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受験生のみなさん、新年度が始まり、進路についてそろそろ考えたい時期になってきました。
私立大学を受験することに悩んでいませんか？
志望校調査で私立だけを書いたら再提出になった！
三者面談で国公立の大学をごり押しされた！
など、心当たりのある方は多いと思います。
なぜ、高校の先生は国公立にできるだけ行けと言ってくるのか
私なりの考察でお話したいと思います。
①進学実績
地方の高校は国公立大学の進学実績に力を入れています。
なぜならば国公立大学の進学率が高ければ、高校選びの時に選ばれやすくなるからです。
地方では国公立大学は私立大学よりも凄いという認識がまだ強く根付いています。
これを『国公立至上主義』と言います。
確かに、30年前とかであれば就職に有利だったのは国公立大学だと思います。
ただ、それを30年後の今でも全く変わらず信じているのは少し怖いです。。。
今、『鬼滅の刃』が大流行していますが
30年後にも変わらず人気だと思いますか？
私の答えではNOです。
偏差値が全てとは言いませんが
合格した私立大学の偏差値が国公立大学よりも10以上高くても
高校の先生から国公立を勧められてしまう例もあるみたいです。
②学費
私立大学よりも国公立大学に進学したほうが安く卒業できる。
というのは常識なので、なるべくなら国公立大学に行って欲しいと思ういますよね。
国公立進学実績を元に、うちの高校に入れば大学は国公立に進学して当たり前です！
と言われれば
保護者からしたら安心できるので通わせたくなりますよね。
現在の高校生の保護者世代であろう人の時の大学の学費の話をすると
私立大学は国公立大学に比べて
授業料・入学金の総額が平均して約2倍ほど高かったのです！
しかし
現在ではその差が約1.4倍まで縮まっています！
それに加えて、私立大学の中には独自に「返還不要」の奨学金を
学生一人あたり年間数十万単位で付与していたり
成績やご家庭の収入状況によっては学費免除になる大学もあります。
昔より、私立大学と国公立大学の金銭的な格差は大きく縮まってきているのです。
なので、国公立大学に比べて私立大学は高いことに変わりはありませんが
どれくらい高いのか詳しく知りたい方は
それぞれの大学のHPに学費が載っているので気になる私立大学と国公立大学を
見比べて頂ければと思います。
まとめ
私は、以上の2つの理由から
私立大学の進学に待ったをかけてしまう傾向にあるのかなと思いました。
私は国公立大学に進学することを否定しているわけではありません。
ただ、ご家庭内で相談した結果、私立大学に行きたいし行かせてあげたい！
となるのであれば
高校の国公立大学押しがあったとしても意思を貫いて欲しいと思います。
もちろん、すべての高校が国公立大学が良いから私立大学に行くのは考え直せという校風ではないと思います。
ただ、私の耳に入った中で高校に私立大学を否定されてしまって悩んでる受験生がいたので
そういった方の意見も尊重したい！大学に入った後に後悔して欲しくない！
という思いから私の考察を話させて頂きました。
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