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[大学受験] 受験に向けた英語の資格は英検で大丈夫??

みなさんこんにちは!

阪急塚口駅から歩いて3分

武田塾塚口校です。

United-States-of-America

今回は一般入試や推薦入試が身近にせまり危機感を感じている高3生や前もって大学受験に向けて準備していきたい高2、高1生に向けて

受験に使える英語資格はなんなのか?

大学入学後の就職や留学も視野に入れて使える資格はなんなのか?

英検なら受けたことあるけどそれで大丈夫?

といった疑問について解説していきたいと思います!

 

武田塾塚口校の詳細は↓こちらから!

 

 

 

今回の記事ではどんな資格試験があるのかを紹介していますので、すでに資格を持っているから使える大学が知りたい!という方は↓の記事を参考にしてください

 

どんな英語外部検定がある?

日本国内独自の検定と世界共通の検定を合わせると今の日本には30種類以上の英語検定が存在します!

しかし、その中には特定の分野に特化した資格試験も存在するため、一般的に受験で使える英語資格は以下の7種類となっています。

日本独自の資格 国際共通資格
実用英語技能検定(英検) TOEIC
GTEC TOEFL iBT
TEAP  IELTS
  ケンブリッジ英検

英検やTOEIC、TOEFL、GTECは有名で中には学校で受けたことがある方もいるかもしれませんが、そのほかの資格は聞いたことのない人が多いと思います。

テスト

 

日本独自の資格と国際共通資格どっちがいい?

結論から言うと

国際共通資格の方がいいです!

世界地図

グローバル化が進んでいく世の中で英語の資格を使って大学受験を突破しよう!と言う方は英語が好きor英語を使って仕事をしたい留学もしてみたいなと考えている方が多いと思います。そういった方は志望する大学が受け付けている国際共通資格を取得するようにしましょう!

理由は説明しなくてもわかると思いますが、海外の大学や企業に申請する際に日本独自の資格で提出されてもどれくらいのレベルかわからないからです。

 

しかし、国際共通資格の中でもTOEICだけは出題が日本語であるため、留学などの要件に満たさないことが多いため留学が前提の人はTOEFLやIELTSなどの留学用の資格を目指していきましょう!

ホームステイ

いつ受けれる?いくらかかる?

それでは各試験が「いつ」「どこで」「いくら」で受験可能なのか?を資格ごとに詳しく見ていきましょう!

*情報は2022年6月現在の情報です。受験料は年々高額になっているので最新の情報は各試験のHPを参照してくだいさい!

 

[受験生の王道] 英検(実用英語技能検定)

日本の高校生なら知らない人はいない超有名な「英検」は日本英語検定協会が作成した1次試験の筆記(リスニング、リーディング、ライティング)と2次試験の面接(リスニング&スピーキング)で構成される4技能試験です!

3回実施

全都道府県に設置された本会場or学校等の準会場(2級まで)

受験料は8000〜11800円

が英検の特徴です。

受験料は級によって変わるので下の表を参照してください!

スクリーンショット 2022-06-13 20.20.53

出典 英検HP 受験案内

大学受験においては2級以上が資格として認められている学校がほとんどです。

年3回という受験機会は少ない+試験日が2日に分かれるというのは英検のデメリットです。

しかし、以前に下位の級の英検を取得したことがある人であれば慣れ親しんだテスト形式でレベルアップしていけるのが魅力です!

英検

 

[将来の就職活動も視野に入れて] TOEIC L&R、TOEIC S&W

 皆さんのご両親や就職活動中の兄弟がいれば耳にしたことがあるかもしれないTOEICはアメリカの「ETS」という団体が作成し日本の「IIBC」が実施・運営を代行しているテストです。

リーディングとリスニングのTOEIC L&R

スピーキングとライティングのTOEIC S&Wに分かれていています。

 

ほとんどの人が受験しているTOEICはTOEIC L&Rで2技能の990点満点のスコア形式です。

各都道府県に会場がある

主要都道府県ではほぼ毎月開催されているが、開催回数は各都道府県によって異なる

受験料は7810円で統一されている

のが特徴です。

トーイック

開催回数の少ない都市でも2ヶ月〜4ヶ月に1回は全国の都道府県で開催されており、会場は大学のキャンパスになることが多いです!自分の住んでいる場所に一番近い会場と開催頻度は以下のリンクから参照してください!

参考 TOEIC受験別テスト日程

 

学生よりもビジネスマンが受けることを前提として作られた試験であるため、高スコア獲得には大学受験レベル以上の単語が必要になったり、多くの人が受けるL&Rの点数だけではなくS&Wの点数の両方を受験したスコアが要件に定められている大学もあるので、注意が必要です。

 

しかし、受験大学の条件がL&Rのみで大学受験まで時間的に余裕があるのであれば、TOEIC L&Rは大学受験を乗り越えた先にある就職活動や大学院の入学試験で活用できるので英検の代わりとしてメインで対策を進めることをお勧めします!

就活する男

 

[アメリカ圏の海外大・留学に興味があるなら] TOEFL

留学した人が身近にいれば聞いたことのあるTOEFLはTOEICと同じアメリカの団体「ETS」が作成しているテストです。

TOEICはビジネスシーンで使われる英語を中心にテストが作成されていますが、TOEFLでは留学時に高等教育をしっかり英語で学習できるかを確認するために学術分野を中心にテストが作成されています。

また、中心テーマ以外にもTOEICは設問が日本語TOEFLはすべて英語である点が大きな差として挙げられます。

TOEFL

そんなTOEFLは4技能の試験が一つのテストにまとまっており

ほぼ毎週

全国各地

US$245(=およそ27000〜32000円)*1ドル=110円〜130円で計算

受験できることが特徴となっています。

他の資格試験と比べると受験費用の高さに頭がくらくらしますが、地域によらずほぼ毎週受験が可能なことは大きなメリットです!

海外大学に進学したい!大学生になったら交換留学に行きたい!など海外の大学で学ぶことに興味がある方は早いうちかTOEFL対策をしておくことをお勧めします!

 

日本の大学に進学して留学したいと考えている人向けに注意点をまとめた記事もあるので↓も参考にしてみてください!

 

[学校受験で高スコアが取れたなら] GTEC

GTECはベネッセが作成&運営しているテストです。学校等で受けたことのある方もいるかと思いますが、スコア形式の4技能テストでテストの種類ごとに満点が何点か決まっています。

受験用に受ける人はGTEC CBT(公開会場型)かGTEC検定版(学校受験型)を受験しないとスコアを入試ように使うことができません

GTEC CBTは

各都道府県に会場がある

3回開催(受験は年2回まで)

受験料は9900円

であることが特徴です。

学校版は学校によって開催されるかが決まるので、進路指導部の先生に問い合わせてみてください!

GTEC

形式も独特であり、英検ほど有名でもないため学校で受けた際に高スコアを記録できた人は活用してもいいと思いますが、わざわざ公開試験をGTECで受ける必要はないと思います。

個人で英語の外部試験の受験を考えられている方は、こだわりがなければ他の資格を受験することをお勧めします!

ゴールした人間

[他の人とは違う試験を受けたいなら] TEAP

TEAPは「英検」を主催運営している日本英語検定協会と上智大学がタッグを組んで大学受験を控えた高校生向けに作成しているテストです!

TEAPは2種類あります!

「TEAP」→400点満点でペーパーテスト

「TEAP CBT」→800点満点のパソコン上でのテスト

が大きな差ですが詳しくは↓のホームページを参照してください!

TEAPとTEAP CBTの違いって何?

どちらのテストも年3回ずつ開催されており

TEAPは全国13都道府県TEAP CBTは全国26都道府県で開催

受験料は15,000(TEAP2技能のみ6,000円)

です。

TEAP

満点も異なり、片方のテストのみ受け付けている大学もあるため「TEAP」を受けたけど志望校は「TEAP CBT」しか受け付けていなかった!!なんてことにならないようにしっかり確認してから受験しましょう。

 

そんなTEAPですが、受験料も高額で対策本も有名な英検やTOEIC、TOEFLに比べるととても少ないので、好きこのんで受験するテストではないというのが正直な感想です。

隠れている女

 

[イギリス・オーストラリア圏の海外大・留学を目指すなら] IELTS

IELTSはケンブリッジ大学英語検定機構・ブリティッシュカウンシル・IDP Educationの3団体が共同運営しているテストです。

共同運営しているため、日本でもさまざまな団体が代理運営しており

・日本英語検定協会(英検)

・ブリティッシュカウンシル

・IDP Education

・JSAF

の4団体が同じテストを開催しています。

どの機関を通しても優劣はないため今回は皆さんに馴染みのある英検が運営している情報にフォーカスしていきます。

IELTS

ペーパーテストとコンピューターテストがありそれぞれの特徴は以下の通りです。(ペーパーコンピューター

会場は全国15都道府県東京・大阪

実施回数は4日程度10日程度

受験料は共通で25380円

 

TOEFLと同じで留学を視野に入れている人は対策してもいいかもしれませんが、受験料が高額なためこだわりがなければ英検やTOEICを受験する方がおすすめです!

アカデミック版とジェネラル版があり前者が学術的な内容、後者が一般社会生活の内容を中心に問題が作成されています。

留学などの際にはどちらの形式か指定されることが多いですが、日本の大学受験で活用するためには特に指定のない大学がほとんどですが、わざわざIELTSを選ぶ高校生は留学を考えている人がほとんどだと思うのでアカデミック版を選択することをおすすめします。

イギリス

 

[有効期限のない一生物の国際共通資格] ケンブリッジ英検

ケンブリッジ英検は名前の通り世界大学ランキングのトップに名を連ねるケンブリッジ大学のケンブリッジ大学英語検定機構が作成しているテストです。

日本の英検とは全く関係がありません。

スコア制ではなく各クラスにおける合否制ですが、各クラスの合格にはABCの3種類があり、受験クラスと合格レベルに応じたスコアも算出されるため、そのスコアを大学受験に用いる学校がほとんどです。

 

ケンブリッジ英検

ケンブリッジ英検も4技能のテストで5個(A1,A2,B1,B2,C1)のクラスがあります。

全国の主要都市で河合塾などが開催しています。

受験料は9000〜23000円程度で

各クラス年1〜2回開催しています。

2022年度の詳細はこちらを参照してください!

 

由緒正しい英語資格で国際的にも認められており、TOEFLやIELTSとことなり有効期限もないため魅力的な資格ですが、受験料も高額で会場も少なく受験が難しいため、大学受験で活用したい人は対策も難しいのわざわざ選ぶ資格ではないと思います。

将来英語教育の第一人者になりたいと考えている人は受けてみてもいいかもしれません。

ケンブリッジ大学

まとめ

 

さまざまな英語資格があってどれを受けたらいいのかわからない人が多かったと思いますがいかがでしょうか?

 

英検大学受験でしか使えませんが一番受けやすくて使い勝手のいい資格

TOEICは就活でも使うL&RだけでなくS&Wを合わせて使う大学もあるが、条件が合えば将来に向けていい対策になる

TOEFL/IELTS本格的な留学を考える人におすすめな試験

GTEC高校で受けて高得点が取れたなら使う

TEAP/ケンブリッジ英検特段な理由がなければ受けなくていい

 

というのが本記事のまとめです!

 

英語の検定試験と受験勉強を両立するのは難しいので、計画的に勉強をすすめてスコアを保有した状態で受験勉強をスタートできるようにしておきましょう!

 

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