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近畿大学の国語 傾向と対策【近畿大学(産近甲龍)を目指す受験生必見!】

こんにちは!武田塾堺東校です!

今回は、近畿大学の国語の傾向について分析し、その対策法を紹介していきます!

 

近畿大学の国語 傾向と対策

出題の傾向について

・現代文2題、古文1題の計3題

・全問マーク方式の解答形式

・試験時間は60分

 

出題の内容について

問題構成は

第1問 現代文
第2問 古文
第3問 現代文

です。

 

〇第1問 現代文

評論か随筆が一題出題されます。

評論は、社会学や言語学、心理学など幅広い分野から出題され、典型的なテーマです。

随筆では文学や人生などについての文章が出題されています。

問題数は約13問程度で、難易度は、随筆が標準的で、評論がやや読みづらいです。

文章量が多いので効率よく読解していく必要があります。

 

☆ポイント3つ☆

➀解答部分は周辺にある

(次の傍線部をまたがって解答根拠があることは少ない*最終問題は除く*)

➁問1に漢字問題5題 (同じ漢字を含む熟語を選ぶ方式です)

➂問9(最終問題)に「本文の内容と合致しないものを選びなさいor合致するものを選びなさい」という問題が近年出続けている

 

<時間配分(例)>

全体で20分

<本文を読む>4~6分 (1枚あたり約1分)

<問題を解く>14分~16分

(内訳)

問1      1~3分 (1問あたり約30秒)

問2から問8     8~10分 (1問あたり1~2分)

問9       2~4分

 

〇第2問 古文

出題文の時代・ジャンルに偏りはなく、典型的なものです。

問題数は約8問程度内容説明を中心に、口語訳や文法問題、和歌解釈などのよくある問題が頻出です。

さらに文法、俳句修辞、文学史など知識が必要な設問も出題されます。

難易度は全体的に標準レベルです!

 

☆ポイント3つ☆

➀基礎的な単語・文法などを覚える

➁誰の行動なのかを抑える

(本文を理解するという上でも必須ですが、しばしば出題されています!)

➂和歌の対策もする!和歌から逃げない!

 

<時間配分(例)>

全体で20分

<本文を読みながら傍線部が来たら問題を解く>

本文を読むことも考慮すると、基本的に1問にかけられる時間は1~2分です!

ただし、知識問題は30秒以内に済ませて(分からなければ適当にマークして飛ばしましょう!)、考えれば解ける問題に時間を当てましょう!

 

〇第3問 現代文

評論や随筆だけでなく、現古融合文詩の鑑賞文など、様々なジャンルから出題されます。

問題数は約10問程度で、内容説明と空所補充の問題が中心です。

 

☆ポイント2つ☆

➀解答部分は周辺にある

(次の傍線部をまたがって解答根拠があることは少ない*最終問題は除く*)

➁問8(最終問題)に「本文の内容と合致しないものを選びなさいor合致するものを選びなさい」という問題がでることがしばしばある

 

<時間配分(例)>

全体で20分

<本文を読む>4~6分 (1枚あたり約1分)

<問題を解く>14分~16分

(内訳)

問1から問8     14~16分 (1問あたり1~2分)

or

問1から問7     12~14分 (1問あたり1~2分)

問8      2~4分     

*問8の問題による

 

近大国語の対策

ここでは、武田塾で実際に使用している参考書を紹介しながら、近大の国語を解く力をつける方法を紹介していきます!

〇現代文

文章量が多く、やや読みづらい近大国語を解くためには、

まずは文章を正しく読む基礎力が必要です。

この基礎力が付いていない場合、オススメの参考書は以下の1冊です。

 

ゼロから覚醒はじめよう現代文

『ゼロから覚醒はじめよう現代文』は、そもそも現代文がどのような科目なのかについてや、現代文の基本的な解き方についてわかりやすく説明してくれる参考書です。

この参考書はどちらかと言うと インプット中心の参考書なので、学んだことのアウトプットを以下の参考書で行います。

 

柳生好之の現代文のプラチナルール

『ゼロから覚醒はじめよう現代文』と同じ柳生好之さんの著書で、『ゼロから覚醒はじめよう現代文』で学んだ解き方を実践することができます。

この参考書は設問ごとに解き方を紹介したものになっているので、どんな文章にも対応できる解き方が身につきます!

そして、以下の参考書で、より実践的な読解力をつけていきます!

 

「柳生好之の現代文ポラリス1」

この参考書は、実際の過去問から厳選した良問を通して、読解に必要な力を身につけていく参考書です。

入試に頻出する様々なテーマの文章が読めるだけでなく、選択肢の選び方の実践練習もできるのでオススメです。

さらに余裕のある人は、この参考書を読みながら要約をしていくことで読解力の向上も目指すことができます!

 

そのうえで、紛らわしい選択肢の選び方などは、マーク式対策用の問題集共通試験の過去問などを使い、選択肢を絞る練習や、論拠を確認しながら答えを出す練習をしましょう!

その上で、近大の現代文の過去問を使いながら分析と改善を繰り返すことで、入試本番に対応できる力を身につけることができます!

 

また、文章で登場するキーワードや背景知識、慣用句の理解を深めるために、以下の参考書をオススメします!

近大だけではありませんが、文章で出てくるキーワードや背景知識は「知っている前提」で出題されるので、このような知識は必須です!

読解系の参考書と並行して使用しましょう!

 

「ことばはちからダ!」

 

『ことばはチカラダ!』は初学者でもわかりやすい構成になっています。実際に少し文章を読んでみたり問題を解いてみたりできるので、インプットの確認もできます!

『ことばはチカラダ!』の内容が定着したら、以下の参考書でキーワードの理解を深めていきます。

 

「現代文 キーワード読解」

「キーワード読解」は「ことばはチカラダ!」で出てくることのない発展的なキーワードや、小説で登場する重要語について理解を深めることができます!

しかし、キーワードを「なんとなく知っている」だけでは入試問題には太刀打ちできません。

そんな中、この参考書では単語ごとに実際の入試問題の文章が紹介されていて、キーワードを使いこなせる理解力を身につけることができるのがポイントです。

 

また、漢字についても参考書を使用した学習を行う必要があります。

同じ漢字を含む熟語 を選ぶ方式に対応するため、漢字や、漢字を使用した熟語の意味を意識しながら覚えていく必要があります!

 

〇古文

大学受験の古文を解く上では、まず古典文法古文単語の知識をつけることが必須です!

この2つを完璧にするためには大きな労力と時間が必要ですが、「古典文法と古文単語の定着度」が入試本番の合否を左右します

 

単語帳については、単語についての説明がなされているものであれば基本的にどれを使用していただいても良いですが、武田塾では以下の単語帳を推奨しています!

 

「読んで見て覚える重要古文単語315」

「読んで見て覚える重要古文単語315」は、説明文やイラストが多用されており、成り立ちから古文単語を学ぶことができます

成り立ちから古文単語を学ぶことで、古文単語が忘れにくくなるだけでなく、「入試問題で初めて出会った単語を推測する力」を身につけることができます!

 

古典文法については、圧倒的に以下の参考書がオススメです!

 

「富井の古典文法」

この参考書では、助動詞の意味や見分け方などの文法事項がわかりやすくまとめられているだけでなく、語呂合わせなどの参考書独自の覚え方がまとめられていて古文初学者にもオススメできる参考書になっています!

付録の古典文法別冊マニュアルも活用するといいと思います!

 

そして、単語と古典文法の知識をつけた上で、以下の問題集を使って古文単語・古典文法の知識は確実なものにしていく必要があります。

 

「古文上達 基礎編 読解と演習45」

この中で、文法は出題率の高く、難易度の高い助動詞や敬語を中心に学習しましょう。

そして、「主語の取り方」や「初めて出会った単語の推測法」といった読解のテクニックを整理して覚えていきたいです!

 

「古文上達 基礎編 読解と演習45」で古文単語・古典文法の知識&読解のテクニックが完全に定着したら、いよいよ過去問での演習です!

過去問を解きながら解き方の分析と改善を繰り返すことで、読解力が高まり、主語や初めて出会った単語の推測を行えるようになります!

また、マークシート独特の選択肢の選び方など、「問題を解く力」を身につけていく必要もあります!

 

ぜひ武田塾堺東校の無料受験相談へ

「近大に行きたいけれどこのままじゃ不安!」

「参考書を使った具体的な勉強方法を知りたい!」という方は

ぜひ武田塾堺東校の無料受験相談にお越しください!

 

もちろん近畿大学に限らずあらゆる大学の対策についてもお教えします!

 

特に、今回ご紹介した国語の学習法に関して、武田塾堺東校で指導を受けることで、大きく分けると以下の2点のメリットがあります!

 

①武田塾&現場で指導する講師が培った「参考書の使い方」の指導を受けることができる。

武田塾堺東校で働く講師は、全員大学受験を経験した講師です。

だからこそ、「参考書の使い方で、大きな差が付くことを、自身の受験経験や生徒の指導経験から強く認識しています。

 

そして、豊富な参考書の知識や指導経験を元に、適切な指導を行うことができます。

今回紹介した古文単語帳から現代文の読解系の参考書に至る全ての参考書について、武田塾では宿題を出すと同時に「適切な解き方」を伝えることで生徒の実力を伸ばしています!

 

特に、武田塾講師のもとで過去問の分析&解き方の改善を行っていくことで、毎年多くの生徒が飛躍的に得点率をあげています

この記事を書かせていただいている講師Mの経験では、多くの生徒が本格的に過去問演習を始める12月から入試本番までの1~2ヶ月間で、得点率を20~40%あげる生徒がほとんどです

 

②生徒一人一人にあった参考書選び&勉強法を提案できる

今回紹介した参考書は、あくまで一般的なものであり、国語の初学者を対象としたものです。

なので、実際に効率良く近畿大学の合格を目指すためには、本人のレベル・特徴や、学校での学習状況などを元に適切な参考書を使用する必要があります。

そこで、武田塾堺東校では、生徒の状況に応じて 適切な参考書&ペースを提案するだけでなく、参考書の使い方についてもアドバイスをすることができます!

 

↓以下のような形式で、ペース管理を行っています!

まだまだ、お伝えしたいポイントがたくさんありますが、記事の中で伝えるのは難しいので、ぜひ一度武田塾堺東校の無料受験相談にお越しください!!

講師一同お待ちしております!!!

 

近畿大学の対策記事はコチラから😘

【近畿大学の英語】傾向と対策

【近畿大学の文系数学】傾向と対策

【近畿大学の理系数学】傾向と対策

 

よく一緒に読まれている記事はコチラから😊

【関西大学の英語】傾向と対策

【関西大学の国語】傾向と対策

【関西大学の文系数学】傾向と対策

【関西大学の日本史】傾向と対策

【関西大学の世界史】傾向と対策

【関西大学の政治・経済】傾向と対策

 

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