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【教科別】世界史の年号暗記の勉強方法とおすすめの参考書を紹介!

武蔵溝ノ口駅・溝の口駅より徒歩3分

大学験予備校・個別指導塾の武田塾 溝ノ口校です。

今回は、世界史の年号暗記の勉強方法とおすすめの参考書を紹介します。

世界史を使って上智大学に合格した講師が書いてくれました。

【講師紹介⑨】上智生が語る合格体験記!現役時代と浪人時代の話し!

世界史の年号暗記の勉強方法とおすすめの参考書

世界史の年号暗記の勉強方法とおすすめの参考書

どうも武田塾溝ノ口校講師のGです。

わたしは世界史選択だったのですが、世界史を勉強する上で悩んでいたことがありました。

それは「年号」です。

年号って数が多いし、どれを覚えればいいのかわからないといった悩みがありました。

おそらく世界史選択の人で過去の私のように年号で悩んでいる人もいると思います。

今回は年号はどうやって勉強すればいいのか、そしてどのタイミングで勉強すればいいのかについて説明していきます。

 

年号の重要性

そもそも年号って覚える必要あるの?と思っている方もいると思います。

ずばり言うと、必要です。

実は、年号は世界史の出来事を整理する上で役立ちます。

例えば、近代ヨーロッパではスペイン継承戦争、オーストリア継承戦争、7年戦争、プラッシーの戦いといったように多くの戦争が起こっています。

これらをすべて起こった順番に並べよというような問題が出たとき、すぐに答えられますか?

全てが同じ国で起こった戦争であれば、その国の通史がなんとなく覚えられていれば答えられるかもしれませんが、これらの戦争は複数の国同士の戦いですのでそういうわけにもいきません。

しかし、もし年号を覚えていれば最悪歴史の流れを覚えていなくとも答えることは可能です。

また年号順に並び変える問題はセンター試験でも出題されます。

下の画像を見てください。

スクリーンショット (6)

(独立行政法人大学入試センターホームページ参照 http://www.dnc.ac.jp/)

これは平成29年度センター試験世界史Bで出題された問題です。

このような問題は毎年出題されます。

センター試験だけではなく私大でも年号は重要で、年号自体も聞かれます。

マーチ以上の大学では年号暗記は必須ともいえるでしょう。

 

世界史の年号暗記のおすすめの参考書

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年号をそのまま数字のまま覚える方法もありますが、語呂を使ったほうが効率的です。

年号暗記の参考書は旺文社の『元祖 世界史の年代暗記法 4訂版』をオススメします。

これは武田塾のルートにも入っています。

そもそも年号暗記の参考書は少なく大半の受験生はこの本を選んでいます。

ただみんなが使っているからオススメというわけではなく、ちゃんとした理由があります。

4訂版が2017年の終わりに発売されたばかりなので、新しい大学受験問題データをもとに分析していて最新の頻出度が高いものだけが載っているからです。

また年号がランク付けされているので自分にあった年号の暗記が出来ます。

そして私が特にすごいと思う点は、語呂の中に年号だけでなく、その世界史の出来事に関する語句が入っているところです。

この語呂覚えてるけど何の年号だっけ?というような事態を防いでくれます。

私自身これにかなり助けられました。

 

世界史の年号暗記の勉強方法

この参考書での勉強方法として私がオススメするのは、この参考書で通史の確認、年号暗記を同時に行う方法です。

この参考書は左のページに年号の語呂が書いてあって、右ページはその年号に関連する歴史の背景、流れが書いてあるので、両方のページをフル活用しましょう。

年号を暗記することでも世界史の知識が整理することができますし、右のページでも整理ができるので、この方法は一石二鳥です。

 

しかし、右のページに時間を取られすぎて通史の進度に影響が出てしまっては元も子もないのでほどほどにしましょう。

ある程度タテの流れが理解できて年号も覚えられて余裕がある人は、次はヨコの流れを確認しましょう。

というのもヨコの流れも出題されるからです。

「中国ではこれがおきているけど、同じ時期ヨーロッパでは何が起きているか」を問うような問題は年号を覚えていれば答えられます。

一見関係ないように見える同時期に別の地域で起こった出来事でも、実は原因は共通でたまたま他地域で起こっただけなんてことは世界史ではよくある話です。

そのため他の地域で同じ時期に何が起きているかよく確認しましょう。

 

世界史の年号暗記を勉強するタイミング

上の勉強法にも書きましたが、この参考書で通史の確認、年号暗記を同時に行います。

なので、通史にそってやりましょう。

しかし注意点があります。

この参考書は語呂で暗記するため、語呂を覚える必要があります。

つまり、語呂を完璧暗記しないと年号が覚えられません。

ですので英単語のように隙間時間などでしっかりと暗記していかなければなりません。

何度も何度も繰り返して、年号が出ればその年号の出来事がすぐに浮かぶ、逆に出来事の名称を言われたらすぐにその年号が浮かぶという状態にまでもっていきましょう。

 

◆直前期の場合

通史に沿ってやるということを説明しましたが、もしこのブログを読んだのが受験直前期の方もいるかもしれません。

おそらく年号を覚えるか、覚えずに受験につっこむか悩んでいるでしょう。

私自身も受験生のときはそうでした。

私の意見ですが、直前でもやるべきだと思います。

というのも私は受験直前ではありましたが年号を暗記することで格段に世界史の点数が上がったからです。

やはり年代順に並び替える問題でも年号を覚えていたほうが有利ですし、年号を覚えていたほうが確信をもって答えを選択できます。

では直前期のやり方ですが、単純です。

一気に死ぬ気で覚えてください。

短期間で繰り返しできるようになるまでやるしかありません。

私はセンター試験の一週間前に優先度の高い年号(★が付いている年号)を覚え、その次の週に他の年号も暗記しました。

そのおかげで世界史の知識を整理することでき、なんとかセンター世界史は9割を超え、上智など私大の問題では合格点を上回るようになりました。

 

最後に...

年号については賛否両論あると思います。

しかし私の意見ではありますが、世界史が苦手な人は年号を暗記するべきだと思います。

実際に私は世界史が苦手でしたが、年号暗記のおかげで世界史の点数をあげ、世界史の難易度が高いと言われている上智大学に合格することが出来ました。

苦手な人は年号なんかやってる場合じゃないと思うかもしれませんが(私自身そう思ってました)、苦手な人こそ年号暗記はやるべきと思います。

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