受験生の皆さんならもう御存知の方もいると思いますが、受験勉強の課程において、絶対に欠かせないことが暗記と記憶の定着です。特に英語や社会科などの科目では、英単語・英文法の暗記、社会科では年号や用語などの暗記など必須となります。しかし、いくらそれらを勉強しても記憶に定着しづらい生徒さんもいると思います。そこでこのページでは、勉強したことがしっかり覚えられない!効果的な暗記方法を知りたい!このような悩みをお持ちの受験生の方を対象に武田塾の先生方がそれらに答えていきます。
記憶に定着しやすい勉強法とは?
冒頭でも述べましたが、受験生の皆さんは暗記すべきことが山のようにあります。そのため、そもそも暗記が苦手な方、勉強したことがなかなか覚えられない生徒さんにとって受験勉強は苦痛ですよね。そこで記憶に定着しやすい勉強方法をいくつか紹介します。
記憶に定着しやすい勉強法① イメージと反復
御茶ノ水本校副校舎長太田先生曰く、勉強内容を記憶に残りやすくするためにはイメージと反復が必要であるとの事です。まず反復とは、人は誰しも一回見たり聞いたりしたことより50回それをした方が何でも記憶に残りやすいというのは当然のことです。人の顔も一回見ただけでは覚えられませんが、何回もその人に会ううちに、街中で見かけても認識できるようになることから、勉強も同じで、一回学んだことよりも何回も同じことを反復する方が記憶に残りやすいのです。
そしてイメージとは、例えば英単語を覚える際に、最初から全く知らない意味の単語を暗記するのは難しいですが、例えば好きな歌手の英語の曲名などは、意識しなくても記憶に残っているものです。なので知らない単語があった場合は、その単語のにつながる身近なイメージと関連付けて覚えると暗記しやすいです。
記憶に定着しやすい勉強法② 4日進んで2日復習
これは武田塾が奨励している学習方法の一つですが、4日進んで2日復習という勉強方法があります。これは一週間のうち4日間で新しいことを勉強して、残りの2日間で学んだことの復習をするというスケジュールで勉強を進めていくことで、必ず記憶に定着します。
この学習方法の狙いとしては、まず授業を受けっぱなし、進みっぱなしだと必ず内容を忘れてしますからです。またこれを何週も繰り返していけばまあまあ記憶に残る為、武田塾ではこの4日進んで2日復習という学習方法を取り入れています。
記憶に定着しやすい勉強法③ 語呂合わせ
受験生の皆さんの中にはこのお馴染みの方法はもうすでに実践している方もいらっしゃると思いますが、日本史などの科目においてただ単に年号や用語を覚えるよりも比較的に覚えやすいです。一般的に語呂合わせをするときはいくつかの関連する用語を一緒に覚えることができるので、その中の一つを忘れてしまっても、語呂合わせを覚えておけば、記憶が一緒になって思い浮かぶのでより効果的な手段であるといえます。
記憶に定着しやすい勉強方法④ 宅浪のススメ
これは浪人生のみに該当する学習方法ですが、浪人生になったら勉強をサボらないためにも学校の先生などからよく予備校に行け!!と促されますが、武田塾では、塾や予備校に通わず自宅学習する宅浪という手段をオススメしています。というのも塾や予備校に通い一日中授業ばかり受けていると、肝心の独学で復習する時間を確保できないからです。サボるのが不安ならば、授業より参考書で独学して友達同士で確認し合ったり、模試を受けながら学習を進めていく方がより効果的です。
まとめ
受験生の皆さんにとって、より効果的な方法で学習を進め、学んだことをしっかり定着させていくことが、志望校合格のための一つの重要なカギとなります。しかし受験生の中には暗記系や記憶に定着させるのが苦手な方もいると思うので、武田塾の先生方が紹介した以上の方法を是非試してみて下さい。