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今回は「私大入試直前の勉強法」についてお話ししていきます。
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私立大学入試に向けてやること３つ！
いよいよ私立大学の一般入試が始まろうとしています。私立大学を第一志望にしている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は私立入試に向けた最終調整の仕方について３つの項目に分けて話していきたいと思います。
〜其の壱〜 過去問を解くべし
まずは志望校の過去問を解きましょう。
このときに注意して欲しいのは、
「直前期は過去問を解くだけでいい」で終わらないことと
10年前の過去問とかをやらず直近の過去問に取り組むということです。
入試を直前に控える受験生の中には、もう過去問しかやる事がないと勘違いしている人がいます。
しかしながら過去問を解くだけで力をつけていくというのはなかなか難しいです。
では、過去問を解くことに何の意味があるのだろうと思った人もいるでしょう。
過去問は、自分の勉強すべきところを洗い出すために解くのです。
どういうことかと言うと、
自分が受験する年に過去問と全く同じ問題が出ることは絶対と言っていいほど無いでしょう。
ですが同じ問題は出ないとはいえ、出題形式や出題パターンはほとんど同じ場合が多いです。
例えば、「〇〇大の数学は大問４問構成で、場合の数・確率が出題されがち」とか「△△大の英語は文法の独立問題が全体の2割もの配点を占める」だとか。
そういった出題傾向を分析したうえで、自分が抱えている苦手な分野のうち改善の必要性が高い分野を見つけることが求められます。
過去問を解く中で大幅に点を落としがちな分野はそのうちの１つでしょう。
不得意な分野ではなくても出題頻度の高い分野であると分析したものは、より高得点を目指すことが必要になってきます。
では、それらの改善の余地が大きい分野を見つけて、その改善のためにはどういった勉強をすべきでしょうか。
〜其の弐〜 参考書で弱点を潰すべし
志望校の過去問分析を通して見つけた必要度の高い勉強を参考書を使って行います。
その自分の弱点とも言える分野は「広く浅く」ではなく「ピンポイントに」勉強するようにしましょう。
参考書は新しいものではなく今まで使ってきたものを使いましょう。過去に積んできた勉強内容とリンクさせることにより、よりパワーアップさせることができます。
新しい参考書に手を出すと、今までやってこなかった範囲や解法などに触れることになり、使っていた参考書と違うことも頭に入ってきて多くの情報に混乱してしまいます。一つのものにしぼって勉強したほうが集中できて頭の中も整理しやすいです。本番で未履修の範囲から出題されたらどうしよう！とか考えてもどうしようもないです。
直前期に新しいものに手を出して勉強してきた範囲で点を落とす方が恐怖です！！
ここで注意が必要なのは、残された短い期間で急に成長するのが難しい分野もあるということです。そのため、自分が今何を勉強すべきなのかはしっかり判断する必要があります。
英語を例にとって勉強の優先順位の高いものは、
◎ 単語や熟語などの語彙力、文法力
○ 和訳問題などの解釈力、英作文対策
× 長文問題
です。
長文問題は短期間で伸ばすのは難しいので、説明問題（記述）にピンポイントで絞るなどして工夫して勉強しましょう。
〜其の参〜 受験当日を想定した生活に切り替える
本番で高得点を取るための勉強をしても、本番でその力を発揮できるようにならなければ意味がありません。
本番で100％実力を発揮できるようなタイムスケジュールを紹介します。前日だけでも本番を想定したリハーサルを実施しましょう。
ここで一つ質問をします。
入試本番、試験は夜にありますか？
この質問に「はい」と答えた人には、次に紹介するタイムスケジュールが参考にならないと思います。すみません！
では、「いいえ」と答えた99.9....%の受験生の皆さんは次のタイムスケジュールを参考にしてみてください！
6:00 起床
6:30 朝食 バランスの良いものを食べましょう。
8:00 勉強 試験本番の時間割に合わせた科目を勉強。
12:00 昼食 昼からの勉強に備えて食べ過ぎないように。
13:00 勉強 試験本番の時間割に合わせた科目を勉強。
17:00 当日の準備（前日のみ） 夕食までの自由時間でリラックスしているうちに行いましょう。
19:00 夕食 メニューは胃にもたれないものにしましょう。
20:00 入浴
21:00 勉強 前日最後の勉強なので最終確認程度で終わらせる。
23:00 消灯 眠れなくても横になって目を瞑る。
朝昼で行われる入試本番で実力が発揮できるように朝型の生活リズムに調整しておきましょう。
あとは自分が今までやってきた勉強に自信を持つのみです。
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