コラム

武田塾が「短期間で成績を伸ばす方法」を紹介します

2018年09月17日(月)

模試や受験本番まで時間が無い時、どうにかして短期間で成績を伸ばしたいところです。今回はそんな時間がない時に、短期間で成績を伸ばす方法をご紹介します。短期間で勉強を終わらせる事は、長期間ダラダラと時間をかけて勉強するよりもまとまって知識を覚えられ、かえって効率が良い場合もあります。短期間学習を使いこなし、より良い受験勉強を目指しましょう。

成績が短期間で伸びた例を見てみよう

まず最初に、実際に短期間で成績を伸ばすことに成功した例を見てみましょう。今回ご紹介するのは武田塾長崎校の二人の生徒さんです。成績の伸びは個人差がありますが、このお二人のようにしっかりと努力すれば短期間でも成績が伸びるという事を確認してみましょう。

ケース①長崎大志望の生徒さん

この生徒さんはもともと長崎大学を志望でC判定でした。しかし、半年も経たないうちに模試の全科目の点数を30〜40点ほど上げ、判定が余裕でAになったそうです。また、過去問は既に9割以上取れているため、志望校の変更を考えているそうです。

これは本当に稀な例で、これだけ成績を伸ばすにはご本人も並々ならぬ努力をされたのだと思いますが、半年以内に全科目の点数を30〜40点上げることも不可能では無いようです。

ケース②英語が苦手だった生徒さん

この生徒さんは英語だけが極端に苦手だったようで、最初は偏差値が40台だったそうです。しかし、夏の間のたった2ヶ月で英語の偏差値を60台後半まで上げることに成功したそうです。

2ヶ月でこれだけ上がるのは驚異的ですが、いったいどのような勉強方法をすれば短期間でこれだけ成績を伸ばすことができるのでしょうか。

短期間で成績を伸ばすカギは?

ご紹介したお二人のケースのように、短期間でグンと成績を伸ばす勉強方法とはどのようなものなのでしょうか。効率に特化した勉強方法をご紹介します。

成績UPのカギは教科を絞ること

短期間で一気に成績を伸ばすための勉強法とは、教科を一つに絞って勉強するものです。この方法は、特に英語や社会で効果的です。

時間がある時には全体を満遍なく進める方が良いかもしれません。しかし、時間が無い時には教科を絞って一つずつ勉強した方が、その教科の全容が把握しやすく1分野に集中して取り組むことができます。

中でも社会や英語は短期間でも点数を伸ばしやすい教科です。この二つの教科はかけた時間や進めた量だけ着実に知識が増えるので、短期間でも努力した分だけ成績を伸ばすことができます。二人目の英語が苦手だった生徒さんも2ヶ月で偏差値を20以上伸ばすことに成功していますので、英語や社会が苦手だという場合には時間を見つけてその教科だけを勉強してみるのも良いかもしれません。

世界史が1週間で1周できる!?

ある科目の範囲を一周勉強するだけでもかなりの時間がかかりそうですが、教科を1つに絞って勉強することにより努力次第では超短期間で範囲を一周することができます。

分野に絞れば更なる高速学習が可能

武田塾の日本史や世界史の宿題は浪人生なら1日3時間分出され、毎日続けると1ヶ月で一周できる仕組みになっています。ですので、浪人生なら1日12時間分の宿題を進めれば1週間で世界史や日本史の範囲を1周できる計算になります。

このように、英語の”文法”や物理の”力学”、数学1Aだけなど細かい分野に絞り込めば1週間で全範囲を終わらせることも不可能ではありません。特に国語古文などは、武田塾では1日1時間分の宿題が出るので、12時間古文にかければ1週間で12週間分の範囲を終わらせることができます。このペースで勉強すると、日大レベルなら2週間で全範囲が終わる計算になります。

このように、努力次第では超短期間でもかなりの量を終わらせることができます。1日12時間同じ科目をやり続けるのはモチベーション的にも大変かもしれませんが、本当に時間がないとき、何としても点数を伸ばしたいときは試してみてください。

短期間学習を自信に

短期間で全範囲を終わらせられたり、その結果点数や偏差値が伸びれば、それは自分にとって大きな自信になります。

一日中同じ参考書を黙々と進めると、1日が終わる頃には全体の4分の1もの量が終わっている、なんてことも珍しくありません。1日でそれだけの量をやり切った時の達成感は、きっとその後へのモチベーションに繋がります。

また、短期間で1教科や1分野終わらせられたという経験は、他の教科を勉強する上でも役立ちます。1教科でも良いので全体を終わらせることができれば、どうやって勉強したら効率的に進められるのかわかるので、連鎖的に他の教科の点数も伸びやすくなります。

全て中途半端なら、1つ完璧の方が良い

一つの教科だけを勉強しているとどうしても他の教科に手を付けなくて良いのか不安なる時もあるかもしれませんが、全てが中途半端よりは1つを完璧にしておいた方が点数は取れます。

どの教科も、ある程度基礎が完璧にならないとごく僅かな点数しか期待できません。全て中途半端になってしまうと、結局どれも点が取れずに終わってしまいます。そうならないように前々から計画を立てて勉強するのが一番ですが、受験直前なのにどの教科も自信がないという時は、どれか一つでも良いので完璧にしておきましょう。

まとめ

短期間で成績を伸ばすには、教科や分野を絞って勉強することが大切です。範囲を限定して勉強することでその範囲を勉強する時のコツがわかり、範囲全体を把握しながら勉強できるので普段よりも格段に効率が良くなります。

特に社会科の”世界史”、国語の”古文”のように分野ごとに勉強すれば、1日12時間好きな勉強をできる浪人生なら1週間で1試験範囲を1周することも可能です。国語の古文に限れば、2週間で日大レベルなら全て終わらせることもできます。

また、短期間で勉強を終わらせられた事は、自分の自信に繋がります。時間が無い中でもやり遂げたんだという達成感は、必ず勉強のモチベーションになります。

武田塾の中でも短期間で成績を伸ばすことに成功した生徒さんはたくさんいらっしゃいます。時間がなくても成績を伸ばしたい方は今回ご紹介した方法を参考にして、受験勉強に励んでみてください。

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