大学受験での併願校・滑り止め校の決め方をご紹介

大学受験で併願校や滑り止め校を選ぶ時、何を基準に選んだら良いのでしょうか。大学受験ではほぼ全ての人が併願校や滑り止め校も同時に受験すると思いますが、いくつかの決め方に注意して選ぶことで余計な労力を減らしたり、受験を有利に進める事が出来るようになります。今回は、そんな併願校の決め方や注意点についてお話します。

併願校は大きく分けて3種類

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併願校の種類は大きく分けて以下の3種類があります。そもそも併願校や滑り止め校とはどのようなものなのか、一度確認してみましょう。

①第一志望ライン(チャレンジ校)

第一志望ラインはその名の通り、自分が第一志望とする大学に匹敵するレベルの大学です。チャレンジ校とも呼ばれるように、自分の実力では確実ではないけど受かる可能性のある大学を選ぶことが多いです。自分の第一志望校が早稲田なら、慶應や上智がこの第一志望ラインに当たります。

②第二志望ライン(実力相応校)

第二志望ラインは、滑り止め校ほど簡単ではないですが、自分の実力なら合格する可能性の高い大学です。実力相応校ですので、自分の実力に見合った大学を選びましょう。早稲田が第一志望ならMARCHレベルがこの第二志望ラインになります。主に第一志望ラインよりも1ランク下の大学となりますが、第一志望ラインの大学の中で難易度の低い学部が第二志望ラインとなることもあります。

③第三志望ライン(滑り止め)

第三志望ラインが、一般的に滑り止め校と呼ばれるレベルの大学になります。あくまでも滑り止めですので、万が一の事がない限り確実に受かる大学を選びましょう。早稲田第一志望なら日大が滑り止め校レベルになります。

併願校を選ぶ基準は?

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では、何を基準にして併願校を選んだら良いのでしょうか。ここでは、詳しい併願校の選び方や注意すべき3つのポイントをご紹介します。

①志望校と対策を被らせる

併願校で必要な科目や範囲を勉強していなかった時、わざわざ併願校のためだけにその科目を勉強するのは時間が勿体無いです。なるべく教科や入試形式を被らせて、第一志望校の対策だけで済むような併願校を選びましょう。

②第一志望の入試が後になるようにする

これは可能であればで良いですが、第一志望校の入試が併願校の入試よりも後にくるような併願校を選ぶと良いです。第一志望を受験して上手くいった場合、その後の併願校を受けるモチベーションが無くなってしまいます。上手くいったと感じられるなら合格の確率は高いかもしれませんが、何があるかわからないのが受験です。最後まで気を抜かず試験に挑めるよう、第一志望校の入試が最後になるような併願先を選びましょう。

③得意科目を活かせる大学を選ぼう

自分の得意科目の配点が高い大学を選ぶなど、得意科目の活かせる大学を選ぶことも重要です。例えば英語が得意なら英語の配点が高い青学を受験するなど、得意科目を活かせば受験を有利に進める事ができます。ただし、全体が平均的にできるという人は青学のような配点が偏っている大学はオススメ出来ません。

その他気をつける事

併願校を選ぶ時の3つのポイントの他にも気をつけるべき事や考慮すべきポイントはたくさんあります。

まずは第一志望決定と情報集めから

併願校を決めるより前に、まずは第一志望校の決定と情報集めをしましょう。第一志望校が決まり始めるのはだいたい夏の模試が終わった頃です。人によっては直前期まで第一志望校が決定しない人もいます。しかし、併願校や滑り止め校を選ぶときは第一志望校が大きな目安となります。ですので、無理に第一志望を確定させなくても大丈夫ですが、第一志望ラインがどのくらいになるかは夏の模試の頃には決めるようにしましょう。

また、事前の情報収集も重要です。受験に必要な科目や配点、試験日程などは併願校決定の際の基準となるので忘れずにチェックしておきましょう。

入学金締切日もチェック

合否発表日と入学金の締切日も考慮して日程を組みましょう。「入学金の締め切り日が来てしまったけど、他の大学の合否が分からないからとりあえず振り込んでおくしかない…」というような状況が続いてしまうと莫大な金額が無駄になってしまいます。3回の入学金で1年間大学に通えるほどの金額にもなるので、日程を組む時には合否発表と入学金締切日にも注意しましょう。

模試B判定は滑り止め校になる?

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ある生徒さんから、「march志望で模試の判定がD判定で、日東駒専がB判定です。この場合、日東駒専は実力相当校なのでしょうか? それとも滑り止め校でしょうか? 」という質問をいただきました。日東駒専はどのラインに位置するのか、お答えします。

B判定なら実力相応校

模試でB判定なら、基本的には実力相応校となります。滑り止めは9割5分合格出来るような大学でないと滑り止めになりません。滑り止め校が滑る可能性があったらいけないので、この場合は滑り止めにもう少し低いランクの大学を選ぶと良いでしょう。

ただし、模試の判定だけが絶対という訳でもありません。判定がBでも、過去問をやってみて9割正解出来たとなれば滑り止めとして受験出来るかもしれません。併願校を決める時は模試だけでなく、過去問の結果も見てみると良いでしょう。

まとめ

併願校は大きく分けて三種類あります。第一志望と同等レベルが第一志望ラインで、チャレンジ校とも言います。第一志望ラインの1ランク下が第二志望ラインです。第二志望ラインでは順当にいけば合格出来るような実力相応な大学を選びましょう。第三志望ラインはいわゆる滑り止めです。滑り止めはほぼ確実に受かるレベルの大学にしましょう。

併願校を選ぶときのポイントは3つです。一つ目は志望校と対策を被らせること、二つ目は第一志望の入試が併願校の後に来るようにすること、三つ目は得意分野を活かせる大学を選ぶことです。この三つの他にも、合格発表日と入学金の締切日など考慮すべき点はたくさんあるので、併願校決定の際は注意しましょう。

第一志望に合格出来る事が最善ですが、併願校選びも大学受験において重要な作業の一つです。今回ご紹介した決め方に注意しながら、自分にとってより良い併願校を選んでください。