こんにちは。武田塾巣鴨校です。
いよいよ１１月に入り、受験生のみなさんはさらに一層気合を入れて頑張っていることと思います。高２生のみなさんもそろそろ受験勉強をはじめないとなぁと考え始めている頃でしょうか！
さて、今回は受験勉強における１１月の重要性についてお話していきたいと思います。
受験の天王山というと、よく言われるのは夏休みだと思います。夏休みが天王山であることには間違いありませんが、それと同じくらい、もしかしたらそれ以上に大切になってくるのが１１月なのです。（ちなみに夏休みに頑張っているのは当たり前のことであって、そこで頑張っていない人は論外です。）
A判定でも１１月に手を抜くと受験に失敗する
みなさんの周りのお友達にもMARCHとかでA判定を取っている人はいるかと思います。「余裕なんだろうなぁ」と思うかもしれませんが、本当にその人が余裕だと思って手を抜くようになったら多分受験には失敗すると思います。
そもそも模試の判定通りに入試の合否が定まっていくのであれば、E判定からの逆転合格など起こり得ないわけであって、それが現実では起こっているということはA判定B判定の人でも落ちている人がいるからE判定でも合格する人が出るのです。
また、定期試験勉強でも同じだと思いますが、同じ時間を勉強するにしても、直前に詰め込んだ方が試験本番の時に記憶が残っているから効率的なはずです。それと同じ理論で、受験勉強も４月や５月の頑張りよりも１１月や直前期の頑張りの方が直接的に響いてくるというわけです。今までどんなに勉強していたとしても、この時期から手を緩めて忘れてしまったのでは入試に受かるはずがありません。
実際、ある程度しっかり勉強している層の偏差値５の差なんて簡単にひっくり返ります。すでに志望校で良い判定の出ている人は、特待生を狙う勢いで油断せずに最後まで頑張って勉強しましょう！
これまでちゃんと勉強してきたなら、E判定でも逆転合格は起こる！
これまでしっかり勉強を積み重ねてきた人ならE判定でもまだまだ逆転可能です。正しい勉強法でしっかり勉強してきたのに伸びない人は能力の問題ではなく、単にアウトプットが足りていないからだと考えられます。参考書や問題集、授業で行う勉強はインプットのものがほとんどです。
もちろんインプットすることが全ての受験勉強の前提となるのでしっかり行わないといけないのですが、インプットするだけでは難関大学に合格できる対応力は身に付きません。
インプットした知識を過去問演習等を通じてアウトプットし、そしてそこで明らかになった苦手なポイントをまたインプットする…この繰り返しで成績は伸びてくるし、難関大学への応用力も備わってきます。
そして、しっかりインプットができている受験生であればアウトプットは２カ月やれば十分に伸びてきます。
特にMARCHの受験生に多くみられますが、１０月の模試の時点ではまだインプットしかしていなかったため偏差値には反映されませんでしたが、１２月中旬からアウトプット形式の勉強に移行したことで驚くほど一気に伸びて、結果的には第一志望のMARCHへ合格する事例があります。
まだ結果が出ていない受験生も、「自分には能力がないのでは？」といった理由で諦めずに、最後まで自分が今までやってきたことを信じて頑張ってください！
そして焦ってむやみに過去問に取り組んだりせず、インプットするべき知識をしっかり完璧にしていく勉強を着実に行ってください！
１０月模試E判定からの逆転合格する受験生の特徴
◇夏休みの期間に頑張っている
◇暗記の勉強を疎かにしていない（基礎知識の習得を完璧に行っている）
◇毎回の宿題を完璧にこなしている
◇覚えるだけではなく自分の言葉で説明するようにしている
◇メリハリをつけて勉強している（時間を効率的に使っている）
◇指導者の言うことを納得した上で素直に受け入れている
いくら逆転合格があり得ると言っても、今まで大して勉強してこなくてE判定なのに今からやれば全然間に合うなんていう都合の良い話はありません。なので夏休みも含めてこれまでしっかり勉強してきていることが重要になってきます。そして、勉強する内容も初めからレベルに合わない応用問題をやっていたり、理解することを意識し過ぎて暗記を疎かにしたりしているとその後の伸びはよくありません。また、暗記すると言っても単に暗記しているだけでは発展性に欠けるので、その用語や概念を（なんとなくでいいから）自分の言葉で説明できるようにしておくことが大切です。そして、だらだらと勉強せずにその日のやることが終わったら後の時間は遊んでも良いので集中して勉強しましょう。
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