「勉強しなさい」は逆効果?子どもの勉強嫌いを克服する解決策は?

子どもが勉強しないとつい言ってしまう「勉強しなさい」という言葉ですが、実は「勉強しなさい」という言葉は子どものやる気を削ぐばかりで逆効果となってしまうのです。

子どもの勉強嫌いを克服するには「勉強しなさい」とこちらから言うのではなく、自主的に勉強できる習慣をつけてもらうことが大切です。

今回は、どうすれば自主的に勉強する習慣をつけて、勉強嫌いを克服できるのかをご紹介していきます。

「勉強しなさい」は逆効果?

積み重なった参考書

「勉強しなさい」という言葉は実際のところあまり効果が無く、子どものやる気を奪ってしまう逆効果な言葉だと言われています。

なぜ勉強しなさいと言ってはいけないのか、なぜこの言葉は逆効果なのか、その理由を見ていきましょう。

強制しようとすると人はやる気を無くしてしまう

人間は何かを強制された時、逆にやる気が全く無くなってしまいます。

これは心理学的にも証明されていて、「心理的リアクタンス」や「ブーメラン効果」などと呼ばれています。

これは、何かを強制されると自分が選択する自由が奪われたと感じてしまい、選択する権利を取り戻そうとすることで起こる現象です。

大人の方でも、このような経験のあるという方は多いのではないでしょうか。

そのため勉強しないからと言って無理やり勉強をさせようとしても、どんどん勉強嫌いになってしまうという悪循環が発生してしまい、完全に逆効果です。

子どものやる気を引き出すには、どうにかこの悪循環から抜け出す必要があるのです。

自主的に勉強する習慣をつけることが大切

こちらから勉強するように言っても逆効果なので、自主的に勉強する習慣をつけてもらうことが何よりも大切になります。

一度自主的に勉強するようになってしまえば、何も言わなくても勉強できるようになります。

まずは勉強が嫌なものだというイメージを払拭し、勉強の必要性を再確認してもらうことが重要です。

勉強嫌いを克服する方法は?

子どもの勉強嫌いを克服するためには、自発的な心を引き出すことが大切です。

今回は、そのための方法をいくつかご紹介していきます。

克服する方法①一旦様子を見る

「勉強しなさい」と言いたくなってもそれを我慢して、一旦様子を見てみるのが良いかもしれません。

親の立場から見て勉強が足りていないと感じている時は、お子さん自身も勉強不足を理解していることでしょう。

ここで「勉強しなさい」と言ってしまうと、「今勉強しようと思ってたのに」と更にやる気を無くしてしまうかもしれません。

まずは色々と言いたくなるのをグッと我慢して、子どもの自主性に期待してみましょう。

克服する方法②将来のことについて会話をする

受験勉強を控えている場合は特に、将来について一度話してみるのも良いかもしれません。

これからどこに進学して何になりたいのか、具体的に決まってくると必然的にどれくらい勉強すれば良いかがわかります。

すると「親から言われて」では無く「自分の将来のために勉強する」という目標ができるため、段々と自発的に勉強ができるようになります。

ただし、ここで気をつけたいのは子どもの意見を尊重するのを忘れないことです。

なかなかお互いの意見が合わないことも多いかと思いますが、あくまでも子どもが勉強するのは自分のためだと思ってもらう必要があります。

「勉強しなさい」という言葉が逆効果なのと同じ理由で、将来についても強制されていると感じさせないことが大切です。

克服する方法③勉強の楽しさを理解してもらう

勉強する楽しさを知ってもらうことも、子どもの自主性を育てるには効果的です。

勉強の楽しさには2種類あります。その2つとは

1.新しい知識をつけることの楽しさ
2.成績が上がることへの楽しさ

です。もちろん両方に楽しさを感じてもらうのが理想ですが、このうち親として関われるのは2の「成績が上がることへの楽しさ」が中心になってきます。

つまり、子どもの成績が上がったらそれに対してしっかりとリアクションを取ってあげることが大切ということです。

良い成績を取ったことを褒めてもらえれば、それだけ次のテストへのモチベーションも上がります。

そうした達成感が積み重なることで、段々と勉強に対する自主性は育っていきます。

克服する方法④勉強する時間を決めておく

お子さんと話し合っていつからいつまで勉強をするのか、勉強する時間をあらかじめ決めて約束しておくのも良いでしょう。

話し合って本人も納得したことなら、嫌でも勉強しないわけにはいきません。

最初は嫌々勉強していたとしても、毎日続けて勉強する習慣をつけていけば段々と勉強に対する嫌なイメージも薄れていきます。

注意の仕方にも気をつけて

勉強道具

ただ、どうしても勉強してくれないこともあることでしょう。

そんな時はどうにかして勉強して欲しいということを伝えなければなりませんが、その時にもいくつか注意点があります。

伝えたいことを明確にしてから話す

ただ言いたいことを言って怒るだけでは、お互いに嫌な気持ちになるだけで良いことはありません。

無計画に叱ってしまうと無駄に時間だけが長くなり、結局何が言いたいのかわからなくなってしまい逆効果になってしまいます。

ダラダラと嫌味のように話してしまわないよう、まず何を伝えたいのかを明確にしてから注意することが大切です。

他人と比較しない

注意する時に良くやってしまいがちな「他人との比較」ですが、これも絶対にやってはいけません。

他人と比較して注意をすると「自分は他人よりもダメなんだ」という先入観を持たせてしまうため、自主的に勉強をしてもらうには完全に逆効果です。

大切なのはあくまでも本人が勉強して成績を上げることなので、他人と比べることだけは絶対にやめましょう。

勉強嫌いを克服する方法まとめ

勉強嫌いを克服させるためには、「勉強しなさい」という言葉や勉強を強制するようなことは逆効果です。

強制するだけでは根本的な勉強嫌いの解決にはなりません。大切なのは自主的に勉強することなので、自主的に勉強できるように促すようにしましょう。

自主的に勉強してもらうための主な方法としては

1.文句を言うのをこらえて待ってみる
2.将来のことについて話し合う
3.勉強の楽しさを知ってもらう
4.勉強する時間を約束して決めておく

があります。今回ご紹介したこれらの方法を参考に、お子さんの勉強嫌いの克服を行ってみてはいかがでしょうか。

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