コラム

学歴ロンダリングは就活に有利?メリットやデメリット・見解を解説

2018年06月05日(火)

学歴ロンダリングは、就職の際に少しでも有利になるように最終学歴よりもハイレベルの大学院に進学することです。

しかし、「ロンダリング」という言葉で揶揄されることによって世間一般の意見はあまりよろしくない印象になってしまいます。

そこでこの記事では、そもそも学歴ロンダリングとは具体的にどのようなものなのか、またそのメリット・デメリットを考えながら武田塾的な学歴ロンダリングに関する見解を紹介していきます。

実際に大学院進学を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも学歴ロンダリングとは?

学歴

皆さんは【学歴ロンダリング】と聞くとどのような印象を持ちますか?
何となく世間体を気にした行為で、バレると良くないこと…と思うかもしれません。

高校を卒業後大学への進学を考えている皆さんのほとんどは、大学卒業後の就職を考えて志望校選びをすると思います。

その際にできるだけ良い企業に就職するためにも、履歴書に書く大学のレベルや偏差値を気にするのではないのでしょうか。

しかし、言うまでもありませんが誰もが第一志望の大学に行けるわけではなく、大学受験に失敗した際に「学歴コンプレックス」を感じている方も少なくありません。

そのような方に需要があるのが、今回解説する【学歴ロンダリング】です。

学歴ロンダリングの語源

学歴ロンダリングとは、もともと資金洗浄の【マネーロンダリング】をという言葉をもじったスラングで、主に最終学歴をより良いものにするために、大学・専門学校卒業後にその学校よりもレベルの高い大学院に進学することを指します。

また、「学歴ロンダ」や「院ロンダ」と略され、最終学歴をより良いものにするために「最終学歴をごまかす」というネガティブな意味合いで使われることも多いです。

学歴ロンダリングの目的

レベルの高い最終学歴を残すことによって、就職や転職の際に有利に進めるというのが一般的な学歴ロンダリングの目的となります。

国内だけに限らず、大学卒業後に海外の大学院に入学して修士課程や博士課程を修了することも学歴ロンダリングに該当します。

例として、「MARCH大学卒業後、東京大学大学院に進学する」など、大学受験に失敗して学歴コンプレックスを抱いている人が学歴ロンダリングをするイメージがありますね。

学歴ロンダリングのメリットとは?本当に就活に有利なのか

メリットの文字を掲げる人形

学歴ロンダリングはネガティブワードとして世間に浸透しているのが事実ですが、実際に学歴ロンダリングは就活に有利なのでしょうか?

最終学歴をよりレベルの高いものにすると、以下のようなメリットが挙げられます。

・大学試験に比べて入試の負担が少ない
・推薦面接、採用の機会が増える
・企業によっては就職・転職の際に有利になる

各メリットについて詳しく掘り下げてみましょう。

メリット①|大学試験の入試の負担が減る

まず、大学院の入学試験は一般的な大学入試に比べて受験者数も科目数も少ないため同じ難関校でも、大学院の方が入りやすい場合があります。

また、大学院によっても異なりますが、数か月~1年弱あればしっかり対策ができるくらいの試験内容なので大学受験に比べて対策が立てやすいという利点があります。

比較的短期間の対策で合格できるにもかかわらず、その学歴で就職活動の際に得られるアドバンテージを考えると、学歴ロンダリングを考える学生さんが一定の割合で居る理由が分かりますね。

メリット②|推薦面接・採用の機会が増える

学歴ロンダリングを行うと、進学した大学院の推薦面接を受ける機会が増えることになります。

例えば旧帝大の大学院に進学すれば企業からの推薦面接が多く用意されており、それだけ採用のチャンスも増えますよね。

卒業した大学よりも就職先の幅が広がる利点を存分に活用できるのは、学歴ロンダリングの大きなメリットと言えます。

メリット③|企業によっては就職・転職の際に有利になる

学歴ロンダリングをしたからといって、いわゆる学歴フィルターに引っかかるということもなく、企業が見るのはあくまでも最終学歴なため学部から高学歴大学に通っていた人と同等に就職活動をすることができます。

卒業した大学では難しかった就職先でも、学歴ロンダリングによって進学した大学院の方なら就職できる確立が高まるのは非常に有利ですね。

学歴ロンダリングにデメリットはあるの?

デメリットの文字を掲げる人形

学歴ロンダリングのデメリットと考えられる部分は、具体的に以下のような点が挙げられます。

・世間の評判
・授業料・学費がかかる
・就職の際のコネはほとんどない

学歴ロンダリングのデメリットも合わせて確認しておきましょう。

デメリット①|世間の評判が良くない

学歴ロンダリングという言葉自体が楽して良い最終学歴を得ようとしている人を揶揄している響きがあることから、世間一般の評判はあまりよろしくありません

「マネーロンダリング」のように、「これまでの学歴を最終的に良いものでごまかす」と言った意味で揶揄されてしまうからです。

実際に卒業した大学のランクが低いと言われる所でも、学歴ロンダリングによって最終学歴をひっくり返すこともできることから、「ずるをしている」とネガティブなイメージが付いてしまうのは実際にあるのが現状です。

学歴ロンダリングのイメージが未だに良くないことから、進学先の大学院でも偏見によって人間関係の構築が難しくなるといったケースも中にはあるようです。

デメリット②|授業料・学費がかかる

学歴ロンダリングのデメリットとして大学を卒業してさらに大学院に行くわけですから、当然学費や授業料など金銭的な負担は免れません。

しかし、金銭的に負担がかかってしまうという点はデメリットですが、大学院で充実した研究が行えたり目当ての就職先の幅が広がるといった点から必要不可欠な出費であると言えますね。

デメリット③|就職の際のコネがほとんどない

企業の人間に知り合いがいる教授や講師からはある程度有益なリクルート情報を得ることはできますが、特別有利にコネを使って就職できることはほとんどの場合あり得ません

大学院にいる内部生の培ってきた4年間の月日には適いませんね。

学歴ロンダリングのデメリットはほぼ「風評被害」

噂を広げる人形

大学院の入試は一般的な大学受験に比べて難易度も低く、科目数や出題内容も限られているため、短期間で対策しやすいという点が学歴ロンダリングの最大のメリットとなります。

さらに、比較的少しの負担で大学院進学が可能なことにかかわらず、その後の高学歴というアドバンテージを考えるとローリスクハイリターンを期待できます。

しかし、学歴ロンダリングはメリットが豊富にあるのにそれを上回る風評被害が強いため、どうしてもネガティブなイメージがついてしまう、ということですね。

メリットが多いのが学歴ロンダリングの良い点ですが、どうしてもぬぐえない世間によるネガティブなイメージが学歴ロンダリングのデメリットです。

武田塾的学歴ロンダリングに対する見解

「気にすんなよ!!」

学歴ロンダリングに対する世間一般の意見は比較的冷たいのが現実です。

たとえ純粋に大学院に入って自分が興味ある分野の研究を続けたいと思って進学しても、周囲からは「学歴ロンダリングだ!」と批判されてしまうことは少なくありません。

しかし、そんなことは気にする必要はありません!!

というのも学歴ロンダリングは別に悪いことではありませんし、やってはいけないというような規則はどこにもないからです。

また、周りに批判されたからといって進学をあきらめてしまっては自分自身に何のメリットもありません。大切なのはあなた自身の強い意志です。

院に進学することを学歴ロンダリングだと言われないか?と心配な学生さんへ

賛否・批判などは気にせずに、自分がやりたいこととやるべきことをやりましょう

武田塾チャンネル内のお悩み相談でも、「東大の院に行きたいけれど、学歴ロンダリングと言われるのが…」と悩んでいる学生さんからのメッセージを紹介していますが、さらに高みを目指すことの何が悪いのかという精神で、頑張って研究を重ねましょう。

仮に、大学院に行く選択肢を持っている学生さんが、大学院に行くことを諦めたら「何で行かなかったの?」と聞いてくる人はいますし、行ったら行ったで「学歴ロンダリングでは?」と心無い言葉を投げかけてくる人もいます。

周りの言葉に惑わされずに、自分の将来の為の選択をしてください。

学歴ロンダリングは就活に有利?メリットやデメリット・見解を解説|まとめ

学歴ロンダリングは世間的にはあまり良い印象がよくないのが現実ですが、最も大切なのは自分自身の強い意志です。

そもそも「研究を続けたい、もっと勉強をする為に大学院に行く」ということが目的なのであれば、周りから学歴ロンダリングなどと否定的な目で見られる謂れはないわけです。

どうしても周囲の目が気になるということもあるかとは思いますが、それを超えるメリットがあるということを忘れないでください。

注意点として、大学院に進学した以上就職や面接の際に「なぜ進学したのか」を必ず聞かれます。
進学した結果、何も学んでいないということでは意味がありません。

行くと決めたならそれなりの覚悟をもって、しっかりと目標・目的を掲げ研究や勉強に専念することが大切です。

たとえ周りから批判されたとしてもあなたの人生です。
しっかりとした目的をもって研究や勉学に励みましょう!

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