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冬休みの過ごし方-現代文編(もしもあなたがMARCHの文系に行きたかったら)

こんにちは。
JR高円寺駅より徒歩3分。大学受験専門予備校の武田塾高円寺校です。

今回も、高校1~2年生にメッセージです。もしもあなたがMARCHの文系に行きたかったらPART2-現代文編。前回、英語について話しましたが、今回は国語。特に現代文について、参考書などを使った武田塾の勉強法を書いてみます。この冬休みどう過ごすべきか!!!

現代文の勉強

国語の勉強なら、漢字を覚えるぐらいしかないのでは?と思っている人が結構多いと思います。私もその一人でした。実は、正解です。100点満点とすれば、漢字の読み書きを覚えるだけで10~15%得点できる可能性が高いです。やるに越したことはありません。ただし、漢字そのものだけではなく、その意味も覚えるべきです。

また、文章がより抽象的になれば言葉の意味やキーワードを多く知っていないと本文を理解することが難しくなっていきます。漢字だけでなく、キーワード集も読んで理解してください。既に知っている言葉でも、現代文的に答えるとこういう風になるんだ!とか、新しい発見もあります。ただ、難しく考える必要はありません。なんとなく読んでるだけで「結構面白いな!」と感じるものもあります。楽しみながらやってみてください!

本文読解

さてここからが、今回のメインの始まりです。「漢字を覚えるぐらいしかない」と思っているあなたに、2カ月程度あればあっという間に日大レベルはおろか共通テストレベルの問題も解けるようになる勉強法についてお話しします。

1.入試現代文の入門編(1週間~10日程度)

入試現代文は、学校の授業でやってきた現代文とは少し違います。入試現代文には、必ず明確な答えが存在します。そしてその答えはすべて、本文の中に書かれています。要は、本文に書かれている内容に対する質問に答えるゲームです。

意外と難しいのが、自分が知っていることや社会常識が絡むと本文の内容がその概念や観念に置き換わってしまう(影響される)ことです。これは、わかっていても結構はまってしまう罠です。「そんなこと知ってる」と思わずにしっかり以下に上げる参考書を読み込んでください。その気でやれば1週間もあれば十分です。だからこそ、各々の例題や問題をこなしながら、丁寧にやってください。

上に書いたのが考え方で、覚えていただくものとしては、助詞・接続詞・指示語などが出てきます。これらは、本文の理解を出来る限り短時間で正確に行うためのしるしというかアイテムだと思ってください。

ゼロから覚醒 はじめよう現代文   ※武田塾チャンネルにリンク

ゼロから始めよう現代文   

2.具体的な問題の解き方(2週間~3週間)

ゼロから覚醒にあった、助詞・接続詞・指示語の理解は本当に大事です。でもせれだけではありません。現代文には、本文を理解するためと設問を解くためのルールがもう少しあります。より具体的に理解できるように、本文を読んで問題を解きながら進めます。

・必ず、2つの物事を対比させながら本文は展開している
・言い換え表現(違う表現だけど内容は同じ)
・抽象表現と具体的表現                等々

ルールを覚えるのはこれが最後のつもりで、しっかり読み込んでください。

現代文 読解トレーニング

現代文読解トレーニング

3.本文読解と設問について、もう一つのアプローチ

この参考書は、本文を理解するための解説と選択肢を切るための根拠についての解説が別になっています。本文を理解するために読解へのアクセスというポイントが11個、設問に正解するための正解へのアクセスというポイントが18個それぞれの巻末にまとめられています。

1つのやり方として・・・

1.本文を読んで形式段落ごとに重要と思われるところに線を引きます
2.段落ごとの要約を自分の言葉で書いてみてください
※要約しずらい場合は、箇条書きにしても構いません
3.形式段落をまとめて意味段落を考えてみてください
※本文理解を深めるために、ノートを作って毎回まとめて見て下さい。ちなみに、本文の概要は、解説の一部に書かれています。それを自分の言葉で表現してください。
4.設問に関しては、選択肢を切る場合に正解の場合も不正解の場合も細かく根拠を提示してください。

入試現代文へのアクセス(基本編)

アクセス(基本編)

2.の「読解トレーニング」をしっかりやった後で、時間があればアクセスもやっていただければ、より本文読解へのスキルがアップすると思います。

最期に・・・

もしも、入試問題の本文に事細かに理解するために必要な情報が書かれていたら、もしも選択肢を切る場合に本文のどこにその内容について書かれているのかが解れば、確認する箇所が書かれていたら、かなりの確率でみんな得点できるはずです。それが、本文の中に隠れているのではないですが、情報を見つけられないから得点できないのです。なら、その方法を覚えればいいだけです。その後で演習して慣れるまで繰り返しましょう。シンプルな話です。

でも、本文を読んで、設問に答えて、解答を確認して、点数をつける。これでは学力は上がりません。その後に、解説をしっかり読んでなぜ間違っていたのか、毎回確認する。これこそが現代文の勉強です。60分で問題を解いて、10分程度で丸を付けて「60点か?あ~残念」これでは毎回同じです。その後に60分かそれ以上かかっても構いませんので、解説をしっかり読んでください。その上で、本文がちゃんと理解できていたか、何を読み間違えていたか、選択肢を切る場合の根拠はしっかりとれていたのか、全て確認してください。それを繰り返すことによって、考え方が点数の取れるように修正されていくと思います。点数を付けた後がとても大事です。解きっぱなしではダメです。

極端な話、時間が掛り過ぎるなら2日に1回でもいいと思います。ただし、1回本文を読んだら、解答して、解説を確認するまでその日のうちにやってください。忘れちゃうからね!

いかがですか、少しはご理解いただけましたか?
簡単です。解説を理解できるまでしっかり、読み込んでください。
2~3ヶ月で、日大レベル突破して共通テスト対策が始められます。

この後は、さらにレベルの違う演習や過去問を解くことによって、各入試問題のレベルの違いや傾向などがわかるようになっていきます。

まだまだ話したいことはたくさんありますが、このあたりにしておきます。
分からないことがあればいつでも質問してください。校舎で待っています。

 

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