【英文法】正しい勉強法を身につけましょう【武田塾　富士校】

皆さんこんにちは！武田塾富士校の広瀬です。

本日は英文法の参考書についてのブログです。

富士市内の高校では、
『Bright Stage』
『Next Stage』
『Vintage』を使用していることが多いと思います。

英文法の参考書は正しく活用しないと
まったくの無駄知識になってしまうので、
正しい活用法を理解して取り組みましょう。

 

 

『Bright Stage』、『Next Stage』、『Vintage』はどんな参考書？

参考書の内容

『Bright Stage』も、『Next Stage』も、『Vintage』も
英文法についてジャンルごとに、過去問を交えながらまとめている参考書です。

1冊で大学受験の基礎から、難関大学まで幅広いレベルの文法知識を身につけられます。
逆に、中学～高校の基礎英文法が身についていない人には難しい参考書になります。
もし難しいと感じたら、『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎編』など、
よりやさしい参考書から勉強するようにしましょう。

それぞれの特徴と違い

『Next Stage』と『Vintage』は古くからのベストセラーで、
『Next Stage』は最新の4th Editionでも2014年に発刊、
『Vintage』は最新の3rd Editionで2018年発刊となります。
それもあって、両参考書ともに共通テストでは出題されなくなった
発音、アクセントの問題が収録されていたりします。

一方、『Next Stage』と同じ出版社の『Bright Stage』ではアクセントの問題が無くなり、
その分、英文和訳や英作文の問題が追加されています。

国公立2次や共通テスト対策が重要な人にとっては
『Bright Stage』が向いているようにも思えますが、あくまで文法書であって
和訳や英作に関しては、これ1冊で対策に十分と言える量ではないことは注意しておきましょう。

つまり、英文法の参考書としてだけ見れば、
その問題数や質的に『Next Stage』や『Vintage』も推せます。

学校で使っていて馴染んでいるものがあれば、他との違いを気にすることはありません。
学校教材として文法書を特に使っていなければ、
『英文法ポラリス』のシリーズもオススメです。

 

 

『Bright Stage』、『Next Stage』、『Vintage』の勉強方法

　×　間違った勉強法

やってしまいがちな間違った勉強法は、解答の丸暗記です。

学校の週テストなどで手っ取り早く点数を取ろうとして、
「100番の答えは①。」とか、「333番の答えはduring myだ。」と
答えを丸暗記してしまう人がいます。

これでは折角の暗記が、その場しのぎにしかなりません。

 

また、直感的に問題を解いて見直しをしないのも駄目です。
見直しをしないと、たまたま正解した問題や、理解があやふやな問題を
見過ごしてしまいがちなので、必ず解答の解説に目を通しましょう。

 

　〇　正しい勉強法

解答選択肢から番号で選ぶ問題は、全ての選択肢を吟味するようにしましょう。

例えば、
「問題文の時制がnowだから、未来形の選択肢①番は違うな。」とか、
「主語がKenだから、三単現で②番の選択肢が正解かも。」
といった感じで他の全ての選択肢にも目を通して解いていきましょう。

そして解き終わったら、右や下に書いてある和訳や解説を読んで、
自分の解答根拠が合っているか確認しましょう。

 

 

『Bright Stage』、『Next Stage』、『Vintage』の更なる活用方法

受験を意識して解く

解く時に受験を意識しておくと
自然と正しい勉強法が身についてくると思います。

「この問題は関係代名詞に何を当てはめるか聞いている問題だ。」とか、
「この順番で並べると熟語になる。」とか、問題の意図を意識することで、
インプットだけでなくアウトプットも可能です。

頻出イディオムは暗記してしまう

過去問から問題を選出した参考書なので、
問題文自体が頻出イディオムを含んでいることが多くあります。

これらの文法書を何周か繰り返して完璧にする場合は
頻出イディオムを暗記してしまうのも一つの手です。

 

2冊目に取り組む

例えば1冊目として『Bright Stage』を完璧にした後に、
『Vintage』へ移るのも有効です。

構成やレベルが似ているので
2冊目をアウトプット用として演習ドリルのように活用できます。

 

最後に

文法書を活用する重要性に気付いて、正しい勉強をしてくれると幸いです。

まずは1冊を完璧にしてみましょう！

武田塾富士校では8月31日まで「夏だけタケダ」という夏期講習を実施しています。

1カ月で1冊の文法書を完璧にすることも可能ですので、
少しでも興味を持っていただけたら無料受験相談にお越しください。
下記のバナーからお問い合わせいただけます。