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過去問のメリット・デメリットとその活用方法を伝授!!

みなさんこんにちは。高田馬場校講師の三上です。

今回は、大学受験には欠かせない

「過去問(主に赤本・青本)」を解くことによるメリットデメリットやその活用方法

について解説していきます。

なお、主な対象としているのは、

すでに基礎固めが十分にできていて、

後は過去問を周回するだけだというレベルに達している受験生です。

したがって、よろしければ自分が以前書いた記事も読んでからこの記事に戻ってきてくれると理想的です。

 

早速本題に入りましょう!

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メリットその1.志望校との距離感がつかめる

まずは過去問を解くことによって今自分がどのくらいのレベルにいるのか

志望校に合格するにはあと何をどのくらいやらなければならないのかなどが

明確になることが最大のメリットとして挙げられます。

この特徴を最大に活用するためには以下の3つが重要になってきます。

 

①適切な時期に過去問を解く

では、適切な時期とはいったい何を基準にすればよいのか。

それは、自分の進捗具合です。

例えば武田塾では「ルート」が設定されているので、

それに従えば自分が過去問に取り組める段階にいるかどうかが分かります。

学校の先生なんかはよく「〇月になったら過去問をやろう」とか、

「みんなやっているからそろそろ君も取り組んだ方がいい」などと

本人の進捗具合に関係なく過去問を早めにやるように言いますが、

はっきり言ってこれは全くのでたらめです。

なぜなら、その人の進度がまだ過去問を解く段階には入っていないのに

できもしないレベルの過去問を解いて玉砕され、

まだ諦める時期ではないのに志望校を下げてしまう可能性があるからです。

もっと単純に言えば、貴重な過去問を解いた年数分無駄にしてしまうからです。

それゆえに、自分の進捗具合を見て、あるいは客観的にわかる数値(模試の結果等)で判断して、

もう過去問をやってみてもいいかなというレベルに達したら解いてみればいいと思います。

 

②なるべく本番と同じ雰囲気づくり

例えば、普段から音楽を聴きながら勉強しているという人や、

カフェに行って勉強しているという人は、

本番もそのようなリラックスした環境でなければ実力を発揮できなくなってしまいます

そこで、過去問を解くときだけでもいいので、

本番と同じような状況で(学校の教室でやる、音楽を聴かない、飲食しない等)取り組むと、

よりリアルな点数が出ます。

 

③採点の仕方を工夫する

国語を例にとると、漢字の読み書きの問題と読解力が求められる選択問題の点数を

一律で1点に換算して出した合計点数は果たして信用できるのでしょうか。

しかし、だからと言って過去問に点数配分は乗っているわけでもありません。

では、どのように採点すれば適切な点数で採点することができるのでしょうか。

それはずばり、問題の難易度ではなく、問題の形式別にある程度点数を決めておくことです。

例えば、漢字や語句の問題は1点、選択問題と抜き取りの問題は2点、自分で考えて書く記述問題は3点といった具合です。

なお、赤本には合格最低点や平均点などのデータをまとめているページがあるので

、そこを目安に自分の点数が何を意味しているのかを読み取りましょう。

これら3つを徹底することによって過去問の特徴を最大に活用でき、正確に自分と志望校との距離感がつかめると思います。

 

メリットその2.傾向と対策が分かる

まず傾向を知るためには、赤本には傾向と対策が書かれているページがあり、

そのページを読み込むだけでもかなり効果がありますし、

当然自分で解きながら傾向を体で覚えるというやり方もあります。

次に対策をするためには、上にも書いた通り傾向と対策のページを読み込むのも大事ではありますが、

最も重要なのは復習の仕方を工夫することです。

自分の第一志望ではない大学(いわゆる「滑り止め」)の過去問もこの傾向と対策をつかむために

最低でも直近3年分くらいはやっておいた方が良いです。

なぜなら、大学によっては特異な出題形式や回答方法を採用しているところもあるからです。

 

メリットその3.モチベーションの維持・増加につながる

過去問と言えば、「赤本」や「青本」ですが、それらを購入し、

部屋に置いたり机の上に置いたり、持ち運んだりすることで目標が常に目に入る状況を作れるので、

モチベーションの維持・増加に繋がります。

自分はわざと肌身離さず持ち歩くようにして周りに「自分はここの大学に行くんだ」と宣言して回っていました。(さすがにそこまでしろとはいいませんが)

在学生のメッセージ合格体験記も乗っているので、それも読むといいと思います。

あと、わざわざ本屋に行って赤本のコーナーを見てやる気を出すようにもしていました。

もしかしたらそのような志望校への強い思いが合格に繋がったのかもしれません。

次に、過去問をやるデメリットと、それを予防する方法について解説します。

 

デメリットその1.解くのに時間がかかる

過去問は、本番に近くするために時間を測りながらやった方が効果的ですが、

1年分を解くだけでも3教科なら3~4時間くらいかかります。

それに加えて丸付けと直しをしなければならないので、

1日の勉強時間の8割くらいを過去問が占めてしまうという事になりかねません。

たしかに受験日が近づいてくると焦りから過去問の周回を優先的にやってしまいがちですが、

基礎的な知識をこまめに補強することも大事です。

過去問を解くのは2日か3日に一回のペースにして、

過去問をやらない日は普段通り単語帳を周回したり講義系参考書を読んだりしましょう。

 

デメリットその2.焦りが生まれる

過去問を解いてもよいレベルまで達しているはずなのに、

採点をしてひどい点数だった場合、

ひどくプライドが傷付けられたり、今までの自分の努力が実らなかった事への絶望感に襲われたりします。

さらに、もっといい点数を取らなきゃと焦ってしまい、

他にやるべきことがあるのに過去問演習ばかりをやってしまったり、

過去問を解くときに過度に緊張して冷静な判断ができなくなり、

普段通りのパフォーマンスが発揮できなくなったりしてしまいます。

しかし、この焦りは活用の仕方次第ではメリットにもなりうる項目です。

過去問の点数を安定して取るのはかなり難しく、

その年の問題の難易度や解くときの自分の体調などによって変化することがあります。

いつもの実力が発揮できなかったとしてもそんなに落ち込む必要はありません。

むしろ、「本番じゃなくてよかった」とプラスに考え、

「次は高得点を取るぞ!」と向上心を持っていたほうが精神的にも楽ですし、

いつも通りかそれ以上のパフォーマンスを発揮することができるかもしれません。

いかがだったでしょうか。

今回は過去問を解くメリットデメリットとその活用方法について詳しく解説しました。

適切な方法で過去問演習を行い、少しでも皆さんが志望校に近づけることを祈っています。

次回もお楽しみに。

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