こんにちは。
JR高円寺駅より徒歩3分。大学受験専門予備校の武田塾高円寺校です。
今日は、皆さんが結構気になっているであろう早稲田受験についてです。昨年合格した生徒さんに「自分の受験勉強について、なんか書いてよ!」ってお願いしたら、まとめてくれた原稿があったのですが、私がすっかりしまい込んでしまっていました。それはそれで申し訳ないことですが、とても良い内容だと思いますのでそれを見ていただこうと思います。
彼女は、早稲田の文学部志望でした。元々英語は発音が素晴らしく、高3の夏に英検の準一級を取るような腕前でした。でも、やった勉強としては基礎の日大レベルの復習からです。
入塾の時期は、高校2年の11月だったと思います。すでに退塾してしまった生徒のお母様が、「うちの子には、合わなかったようだけどいい塾ですよ!」と、その生徒のお母様に声を掛けて頂いたのがきっかけです。その後、体験をされて入塾して頂くことになりました。
国語の勉強法
憶えている限り、高校2年の時の私の国語の総得点は、100/200~110/200程度。ほぼ50%しか取れておらず、早稲田受験を考えると正直かなり厳しい状態でした。
そんな私が、早稲田大学に合格するに至り「やっておいてよかった」と思うことは主に3つあります。
1つ目:自分のレベルにあった問題集に取り組む
まず、一つ目は自分のレベルにあった問題集に取り組むことです。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、本当に大切だと思います。
自分の志望校が決まると、つい自分よりも少しレベルの高い問題や志望校に近いレベルの問題に早く挑戦したくなると思います。実際に私がそうでした。
しかし、レベルの高い問題を解いたからと言って、それだけで成績が上がる訳ではありません。私は、国語の成績がひどかったので武田塾に入り、一番基本的な参考書から取り組み始めました。そのおかげで、読解力も問題を解く力も徐々に伸ばすことが出来たと思います。
2つ目:基礎的な知識をしっかり身に着ける
二つ目は、現代文単語(キーワード)や古文単語、漢文の漢字(句形的な⁉)をしっかり覚えることです。「日本人だから現代文単語なんて覚えなくても大丈夫!」って侮ってはいけません。
早稲田レベルになると、本文の中にわからない単語が出てくることは、良くあります。また、古文や漢文においては、覚えていれば解ける問題も出てきます。
市販の単語帳などを活用し、覚えるべきところはしっかりと覚えて得点源にしましょう。
3つ目:しっかりとした復習をする
そして三つ目は、復習です。私は今まで、現代文は同じ問題なんてもう1回出るわけじゃないし、間違えたところさえ見直せばいいやという安易な考え方をしていました。しかし今考えると、これが私の現代文の点数が上がらない最大の理由だったのかなと思っています。
現代文の問題を解き終え、丸付けをした後に私がまず初めに行っていたことは、本文を段落ごとにまとめ直すことです(要約)。内容が難しく一つの形式段落が長い場合は、一つの形式段落ごとでもいいと思いますし、意味段落ごとでもいいのでまずは文章の内容を自分なりにノートにまとめてみましょう。
記述なんて自分には関係ないとか言わずに、また面倒かもしれませんが、やってみてください。最初は、文章をまとめるという作業は慣れていないし、言葉を知らないからかもしれませんがなかなか書けるようでうまく書けません。でも、書かないと始まらないので体裁は考えずとにかく書いてみましょう。
どうしてもまとめにくい場合は、書かれている事実の箇条書きでも構いません。つながった文章でなくても構わないという意味です。そのうち慣れてくれば、文章になってきます。そのために本文を読むときには重要な箇所に線を引いていく方がいいかもしれません。
あらすじを映し書きすることとは違うので、本文の丸写しをする必要はありません。あくまで要約を意識して、その段落の中で大事なことをまとめましょう。それが終わったら本文の解説を読み始めます。
多分この作業は、どのレベルの問題を解くためにも有効です。これで、文章の大事な箇所を読み飛ばしていないか、確認することが出来ます。次に各段落の構成を理解することが出来ますし、結果的に文章全体の趣旨も掴み易くなるはずです。
そして、本文の内容をしっかりと理解した上で間違えた問題を見直します。その際に、自分が問題を解くときに注目した回答の根拠と解説とでは、どう違うのかをしっかり確認することが大切です。そうすることで次に問題を解くとき、より正確に解答の根拠を掴むことが出来るようになり、読解力も自ずと上がると思います。
古文においては、一度解いた問題と同じ問題が入試で出題されることがあるので、しっかり復習して内容理解をするべきだと思います。私は本文と現代語訳を照らし合わせながら、新出単語や分からない単語があると古文の単語帳に書き込んだりして覚え、十分に内容理解をしてから各問題の確認をしていました。漢文も古文と同じような形で勉強していました。
実際に使った現代文の参考書
1.田村のやさしく語る現代文
2.入試現代文のアクセス(基礎編)
3.きめる共通テスト現代文
4.マーク式基礎現代文
5.日東駒専・産近甲龍の現代文
6.現代文の開発講座
7.現代文ポラリス2
8.GMARCH・関関同立の現代文
9.現代文と格闘する
10.早稲田の国語
※漢字とキーワード集は別
国語の過去問
私が早稲田大学の国語の過去問に取り組み始めたのは、高3の1月頃だったので他の受験生に比べるとやや遅れていたと思います。しかし、過去問を解く前にしっかりと基礎を固めたおかげで、本番でも落ち着いて、学んだことを最大限に発揮することが出来たのだと思います。
過去問への向き合い方は、今までの勉強とあまり変わらなかったと思います。時間をしっかり測り、時間内に終わらない場合には少し延長して最後まで問題を解きました。そして復習は、上記の通り行いました。それまでの勉強と変わった点で言えば、問題の傾向や形式を掴むことを意識したぐらいです。各大問の時間配分を決め、その時間を意識して解きました。
次回の予告
実にオーソドックスな内容になっていますが、それだけに深いと思います。特に3つ目!
次回は、英語についてです。
受験の知識
・明日は共通テストの初日です。準備する事と、その後にやるべきこと
・受験校(併願校)を決める時に知っておくべきこと~やるべきこと迄
・英検2級を使った、まだまだお得な受験情報(四工大編)
・現代文で受験できる私立大学(文系)をリストアップ-共通テスト利用型
・現代文で受験できる私立大学(文系)をリストアップ-一般選抜
以下は、大学公式 YouTube のアドレスの一覧です。来年度の入試概要を集めました。
’22年度入試概要 YouTube 一覧
一般選抜の受験方法について「これは知っておいた方が良い」とか「この大学の受験方法は、人によっては結構なメリットになり得る」とか「この受験方法は、ちょっとわかり辛い」とか、そんな YouTube を集めてみました。
・早稲田大学 文化構想学部/文学部 入試制度のご紹介 ・国際教養学部 ・スポーツ科学部
・上智大学一般選抜概要 ・TEAP利用型 ・学部学科試験/共通テスト併用型 ・共通テスト利用型
・明治大学 入試概要 ・学部別入試 ・全学部統一入試 ・共通テスト 利用入試 ・4技能利用入試
関西の大学
・同志社大学 一般選抜入学試験 ・大学入試共通テスト利用入試
・関西学院大学 一般選抜入試説明(文系) ・一般選抜入試説明(理系)
四工大入試概要
・東京電機大学 一般選抜4つのポイント ・大学入学共通テスト利用選抜4つのポイント
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・冬休みの過ごし方-英語編(もしもあなたがMARCHの文系に行きたかったら)
・冬休みの過ごし方-国語編(もしもあなたがMARCHの文系に行きたかったら)
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