コラム

受験生からすると親はうざいもの?正しい受験時の向き合い方は?

2019年03月01日(金)

受験勉強中に、親から「勉強してるの?」「その志望校で大丈夫?」などと言われて、正直うざいと感じたことがある受験生も多いのではないでしょうか。

受験期はただでさえ不安やプレッシャーが大きい時期なので、親から勉強や進路について口出しされると、ストレスを感じてしまうこともあります。

しかし、本来親御さんは受験生の皆さんを後押ししてくれる大切な存在であり、子どもの大学受験や将来を心配する気持ちが含まれている場合も少なくありません。

本記事では、親とわかり合えない原因やうざいと感じる気持ちとの向き合い方、親を説得する際のポイントなどの対処法を解説します。

 

親とわかり合えない原因は?

親とわかり合えない原因

親から何か言われたときに、「どうして自分のことをわかってくれないんだろう」と感じたことがある受験生も多いのではないでしょうか。

私立大学も受けたいのに国立大学しか認めてもらえなかったり、自分なりに勉強を頑張っているのに「もっと勉強しなさい」と言われたりすると、親の言葉がうざいと感じてしまうこともあります。

親の言葉にイライラしてしまうときに、どんなすれ違いが起きているのか、親とわかり合えない原因を整理してみましょう。

現状を把握してもらえていないから

親とわかり合えない原因の一つに、自分の勉強状況や志望校への考え、今どれだけ頑張っているかを親が十分把握できていないことが挙げられます。

親は一番身近な存在ですが、塾や学校でどんな勉強をしているのか、どれくらいの時間を勉強に費やしているのかは、一緒に生活していても意外と見えにくいものです。

結果的に、自分の頑張りが伝わらないまま的外れな口出しをされてしまい、親をうざいと感じてしまうケースが多く見られます。

親世代と子世代で大学受験の状況が変わっているから

親世代が大学受験をしていた頃と今の大学受験では、入試方式や倍率・大学ごとの難易度が大きく変わっている場合があります。

親からすると「この大学は入りやすい」「この大学は難しい」というイメージがあっても、現在の受験生にとっては状況が異なることも少なくありません。

古い情報や思い込みをもとにアドバイスされると、受験生としては「今の受験をわかっていないのに口出ししないでほしい」と感じてしまうことがあります。

親の意見をすべて否定する必要はありませんが、大学受験の情報は年々変わるため、的外れに感じてうざいと思ってしまうのも無理はありません。

将来まで考えてくれているから

親が口出ししてくる背景には、「子どもには良い将来を歩んでほしい」という思いが根底にあります。

もちろん、その伝え方によっては「うざい」「プレッシャーになる」と感じてしまう気持ちも十分に理解できますが、これほどまで本気で自分の将来を心配してくれる大人は親くらいで、そう多くありません。

もちろん、心配してくれているからといって、きつい言い方や過度な口出しをすべて我慢する必要はありません。

ただし、親の言葉の背景には自分を大切に思う気持ちがあることも認識し、サポートに対する感謝の気持ちを持つ姿勢も大切にしていきましょう。

親がうざいと感じてしまう気持ちとの向き合い方

親がうざいと感じてしまう気持ちと向き合う

親のことをうざいと感じてしまうと、それと同時に「そんな風に思ってしまう自分は冷たいのかもしれない」と、自己嫌悪に陥ってしまう受験生も少なくありません。

親への苛立ちと自分自身への罪悪感が重なることで、受験期なのに余計にストレスが溜まってしまうケースも多く見られます。

ここでは、親を「うざい」という気持ちとどう向き合っていけばよいのか、具体的な方法を紹介していきます。

「うざい」と感じるのは自分が成長しているから

そもそも、親のことをうざいと感じられるようになったのは、自分の考えを持てるようになった証でもあります。

幼い頃は親の言うことを素直に受け入れていたのに対し、成長するにつれて「自分はこう思う」という意見が芽生えてくるのは自然な変化です。

うざいと感じる気持ちは、決してネガティブなものではなく、自立心が育っているサインだと捉えてみましょう。

「うざい」と思う自分を責めない

受験期は不安やプレッシャーが大きく、親の何気ない一言にも敏感になりやすい時期のため、親に対して「うざい」と思ってしまっても、自分を責めすぎる必要はありません

「親にそんなことを思ってはいけない」と無理に抑え込むと、かえってストレスがたまりやすくなります。

まずは、受験で気持ちに余裕がなくなっているからこそ、うざいと感じるのも今は仕方がないと、自分の気持ちをそのまま受け止めてあげましょう。

どうしてそう思うのかを言語化する

漠然と「うざい」と感じたままにしておくと、モヤモヤした気持ちがどんどん膨らんでしまうため、どうしてうざいと思うのかを言語化するのも大切です。

「勉強しているのに疑われるのが嫌なのか」「志望校に口出しされるのが嫌なのか」「休憩中に注意されるのが嫌なのか」によって、伝えるべき内容は変わります。

原因が明確になれば、親にどう伝えればよいかも見えてきますし、感情に振り回されにくくなるはずです。

親は親、自分は自分と割り切る

親の意見をすべて受け入れようとすると、受験生側の気持ちが苦しくなり、勉強にも集中しづらくなる場合があります。

親は親なりに不安や心配から言葉をかけてくれますが、実際に受験するのは自分自身です。

「心配してくれるのはありがたいけれど、決めるのは自分」というように、親と自分の役割を切り分けて考えることが大切です。

親の言葉を全部背負い込まず、線引きができるようになると、親の言葉に一喜一憂せず、自分のペースで受験勉強に集中しやすくなります。

しっかり感謝の気持ちは持つ

「うざい」という気持ちがあっても構いませんが、それとは別に、親への感謝の気持ちは忘れないようにしましょう。

反発したくなる気持ちと感謝の気持ちは、どちらか一方だけが本音ではなく、両方あるのが自然な感情ですので、反発したくなる気持ちと、感謝の気持ちは分けて考えましょう。

「うざいけど、いつもありがとう」というように、心の中で少し気分を切り替えてみるだけでも、不思議と気持ちが軽くなるものです。

完全に割り切れなくても大丈夫なので、少しずつ感謝の気持ちを持てるように意識してみてください。

正しい受験時の親との向き合い方は?

受験時の親との向き合い方

受験期の親との向き合い方は、親の考えを無理に変えることではなく、余計な衝突を減らし、勉強に集中できる距離感を整える視点が大切です。

親の不安を受け止めつつ、自分の勉強方針や休憩の理由を普段から言葉にできれば、親も状況を理解しやすくなり、必要以上の小言や衝突を減らしやすくなります。

ここでは、受験期における親との上手な向き合い方について、具体的に解説していきます。

自分の行動も見直してみよう

勉強しているのかと親に口出しされてうざいと感じたときは、一度立ち止まって自分の行動を振り返ってみることもおすすめです。

「学校で頑張っている」「塾で頑張っている」と自分では思っていても、親からすれば普段の家での姿しか見えていないため、つい心配から口出ししてしまう側面もあります。

明らかに受験勉強にとって不味い行動をしていないなら、無理に今の行動をを丸ごと変える必要はありませんが、一度振り返ってみると「これなら確かに親も口出ししたくなるよな・・・」と、気付けることもあるはずです。

特に親から信頼されていないと感じてストレスが溜まっている場合は、次のような対策も効果的です。

①休憩を「システム化」して宣言する

何も言わずに休憩に入ってしまうと、親には単に手が止まっているようにしか見えません。

「〇時まで休む」と休憩前に一声かけておくだけで、計画性を持って動いていることが伝わりやすくなります。

残り時間が分かるようにタイマーを机に置いておくのも、余計な指摘を防ぐのに役立つ工夫です。

②反論するより状況を説明する

感情的に「ちゃんとやってる!」と言い返してしまうと、かえって話がこじれる原因になります。

「さっきまで〇時間は集中してたから、少し頭を休ませてる」というように、状況を淡々と説明してみましょう。

「12時になったらまた次の教科を始めるから、それまでそっとしておいて」と一言添えるだけでも、印象は大きく変わります。

③休憩は親の目が届かない場所で

家族が集まるリビングなどで休んでいると、姿を見た親がつい何か言いたくなってしまうものです。

自室やベランダなど、親の視界に入りにくい場所を休憩スポットにしておくと、無用な口出しを避けやすくなります。

少し外の空気を吸いに出るのもよく、「5分だけ歩いてくる」と伝えておけば咎められることもないでしょう。

④親の不安は自分のせいだと思わない

親が信用してくれていないように感じても、それは自分の頑張りが足りないからとは限りません。

むしろ、我が子の受験に対して不安を抱え、親自身がうまく気持ちを処理できていないだけということも多いのです。

「今この人は一人で不安になっているんだな」と少し距離を置いて捉え、自分の頑張りは自分でしっかり認めてあげましょう。

一度話し合ってみよう

親が何を心配しているのか分からないまま反発しても、話し合いは感情のぶつかり合いになり、受験勉強に必要な改善点や伝えるべき事実まで見えにくくなります。

まずは感情的にならず、親が何に対して不安を感じているのかを冷静に聞いてみましょう。

親の心配が誤解から生まれている場合は、現在の進め方や今後の予定を説明するだけで、口出しが減る可能性もあります。

話し合いは勝ち負けを決める場ではなく、受験勉強に集中するための家庭内ルールを一緒に決める機会にするとよいでしょう。

第三者を入れて話し合うのもアリ

第三者に入ってもらう目的は、親を説得してもらうことではなく、志望校合格に必要な現状確認を客観的に進めることです。

親子だけで話すと過去の不満や反発心が混ざり、志望校や勉強方針の話題からズレやすく、冷静さを失いケンカになってしまうケースも多いので、第三者を挟んだ話し合いをおすすめします。

ただし、学校の三者面談では担任の先生が保護者側の不安に寄り添いやすく、受験生が本音を言いづらくなってしまう恐れがあります。

塾の講師や受験相談の担当者など、家庭とも学校とも距離がある第三者を入れると、親の不安と受験生の本音を分けながら整理しやすくなるはずです。

武田塾の無料受験相談に一緒に来よう!

受験の現状を親に分かってもらえず、悩みを一人で抱え込んでいると、受験勉強そのものへの集中力までどんどん削られてしまいます。

親との関係に悩んでいる方は、ぜひ武田塾の無料受験相談を活用して、親子で一緒に足を運んでみてはいかがでしょうか。

武田塾では、受験生本人が使っている参考書名や模試の個人成績表をもとに、受験のプロが第三者の客観的な視点から現在の状況を丁寧に整理し、今の入試制度や正しい勉強法について分かりやすく説明いたします。

親御さんが不安に感じている点や誤解している部分についても、根拠を持ってしっかりと解説するため、感情的にならずに納得してもらいやすくなります。

また、親子だけで話し合うとどうしても感情がぶつかってしまう場面でも、間に第三者が入ることで冷静に本音を伝えやすくなるというメリットもあります。

一人で悩みを抱え込まず、まずは親子で一緒に相談に来ていただくことで、お互いに納得できる受験の進め方がきっと見えてくるはずです。

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親を説得する際のポイント

親を説得する

親に自分の気持ちを分かってもらうためには、伝え方を少し工夫するだけで結果が大きく変わることがあります。

ここでは、親を説得する際に意識しておきたいポイントについて詳しく解説していきます。

気持ちのままに「うざい」と伝えない

どれだけ苛立っていても、感情のまま「うざい」とストレートに伝えてしまうのは避けた方がよいでしょう。

「うざい」と子どもから発せられたひと言によって親が傷ついたり、態度を硬くさせたりしてしまい、かえって話し合いが進みにくくなってしまいます。

伝えたいのは「うざい」という感情そのものではなく、「こうしてほしい」という具体的な要望であることを意識してみてください。

意見に理由をつけよう

「口出ししないでほしい」とだけ伝えても、親からすればなぜそう思うのかが分からず納得しにくいものです。

「今は自分のペースで進めたいから」「集中が途切れてしまうから」というように、意見には必ず理由をセットにして伝えましょう。

理由が明確であればあるほど、親も感情的にならずに、こちらの言い分を受け止めやすくなります。

お互いに納得できる提案をしよう

自分の主張だけを一方的に押し通そうとすると、親としても素直に受け入れづらくなってしまいます。

「勉強法は塾や学校と相談して自分で決めるけど、成績は毎回きちんと共有する」というように、お互いが納得できる提案を意識してみましょう。

歩み寄りの姿勢を見せることで、親も安心しやすくなり、結果として口出しも自然と減っていくはずです。

親に口出しされてうざいと感じている受験生によくあるお悩み

うざい親を持つ受験生に多い悩み

受験期は多くの受験生が精神的に不安定になりやすく、そんなときに親からのひと言が余計にストレスに感じられてしまうことは、決して珍しいことではありません。

ここでは、うざい親を持つ受験生からよく寄せられるお悩みについて、具体的な対処法とあわせてご紹介していきます。

親のうざい言動はできるだけ我慢すべき?

結論から言うと、すべてを我慢する必要はありません。ストレスを溜め込みすぎると、集中力が下がってしまい、勉強効率そのものが落ちてしまう可能性があります。

とはいえ、感情的に反発してしまうと親子関係がこじれてしまうこともあるため、「なぜそう感じるのか」を冷静に伝える工夫が大切です。

たとえば「口出しされると集中が途切れてしまうから、結果で示す時間がほしい」というように、自分の気持ちと要望をセットで伝えると、親も受け入れやすくなります。

親・塾・学校が別々のことを言ってくる…

進路に関しての意見が分かれている場合は、最終的に自分が後悔しないかどうかという視点で決めることが大切です。

ただし、学費を出してくれる親の意見に同意できない場合は、一方的に押し切るのではなく、お互いが納得できる着地点を一緒に探っていく姿勢も忘れないようにしましょう。

一方、勉強法については、基本的には通っている塾の方針を信じて進めるのがおすすめです。

ただし、勉強法や使用する参考書についてなど、質問に対する塾の説明が分かりにくいと感じているなら、これを機に転塾を検討してみるのも一つの選択肢です。

親に頑張っている姿を見せるために夜遅くまで勉強すべき?

親に頑張りをアピールしたい気持ちは自然なことですが、睡眠時間を削ってまで夜遅くまで勉強するのはおすすめできません

睡眠不足は翌日の集中力や記憶の定着を大きく下げてしまい、結果的に勉強効率そのものを悪化させてしまいます。

夜更かしで頑張りを見せるよりも、家にいる間のスキマ時間をどれだけ勉強に充てているかを、日常の中でさりげなくアピールする方が効果的です。

また、塾や学校でどれくらいの時間・内容を勉強しているかを具体的に伝えることでも、頑張っている姿は十分に伝わります。

親が受験を舐めてるアドバイスをしてくる…

親世代の受験経験をもとにした助言でも、現在の入試制度や受験戦略に合わず「舐めてる」と感じる内容なら、無理に従う必要はありません

舐めてる発言にどうしても我慢できない場合は、大学入試の方式や共通テストの変化、推薦入試の広がりなど「今の受験は昔とは事情が違う」ということを、落ち着いて丁寧に説明してみましょう。

それでも納得してもらえないときは、塾の先生や学校の先生など第三者から説明してもらうと、親も感情的になりづらく、話を受け入れやすくなります。

また、最近の受験事情をまとめたYouTube動画などを一緒に見せるのも、親の理解を得やすくするおすすめの方法です。

まとめ

受験期に親のひと言をうざいと感じてしまうのは、多くの受験生が経験する自然な感情であり、決して特別なことではありません。

感情を無理に消すより、親の不安と自分の考えを分けて整理し、必要な場面では理由を添えて丁寧に伝える姿勢が大切になります。

親子だけで解決しづらい悩みは、学校や塾などの第三者も頼りながら、志望校合格へ向けて勉強に集中できる環境を整えていきましょう。

「うざい」「うるさい」と思うなど、親との関係に悩んでいる受験生は、一人で抱え込まずに、ぜひ武田塾の無料受験相談にご相談ください。

受験のプロが親御さんとの橋渡し役となり、親子でわかり合いながら納得のいく受験を目指せるよう客観的に説明するので、気軽に最寄りの武田塾校舎を選んで予約してみてください。

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