にはどうしても時間がかかります。
まずは受験校対策が残された時間内で修正しきれるかを
判断することが必要となってきます。

過去問演習2回目以降

新しい知識を入れようとするのは絶対にいけません!

先述した通り、
『基礎の徹底』が逆転合格の可能性を一番高めるからです。

【内容分析】と【時間配分戦略】を意識しつつ、
1回目の演習で立てた受験戦略をひたすらこなしていきます。

時間がないからこそ早めに相談を!

絶対的な時間を取れない以上、
やれる事は『最短ルートを最大効率で進める』だけです。

過去問演習と同様、
基礎的な知識がない上で”受験戦略”について考えても
さらなる時間が奪われてしまいます。

短期間での逆転合格を実現してきた武田塾にまずはご相談を!

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多くの人がやっている!
やってはいけない過去問演習法

以下のような過去問演習をしている方は要注意です!
もし当てはまるのであれば早急に改善してください!

・具体的な(科目ごとの)目標点数を設定せずに解いている

・過去問や模試を解いた後、何よりも優先して分析をしていない

・過去問の解答解説を読み納得して終わらせている

・過去問分析に1科目あたり1時間以上かかっている

・一度解いた過去問は解けるが、人に説明ができない(暗記している)

 

心当たりがあるものがあれば大いに改善の余地があります。
今よりも合格確率を上げるために、早めに相談しませんか?

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