コラム

一人で勉強するのとみんなで勉強するのはどちらが効率的?

2020年09月25日(金)

皆さんはいつも一人で勉強していますか?
それとも、友達で集まってみんなで勉強していますか?

受験生なら誰しも、「勉強は一人でするのとみんなでするのではどちらが効率的か」気になったことがあるかと思います。

そこで今回は、勉強は友達とやった方が良いのかどうかについて武田塾が詳しく解説していきたいと思います。

勉強方法にお悩みの方はぜひご覧ください。

一人で勉強するメリットは?

自主学習

まずは、一人で勉強するメリットからご紹介します。

基本的に勉強は一人でする時間の方が多いかと思いますので、しっかりと特徴を確認しておきましょう。

メリット①集中して勉強できる

一人で自分の勉強だけに専念できるため集中できるのは一人で勉強するメリットと言えるでしょう。

友達と勉強していても集中できますが、仲の良い友達だとおしゃべりをしてしまったりして気が散ってしまう可能性があります。

特に、英単語の暗記など友達と勉強する意味の薄いものに関しては、一人の時間を作ってコツコツ勧めたほうが圧倒的に効率的に勉強ができます。

メリット②自分のペースで勉強できる

周りの進捗を気にせず、自分がしたい勉強を好きなだけできるというのも一人で勉強するメリットです。

友達と勉強していると、どうしても「他の人より遅れているのが嫌だな...」と進み具合を比べてしまいがちです。

そういったことに気を取らないのが一人で勉強する良いところです。

他には、「数学は何時から何時まで勉強する」といったように自分の勉強計画がきっちり定まっている人も一人で勉強した方が良いですよね。

特に苦手科目などは理解できるまで時間をかけてゆっくり進めた方が良いので、苦手科目や全く新しい範囲に挑戦する時は一人でやってみる方が良いかもしれません。

メリット③いつもの環境で勉強できる

いつも自分が勉強している環境で、いつも通り集中して勉強できるのも一人で勉強する良いところです。

友達と勉強するとどうしてもいつもと違った環境で勉強しなくてはならないことも多く、そのせいで気が散って勉強できないこともあるかもしれません。

一人なら慣れた環境で勉強でき、休みたくなったら人の事を気にせず休むこともできます

みんなで勉強するメリットは?

勉強をする学生たち

一人で勉強する場合は集中できるのが主なメリットでしたが、みんなで勉強するときでもやり方次第では集中して勉強できます。

それぞれのメリットをよく理解しておくことが大切です。

メリット①お互いに集中して勉強ができる

みんなで勉強する場合では、お互いにおしゃべりなどをしないように気をつければ集中して勉強することができます

特に、他の人が一生懸命勉強していると「自分も頑張らなきゃ」と刺激になるので、一人で勉強するよりもかえって集中できるかもしれません。

勉強中にスマホをいじったりしないようお互いに注意することもできるため、勉強意欲の高い友達とならみんなで勉強するほうがおすすめです。

メリット②お互いに教えあえる

みんなでする勉強の良いところは、やはりお互いに教えあえるという点が大きいのではないでしょうか。

わからないところがあれば、直接気軽に解き方を聞くことができます。

みんなで担当分野を分けて教え合えば、一人で勉強するよりもかなり効率的に理解を進めることができるでしょう。

また、他人に何かを教えると自分がその内容をしっかり理解しているかの確認にもなるので、実は教えている側にもメリットになるのが良いところです。

メリット③お互いに励ましながら勉強でき、孤独にならない

受験期はストレスで精神的に辛いことも多いかと思いますが、友達と勉強することでそういったストレスを軽減できるというメリットもあります。

特に浪人生の場合は人と話す機会がどうしても少なくなりがちで、その分ストレスを溜め込んでしまいがちです。

友達と勉強していると同じ悩みを共有できたり励まし合ったりできるので、そういった点でも友達の存在は重要です。

必ずしも友達と勉強する必要があるというわけではありませんが、同じ志望校の友達を一人くらいは作っておくと良いかもしれません。

結局一人とみんな、どっちの方が効率的?

では、一人で勉強したときとみんなで勉強したとき、どちらの方が効率的に勉強できるのでしょうか。

みんなの方が効率的な場合もある、けど基本は一人で勉強すべき!

例えば、苦手な分野を教え合ったりする場合に限って言えば、みんなで勉強していた方が効率は良いでしょう。

しかし、受験で合否を決めるのはどれだけストイックにコツコツ勉強できたかどうかなので、基本は一人で集中して勉強できるようにするべきです。

そのため、短時間でわからないところを聞くのはとても良いことですが、それ以外は一人で勉強しても効率はさほど変わりません。

特に、勉強のはずが途中からおしゃべりをして時間を潰してしまうのは最悪で、全く意味が無くなってしまいます。

まずは一人で最大限効率良く勉強できるように努力し、その上でわからないところを教え合うような勉強法を目指してみてください。

みんなで勉強する時は友達選びも大切

一緒に勉強する場合でも、おしゃべりをしたりせずお互いにサポートし合えるような友達を誘うことも大切です。

向上意欲の高い友達となら勉強効率もアップするため、みんなでの勉強が成功するかどうかは一緒に勉强する友達次第と言っても過言ではありません。

ただし、友達を合格できなかったときの言い訳にすることだけは絶対にやめましょう

みんなで勉強しても成績が上がらないな、と思った時は潔く一人での勉強に切り替えることも重要です。

おすすめの一人で勉強・みんなで勉強の使い分け

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ご紹介してきたように、一人で勉強する場合とみんなで勉強する場合はそれぞれメリットがあります。

また、それぞれの場合でおすすめの科目も違うので、状況によって使い分けることで勉強効率を更に上げることができるようになります。

一人で勉強するときにおすすめの勉強方法・科目

一人での勉強でおすすめなのは”暗記科目”です。

暗記科目では友達同士で教え合うこともほとんど無いので、英単語や社会など暗記科目に関しては一人でコツコツ進めていきましょう。

また、新しい分野を勉強するときはすぐに友達に聞きに行かず、一旦新しい範囲全体を勉強してみるようにしましょう。

基礎なら一人でも理解できる簡単な部分も多いですし、一度勉強してみることでわからない部分を洗い出すこともできます。

みんなで勉強するときにおすすめの勉強方法・科目

逆にみんなで勉強する時は数学のような問題を解くタイプの科目がおすすめです。

数学や理系科目は一人で悩んでもなかなか理解できない部分もあるので、そのような科目は教え合いながら勉強するのも良いでしょう。

また、一通り勉強した範囲の中でわからなかった部分をメモしておき、友達と勉強するときに聞けるようにすると効率よく勉強できます。

一人で勉強・みんなで勉強まとめ

いかがでしたでしょうか。

このように、一人でする勉強にもみんなでする勉強にもそれぞれメリットがあります。

みんなでする勉強はわからない部分を教え合えるのが主なメリットですが、それ以外は基本的に一人で勉強した方が効率良く勉強できます。

それぞれの特徴をしっかりと理解し、わからない部分だけ教え合うようにするなど、一人でする勉強とみんなでする勉強を上手く使い分けていきましょう。

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