【5月第4週表彰】現役時と比べて偏差値約20の伸び！　早稲田政経志望　既卒S君

こんにちは！　武田塾巣鴨校です。今回も、先週特に頑張った生徒を紹介したいと思います。

【塾生表彰☆5月第4週】早稲田大学政治経済学部志望　既卒S君

大海君写真

先週特に頑張った生徒は、早稲田大学政治経済学部志望のS君です。

S君は、去年の7月ごろから武田塾のやり方で、基礎から勉強を始めたそうです。

現役時代は、最後の模試の時期まで基礎のインプットの部分を固めていたため、マーク模試では結局偏差値50を越えることができなかったというS君。しかし、アウトプットの練習を始めてからは、どんどん問題が解けるようになり、最終的に惜しくも不合格になってしまったものの、早稲田の過去問で、6～7割はとれる力がついていたそうです。

こうなると、あと一年勉強して絶対早稲田に受かってやるぞ！　という気持ちになりますよね。そこから巣鴨校に入塾し、今に至ります。

全統マーク模試で驚異の伸び！

現役時、模試で偏差値50を越えたことがなかったというS君ですが、先日の第1回全統マーク模試では現役時では考えられなかった偏差値を記録しました！

大海君模試

英語が67.3
国語が63.6
そして日本史Bがなんと70.1

という大健闘の結果でした！

S君に話を聞いてみたところ、国語の時間配分をミスしてしまい、大問1の評論にほとんど時間を使えなかったそうです。元々早稲田志望ということもあり、センターに向けての対策というのはあまりやってきていないので、時間の感覚が身についていなかったというのが反省点だったと言えるでしょう。

しかしこれは、課題が明確であるということでもあるので、今後本番を意識した演習をしていけば、まだまだ伸びていくと思います。

現役時の反省を活かす

また、現役時の全体的な反省点としては、武田塾のカリキュラムを一通りやることで、早稲田レベルの問題にも対応はできるようになっていたのですが、ひとつひとつの参考書の完成度が完璧ではなかったため、知識にムラがある状態になっており、本番では全ての学部で、「この科目はできたけど、あの科目はできなかった」という感じだったそうです。

ということで今年度はその反省を活かし、とにかく完成度にこだわるという方針で、カリキュラムを進めています。担当の先生も、S君への期待の高さもあってか、二人とも厳しく指導しており、たとえばVintageという英文法の問題集のテストで、50点中47点というなかなか良い点数を出したときでも、

「だいたいできてるから良いだろうと思ってると、本番で（今日間違った）この3つから出たときミスるかもよ」

といったように、どんなに細かいミスでも甘く見ずにやること、間違った問題は「入試までに覚えればいいや」と後回しにせずに、その場で100%修正することを徹底して指導しています。

S君のテストの答案を見ていると、日本史の漢字のミス、知識としては知っているはずなのに間違っている英文法のミスなどが初期のころは正直とても目立っていましたが、最近はそれもだんだん改善されてきています。その成果が今回の模試の結果に表れたのではないかと思います。

英検準1級にも挑戦

全統マーク模試のほかにS君は、最近英検準1級も受験しました。

結果はまだ出ていませんが、英検準1級の試験には自由英作文の問題が出るため、直前の10日間ほどはその練習を集中してやりました。

答案は担当講師のほかに教務にも見せてもらっていたのですが、これまで書く練習をあまりやったことがなかったというのもあり、最初の方は添削というよりも、採点の俎上に載る答案の書き方から指導し、英作文ハイパートレーニングという参考書で自学してもらいました。

しかし、時間がないとはいえ、直近で受ける試験でも答案を自分で書かないといけないため、インプットと並行して、毎日実際に書く練習もやってもらいました。

その結果、約一週間ほどで答案の質が格段に上がり、細かい文法や表現のミスはあるものの、できるだけ平易な（間違いの少ない）表現で、内容の伴った文章を書けるようになりました。この変化には、教務や講師も驚き、S君の吸収力の高さを改めて感じました。

STEP BY STEPで進め！

現役時から比べると飛躍的に伸びたとはいえ、既卒のアドバンテージがあるということもあり、模試の結果にはまだまだ納得できていないS君。毎回新たにやることを自分で提案するなど、モチベーションはとても高く、課題も自覚しているので、これから細かく修正していけば、必ず盤石の態勢で早稲田の受験に臨めるはずです。

一緒に頑張っていきましょう！！