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合格する受験生の年末年始の過ごし方
こんにちは。もう2021年も残すところあと数日となってしまいましたね。（この記事が公開されるころには2022年が始まっているかもしれませんが...）
多くの受験生は、学校での三者面談や二学期に受験した模試の成績返却などが終わり、それらで浮き彫りになった自分の受験プランを本格的に意識しながら学習をしていると思います。
年末年始は、受験本番を間近に見据えた受験生にとってはとても大事な時期です。
この時期の気持ちの持ち方であったり、学習方法などが受験本番のコンディションや引いてはその結果に直結するといっても過言ではありません。
しかし、同時にこの時期は家族全員が同時に過ごしたり、楽しくにぎやかなお祝いムードで一色になり、少しの気のゆるみが今までの頑張りを水の泡にしてしまう可能性もあります。
そこで、今回は
志望校に合格するための、効率の良い年末年始の過ごし方
についてお話していきます。
ところどころ筆者の個人的な経験談も挟ませていただきながらお話ししするので、参考になるのではないかと思います。
集中できる自学自習スペースを見つけよう
まず、大前提として”受験生には年末年始も冬休みもない”ということをしかっりと胸に刻みましょう。
これは家族の方や学校の先生方からも耳にタコができるほど言っているのではないでしょうか。
しかし、前で述べたように自分自身は普段通りに学習しようとしても、
周囲はお祭りモードになっているので騒がしかったり、年末年始の休業などで普段使用している学習塾や学校などの自習室が開いていなかったりしますよね。
本来ならば、自分の家で完結する受験勉強が一番なのですが、
家族が騒いでいたり、テレビの年末年始特番などがやっていたりするなどして、
なかなか自宅では集中して勉強ができないといったお悩みも多く聞きます。
優秀な人物こそ環境に文句を言わないとはよく言ったものですが、この大事な時期に集中して勉強できる環境がないというのは、受験生にとっては死活問題です。
①自宅
前述したように、やはり自宅で勉強することが可能な方は今までと変わらずに自宅で勉強するのが一番です。
いちいち外へ持ち出す参考書や過去問を決めずとも、自宅の本棚から自由かつ臨機応変に取り出してくることができますし、
個人的には何よりもあの重たい共通テストの過去問を持ち歩かなくてもよいというところもポイントです。
カフェや有料自習スペースと違って、その場所を使用するためにお金を払わなくてもよいというところも大きなメリットです。
また、新型コロナウイルスやインフルエンザなどといった感染症に罹患するリスクも、その他の場所で勉強する場合と比べて少ないことは言うまでもないでしょう。
ここまでは自宅で学習することに関する良い点を挙げてきましたが、悪い点を挙げるとすれば、
それはやはり 怠けようと思えばいくらでも怠けられる というその環境でしょう。
家族を除けば、周りの目もほぼないので、自分で自分を律しない限りはスマホも触り放題です。
また、一緒に生活する家族の協力があって自宅がコストパフォーマンス最強の勉強空間になるということも忘れないようにしましょう。
②塾や学校、地域の図書館などの自習スペース
年末年始ということもあり、ほとんどの学習塾や高校は休校となっていますが、もし自分の普段通っている塾や高校が開いているならば、普段通りのルーティンを崩さないためにも積極的にそれらを活用しましょう。
自習スペースということで、周りにいる受験生も集中して学習しているはずです。
もし自分の集中力が切れたり、眠気が襲ってきてしまった場合も、周りの真剣に学習している受験生を意識すれば、その気のゆるみも吹っ飛ぶことでしょう。
また、学習している最中に疑問点が生じても、周りの先生や友達に相談できるという点も大きなメリットでしょう。
これらで学習する際に気を付けたい点は、周囲がみな受験生ということです。（メリットでもお話ししましたが...）
友人が多い場所で勉強すればおしゃべりに夢中になってしまいかねませんし、周りが受験生しかいないという緊張感も息が詰まると感じてしまいかねません。
以上のようになってしまった方は、塾や高校、地域の図書館などの中から、自分に一番合っている場所を考えてみるところから始めましょう。
③有料自習室
最近、コロナ禍の中でテレワークや在宅勤務の増加がみられる中、有料の自習スペースも増えてきました。
やはり、学習をするなら自分しかいない静かな環境が一番と感じる方は、このタイプの環境がおすすめです。
完全に個室で、自分の勉強道具を置きっぱなしにできる鍵付きロッカーが完備されたところから、大きな勉強机を複数人でシェアしながら学習するところまで、そのタイプは様々です。
周囲もテレワーク中の会社員の方や、同じような意欲のある受験生で、自宅とは違いベッドやテレビなどの誘惑もないので、落ち着いた静かな環境で学習することができます。
このタイプの自習室を使用する際に気を付けたいことは、利用するまでが少々不便という点です。
具体的には、利用するのに料金がかかります。（年末年始は特別料金で普段よりも高く設定されていることもしばしば）
また、年末年始は有料自習室の駆け込み需要が多くなる時期なので、もうすでに予約で埋まってしまっているところもあるでしょう。
以上の点を注意して活用してみてください。
④カフェやファストフード店などの飲食店
自宅以外で多くの方が利用する自習スペースといえば、塾やとしょかんの他にカフェやファストフード店などの飲食店が挙げられます。
高校の定期テストや高校受験シーズンの際に利用していたという受験生の方も多いと思います。
このような場所の利点は、塾や図書館のように静かすぎないという点です。
ある研究結果によると、人間はある程度の生活音があった方が全くの無音状態の時よりも作業がはかどるというのです。確かに、皆さんの中でも、自宅で学習するときは静かな自室よりかも、家族がいて生活音のするリビングなどで学習をする方が多いという方もいると思います。
塾や図書館よりも周りの目を気にしすぎずに学習できるという点も良いです。
また、このような施設は大みそかや元旦にも利用しやすいという点も大きなメリットです。
しかし、このような場所を利用するときの注意もいくつかあります。
そもそも、お店によっては飲食という目的以外での飲食スペースの開放を行っていないところがあるほか、厳密にいえば飲食をするスペースで勉強させてもらっているという立場なので、周りがいかに騒がしくても、それらに対して文句が言えないという点です。
また、何か食べ物や飲み物を購入しないとその場所を利用できないという点も、毎日のように利用したいとなるとある程度の経済力が必要となります。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、年末年始でも普段通りの学習がしたい受験生向けに、利用しやすい自学自習スペースの紹介をさせていただきました。
参考にしていただければ幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました！
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