武田塾が「ノート」の正しい使い方を教えます。

ノートをうまく活用することで、勉強の効率は大幅にアップ、改善します!皆さんはうまくノートを活用して勉強できていますか?ノートの使い方は勉強方法の基本となります。しかし、ノートを正しく使用できている方は少ない印象です。ノートの使い方にはコツやポイントがあり、それらを抑えるだけで、参考書の復習も学校の授業での学習も大幅に効率が上がります。一方で、ノートを正しく使えていないと、勉強効率が下がったり、時間を無為に浪費してしまう原因となります。ただ、ノートの活用のしすぎにも注意が必要です。ノートにいろいろとまとめすぎると、どこが重要かわかりにくくなってしまいます。また、ノートにまとめる「作業」に満足してしまって、インプットやアウトプットの時間が減り、成績は上がりません。ここでは、ノートの使い方のポイントや実際の活用例を詳しく紹介していきます。

問題を解く時のノートの活用法

「本日初公開!ソムリエの勉強法」詳細動画①はこちら

みなさんは問題を解く時に、ノートを使用していますか?それともルーズリーフやコピー用紙などを使っていますか?また、ルーズリーフなどで解く方は、解いた内容をファイリングしたりしてきちんと残していますか?問題をどのように解いたかを残しておくことは、2回目、3回目の復習のときにかなり便利となります。そして、どこをどのように間違えたのかをきちんとまとめておくことが、再び同じ間違いをすることを防ぐために、非常に重要となります。同じ間違いを繰り返さないことは勉強において成績を上げるために必須です。

問題を解くとき、ノートを使う派?使わない派?

ずばり、問題を解くときにノートを使っても使わなくてもどっちでも大丈夫です。そして、問題を解いた紙すべてを保存しておかなくても構いません。その代わり、間違えた問題には重点を置き、復習をしっかり行いましょう。そして、復習時には、なぜ間違えたのかをしっかりと分析することが重要です。問題を解くときはノートに解いたすべての内容よりも、なぜ間違えたのかという部分のみが重要となり、後述する参考書への的確な書き込みが最重要となります。

ノートより参考書への書き込みが重要!

ノートやルーズリーフで問題を解いた後は解きっぱなしにせず、すぐに丸付けと復習をしましょう。そして、復習時には、参考書の解答、解説の方になぜ間違えたのかメモを残しておくと2周目、3周目のときの学習が捗ります。ここで注意すべき点は、問題の方には間違えた理由を書き込まないことです。問題に書くと、次回解くときのヒントになってしまうためです。問題の方にはチェックなどの印程度をつけて、1回目に解けたか解けていないか判別できるようにしておけば十分です。

イメージとしては、参考書をどんどん自分専用にカスタマイズしていく感じです。問題を見れば、印から自分が苦手な問題が分かって、解説を見ればどこで躓いているかや何が理解できていないかがすぐ分かるようになります。この方法によって自分に最適な参考書へ改良できるのです。

ミスをノートにまとめるべき?

「黒歴史ノート!?」詳細動画②はこちら

問題を解いたノート自体はあまり重要ではありません。勉強ではどこをなぜ間違えたのかが重要で、2回目、3回目で同じミスを繰り返さないことが大事です。そのため、参考書の解答、解説への書き込みがとても有用であることを紹介しました。ただ、参考書への書き込みだけでは、間違いが散在するうえ、教科や分野によって参考書も変わるため、包括的に復習することは難しくなります。そこで、ミスをまとめるノートも重要となってきます。ミスを教科別で1冊のノートにまとめることで、重点的にミスだけを復習できます。ただ、まとめ方や分量などにもポイントがありますので、活用例などを交えて紹介していきます。

ミスをまとめた「黒歴史ノート」

勉強では一度犯したミスを繰り返さないことが非常に重要となり、同じミスを防ぐことが成績をあげるための近道となります。そこで重要となるのは、ミスをリストアップしてミスの分析や正しい答えをインプットする作業です。この作業の効率を挙げる役割を担うのがミスをまとめたノート、ずばり「黒歴史ノート」です。

黒歴史ノートの活用例

黒歴史ノートは教科ごとで作成し、1つのミスに対し、日付とタイトル、間違えた要因を記しましょう。ここで注意すべき点は、導出方法すべてを事細かに書くのではなく、要点やポイント、導出の方針、アイディアなどをコンパクトにわかりやすくまとめることです。このようにすることで、類似問題にも柔軟に対応できるうえ、応用力も身に付きます。また、黒歴史ノートには軽いミスもどんどん書いていき、付箋を活用してミスを分類しましょう。付箋は理解していないミスの部分に着け、完璧に理解出来たらどんどん外していくスタイルをとると、効率の良いミスの復習が可能となります。

黒歴史ノートの効力

模試やテストでは、みな同じような間違いやミスをします。そして、軽くスルーしたミスほど、本番や試験で良く問われるものです。「以前間違えた問題であることは分かっていても、どこをどう間違えたかや解き方までは覚えていない」みたいな経験は、誰しも一度は経験したことがあると思います。試験では、みんながスルーしがちなミスから出題されるものなのです。そこで、黒歴史ノートの出番です。黒歴史ノートには、今までの細かなミスまでもがまとめてあります。付箋のついた部分を重点的に学習し、完璧に理解することで、同じミスを防げ、周りと差を付けることがきるのです。黒歴史ノートは意識的に復習できる機会にもなるうえ、復習のモチベーションアップにも繋がり、非常におすすめな復習法です。定期的に黒歴史ノートを見直して、復習を効率化しましょう。

学校のノート作りはムダ!?

「そのノート作りで賢くなっていません!!」詳細動画③はこちら

学校の授業、特に、古文や漢文、英語の授業では、原文やその訳をノートに書いたりする「ノート作り」が義務付けられていたり、推奨されていることも多いと思います。しかし、ノート作りには注意が必要です。ずばり、注意すべき点は、ノートに写す作業は1ミリも頭が良くならないうえ、達成感だけはあって自己満にしかならない点です。

ノート作りの悪循環

学校のノート作りなどをする際、色ペンなどをいっぱい使ったり、綺麗に書き写したりしていませんか?学校のノート作りは勉強ではなく、単なる作業です。作業なので頭はあまり使われず、1ミリも賢くなりません。ただ、「勉強に関する内容を映しているという1点のみ」から、勉強をしているという錯覚や勘違いだけが生じ、根拠のない達成感が生じているのです。そして、ノートを作ることに満足し、内容理解やインプット、アウトプットなどの本当に重要な部分が蔑ろにされがちです。これがノート作りの悪循環です。

脱ノート作り

まず、ノート作りは作業であり、勉強でないことを理解することが重要です。何時間もかけて頑張って行うノート作りであっても、PCならコピペで一瞬で終わる単なる1処理です。ノート作りは勉強でないことを理解し、インプットやアウトプットなどに重点を置きましょう。ノート作りをするとしても、要点だけを見やすくまとめることに努め、解いたり覚えたりする時間を多く取るようにしましょう。

最後に

今回は「ノート」をテーマに取って、問題の解き方や復習法、ノート作りについていろいろ紹介しました。勉強ではノートを正しく使うことで、学習や復習がさらに捗ります。ただ、ノートの多用や誤った使い方は逆効果を生みます。上記で挙げた勉強法やノート活用法を参考にして、自分にあった勉強法を試行錯誤して模索していってください。