京都大学入試問題（文系）傾向と対策　科目別勉強法！

京都大学入試問題（文系）傾向と対策　教科別対策　勉強法

今回は、 京都大学入試問題（文系）傾向と対策 をまとめていきたいと思います！

京都大学の文系学部を受験するためには、昔はセンター試験でしたが、

最近は共通テストを受けるようになりました。

その配点も学部ごとによって違うので、自分が行きたい学部の配点を確認しておいてくださいね。

センター試験対策は過去のブログにいくつか対策を載せてますのでそちらを参照してください。

今回は京都大学文系受験者のために、科目別にその傾向と対策を紹介します。

京都大学入試問題（文系）傾向と対策

（１）英語

京大英語で大切なのは、「英文和訳と和文英訳」です。大問１、２がそれぞれ英文解釈問題で各５０点、大問３，４が英作文問題で２５点ずつ、計１５０点満点となっています。

訳をする上で非常に重要なことは、「英文構造を理解しているかどうか」です！ハイレベルな受験生が集う京大入試で、「雰囲気訳」は大きく減点対象です。しっかりと構造把握ができていることをアピールしましょう。英文解釈力を上げるために、単語を覚えることはもちろんのこと、『ポレポレ英文読解プロセス５０』や『英文読解の透視図』を利用し、英文の構造把握はしっかりできるようになっておきましょう。

英作文に関しては、和文英訳と自由英作があります。

これらは非常にやっかいです。というのも、日本語文をそのまま英文にしようとすると、かなり難しい表現を使わなければなりません。なので、ほかの大学の入試問題のように、「英作問題として頻出表現」で、英訳できることはまずありません。そのため、京大の英作文をするためには、あらゆる日本語の語彙力や教養を身につけたうえで、問題文を、「自分が英語でできる表現」にする力が必要です。

一番いい勉強法は、過去問など、難しい英作問題を解き、学校や予備校の先生に添削してもらうことです。使うべき参考書としては、『竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本』に加え、『「京大」英作文のすべて』を使って学習しましょう。

（２）文系数学

京大の文系数学は、１２０分間で５題出題されます。

難易度は全国的に見ても最高水準の問題ばかりです。付け焼刃で試験に臨んでも、１文字も書けない・・・なんてことも十分ありえます。そこで、しっかり数学に対する理解を深める必要があります。

理想で言うと、高校２年生が終わるまでに『青チャート』はマスターしておきましょう。わからない問題がないというレベルまで仕上げてください。

そして、高３に入ったら『文系数学の良問プラチカ』や過去問を利用して、難しい問題をひたすらときましょう。京大の過去問だけでなく、東京大学や大阪大学、お茶の水女子大学など、有名な学校の過去問も解きあさりましょう。また、京大は答案作成を慎重に行わなければいけません。途中論理含め、完答が原則であり、答えがあっていても途中で論理の飛躍や矛盾があると、かなり大幅に減点されます。

しかし、逆に、論理的に正しく記述できていれば、最後での計算ミスなどは、論理ミスよりも少ない減点で済むでしょう。数学は指導要領内の単元はすべて理解したうえで、悪質な難問ではなく、とにかく良問に触れることが重要です。