コラム

塾の宿題が多すぎて終わらない!やる意味はある?適切な量は?

2017年12月18日(月)

毎日の学校の授業、部活動、塾、家庭学習と受験生の皆さんにはやるべきことがたくさんあります。

大学受験を成功させるためには忙しい毎日の中でも受験勉強の時間を確保しなければいけませんが、なかなか難しいですよね。

特に帰宅後の家庭学習の時間を圧迫するのが、塾や学校から出される大量の宿題や課題です。

そこでこのページでは、「塾の宿題が多すぎる」「宿題が終わらない」と悩んでいる生徒さんに向けて宿題の適切な量と宿題への向き合い方について紹介していきます。

塾の宿題は多すぎる?睡眠時間が取れない人も

勉強をする女性

塾の宿題の量は通っている塾によって異なりますが、中には宿題が多すぎてそれをこなすだけで家庭での学習時間が終わってしまうという人もいるようです。

また、日々の生活に追われて塾の前日まで宿題が終わらないなど、睡眠時間を削ってしまう方もいるでしょう。

この項目では、受験生が家庭学習に使える時間を踏まえたうえで塾での宿題の適切な量や睡眠時間を削って宿題をすることのデメリットについて解説していきます。

塾の宿題の量が多すぎると感じている方はぜひ参考にしてみてください。

受験生が家庭学習に使える時間

部活をしている受験生の場合、18~19時頃に部活が終わり、24時に就寝すると考えると平日の家庭学習に使える時間は約2~4時間

部活をしていない受験生の場合は、平日だと4~7時間の家庭学習を行うことが出来るでしょう。

受験生にとって自由時間は限られており、その時間をどのように使うかが大学受験の合否を左右します。

しっかりと集中して効果的な学習を積み重ねるためには、終わらない宿題について対策をとるなど、時間の使い方をどうすべきか自分で考える必要があるのです。

塾の宿題が多すぎると感じる理由

限られた家庭学習の時間を圧迫するのが、塾や学校で出される宿題です。

それぞれの教科の先生一人ひとりが出す宿題の量はそこまで多くなくても、複数の教科から宿題が出されたり学校と塾での宿題が重なることで「宿題の量が多すぎる」「宿題が全然終わらない」という状態になることがあります。

学校で出される宿題はクラス全員一律で同じ量のため、塾での宿題は本来生徒さん一人ひとりの学習状況に合わせた量にするべきです。

しかし、集団授業の塾やもともと宿題の量が多い塾などそれぞれの学習状況に合わせることが難しい塾だと宿題の量を調整できないため、「宿題が多すぎる」「終わらない」など宿題の量に悩む生徒さんが出来てしまいます。

塾の宿題で睡眠時間が取れない人も

学校の宿題がそもそも多い生徒さんだと、塾の宿題までたくさん出されるとなると時間が足りず宿題が終わらないといった事態に陥ってしまいます。

「学校・塾の宿題に加えて受験勉強を進める必要があるため、睡眠時間を削って勉強している人も多いのではないでしょうか?

しかし、睡眠時間を削ってしまうことは勉強に取り組む集中力を減らすことに繋がります。

睡眠時間を減らして宿題をすることは長期的に見るとデメリットのほうが大きくなってしまうため、多すぎる塾の宿題への対策としては別の方法を探したほうが良いでしょう。

多すぎる塾の宿題の対策方法

沢山の本に囲まれて頬杖をつく女性

先程の項目では家庭での学習時間に対して塾での宿題が多すぎると感じる理由を説明しました。

この項目では、「塾の宿題が多すぎる」「受験勉強をしたいのに宿題が終わらない」と悩んでいる方に向けて、どのような解決方法があるかを紹介していきます。

限られた家庭学習の時間の中で塾の宿題を終わらせて受験勉強をしっかりと進めていくために、これらの方法を試してみてください。

多すぎる塾の宿題の対策方法①宿題の量を把握する事から始める

帰宅してすぐに宿題に取り組む人が多いですが、闇雲に始めるのではなくまず宿題の量を把握することから始めましょう。

どの教科からどのくらいの量の宿題が出ているか、いつまでにやらなければならないかを把握するために、書き出してみるのがおすすめです。

書き出してみることで意外とスケジュールに余裕があると分かるかもしれませんし、やはり多すぎると感じる場合でも全体の量と期限を把握することで計画的に宿題を終わらせることが出来ます。

宿題は日々増減するため、ホワイトボードや付箋などで管理するのがおすすめです。

多すぎる塾の宿題の対策方法②学習計画を立てる

大学受験の長期的な学習計画を立てている人は多いですが、宿題をこなしつつ受験勉強を進めるための短期的な学習計画まで立てている人は意外と少ないです。

1日のスケジュールを書き出し、確保できる学習時間を計算したうえで、その中に宿題と受験勉強の時間をバランスよく組み込みましょう。

注意点としては、睡眠時間を最低7時間以上確保することと、宿題を終わらせるのが期限ぎりぎりにならないように少しゆとりを持った計画を立てることです。

また、計画を実行したあとはに、最初に立てた計画の振り返りをすることで、自分がその宿題をどれくらいで終わらせられたのかを何となく把握することができ、次に作る学習計画の精度が上がります。

多すぎる塾の宿題の対策方法③スキマ時間を使ってみる

自分の1日のスケジュールを把握すると、通学・通塾中に電車やバスに乗っている時間や授業の休み時間、帰宅後にダラダラしている時間などのスキマ時間があることに気づくかと思います。

もちろんスマホを触ったり友達や家族と話したりといった息抜きは受験生に必要なことですが、その時間の中の何分かを宿題をやる時間にあててみるのはどうでしょうか?

通学・通塾中の電車・バスなどは「あと何分で降りる」とタイムリミットが決まっているため案外宿題が捗りやすかったりもします。

自分のスキマ時間を有効活用することで、塾の宿題の量が多すぎると思っている人でも無理なく宿題を終わらせられるかもしれません。

多すぎる塾の宿題の対策方法④塾の自習室を活用する

塾・学校の宿題を行うときは、塾の自習室を活用してみるのもおすすめです。

自宅で宿題をしていると、特に制限時間が無く人の目も無いためだらだらと宿題に取り組んでしまったり、ついスマホが気になってしまったりと集中して宿題に向き合うことが難しい場合もあります。

塾の自習室であれば他の生徒さんも勉強に集中していますし、スマホやテレビ、食べ物などの誘惑が少ないため短時間でもしっかり集中して宿題に取り組むことができるでしょう。

宿題をしていて分からないことがあったらすぐに塾の先生に質問しやすいということもあり、塾の自習室は宿題をするのに最適な環境です。

多すぎる塾の宿題の対策方法⑤塾の先生に相談してみる

学習計画をしっかり立てたりスキマ時間を使ってみても学校・塾の宿題が多すぎてつらい方は、塾の先生に相談してみるのもよいでしょう。

学校の宿題はクラスに一律で出されるものなので自分一人だけ量を調整してもらうことはできませんが、塾の宿題であれば融通してもらうことが可能な場合もあります。

特に個別指導・少人数指導の学習塾であれば宿題の量を調整してもらいやすく、合わせて自分の普段のスケジュールや学習計画についてもアドバイスをもらえるかもしれません。

宿題の量についての相談はなかなか言い出しづらいかもしれませんがきっと親身に対応してくれるはずなので、塾に通ううえで宿題の量が多すぎると感じる人は早めに塾の先生に相談してみることをおすすめします。

多すぎる塾の宿題の対策方法⑥学校の宿題にはあまり時間をかけなくてもいい

宿題が多すぎて受験勉強になかなか時間を取れないと悩んでいる人は、「学校の宿題には時間をかけすぎない」と決めてしまうのもおすすめです。

そもそも学校の宿題はクラスの生徒さん全員に一律に出しているものであり、自分の今のレベルにピッタリ合っているわけはありません。

簡単な問題は時間をかけずにさっと終わらせ、難しすぎると思う問題は一旦解くのを諦めて空欄にしておいて、「次の授業や塾でどう解けばいいか質問しよう」くらいの気持ちで宿題に取り組むといいでしょう。

学校の宿題をまったくやらないのは成績悪化にもつながるためおすすめできませんが、そのために受験勉強が疎かになっていては本末転倒のため、自分にとって最適な時間のつ配分を決めることをおすすめします。

塾の宿題が多すぎる場合塾を変えるのもあり

本を持って振り返る女子学生

今までの方法を全部試してみてもやっぱり塾の宿題が多すぎると感じる場合は、塾を変えてみるのも有効な選択肢の一つです。

塾には合う・合わないがあり、宿題の量がたくさんあったほうがやる気が出るという人もいれば、自分である程度計画が立てられる人など、塾はあくまでも受験勉強のサポートとして活用したいから宿題が少ない方がいいと感じる人もいるはずです。

塾の先生に相談しても塾の宿題の量がなかなか変わらない場合やそもそも集団授業の塾で宿題の量について相談できないという場合は、塾を変えることで今の苦しい状況を打開することができるかもしれません。

塾を変えるなら個別指導塾・映像授業塾がおすすめ

塾を変える場合におすすめなのが、個別指導の塾や映像授業の塾です。

個別指導の塾の場合は比較的に宿題の量を相談・調整してもらいやすいですし、映像授業の塾はそもそも宿題を出されないことも多いです。

ただし、宿題が完全に無くなってしまうと強制力が無くなって学習へのモチベーションを保てなくなってしまう人も多いため、自分の特性をよく考えたうえで塾選びをするようにしましょう。

また、塾の宿題が無くなって空いた時間は遊ぶ時間ではなく自分の受験勉強のために使う時間であるということも忘れないようにしてください。

武田塾なら受験勉強のための宿題を自分のために考えてくれる

武田塾では宿題をたくさん出しますが、その宿題はすべて生徒さんが志望校に合格するために武田塾が立てる学習計画に沿ったものであり、受験勉強に直結するものです。

そのため、塾の宿題が多すぎるから受験勉強ができない・終わらないといった事態にはなることはありません。

また、武田塾では生徒さん一人ひとりの普段のスケジュールを確認したうえで宿題を出してくれるため、宿題の量が多すぎて終わらないということにはなりにくいてすし、もしそうなった場合も先生とのすり合わせが可能です。

その他にも学習への取り組み方や効率的な勉強の仕方もおすすめしてくれるなど多くのメリットがあるため、塾の宿題が多すぎるとお悩みの方はぜひ武田塾への入塾を検討してみてください。

塾の宿題は多すぎる?終わらない宿題の対策方法は?

この記事では、塾の宿題が多すぎる・終わらないと困っている人のために塾の宿題についてどう終わらせたらよいかの対策方法を解説してきました。

塾の宿題・学校での宿題により受験勉強がスムーズに進まないという受験生は多く、適切な対策が必要となります。

今の自分のスケジュールと宿題の量を把握して学習計画を立てることや学校の宿題には時間をかけないことなど様々な対策がありますが、どうしても宿題が多すぎる場合は塾を変えるというのも有効な手段です。

武田塾なら今の自分に必要な宿題の量・レベルを考えてくれるため、塾を変えようと思っている人はぜひ検討してみてください。

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