毎日受験勉強を頑張っていても、自分がどれくらい勉強したのか進捗がわからなかったり、イマイチ進んでいる実感が持てないことってありませんか?
そんなときは「勉強記録」をつけてみてはいかがでしょうか。
勉強記録を付けると受験のモチベーションアップに繋がったり、より効率的・効果的に受験勉強を進めることができるようになるかもしれません。
今回は、「勉強記録」の付け方やメリットについて解説していきます。
「勉強記録」をつけてみよう!
受験勉強するとき、スケジュールや予定を作って勉強している人は多いかと思います。
しかし、もっと効果的に勉強を進めたいなら勉強後に「勉強記録」をつけるのもおすすめです。
正直勉強が終わってからいちいち記録をつけるのは面倒だと思うかもしれませんが、勉強記録をつけることにはたくさんのメリットがあるのです。
勉強したらしっぱなしではなく、きちんと何をやったか振り返ることで確実にステップアップしてくことができるようになります。
勉強記録をつけるメリットは?
では、実際どのようなメリットがあるのかご紹介していきたいと思います。
単に勉強効率が上がるだけでなく、段々と勉強が楽しくなるようなモチベーションが向上するなど様々なメリットが存在します。
勉強記録のメリット①どれくらい勉強したかがわかる
勉強記録にその日何時から何時まで、どれくらい勉強したのかを書き込むようにすれば自分の勉強量が一目瞭然になります。
受験生でも意外と自分の1日の勉強量を把握できていない人は多いのですが、自分の勉強した量を把握して振り返りをすることは着実にステップアップするために必要不可欠です。
また、そうした記録が溜まっていくと今度はどれくらいの時間でどれくらいの量が解けるのかが段々とわかるようになるので、この先のスケジュールの調整がしやすくなるという利点もあります。
ただ勉強しているだけではスケジュールより早いか遅いかしかわかりませんが、勉強記録をつけると自分の勉強時間を客観的かつ正確に分析できるようになるので、勉強をスケジュール通りに進めるのに非常に役立つようになります。
勉強記録のメリット②勉強時間を増やせる
勉強した時間と一緒に普段の生活も一緒に記録しておくことで、普段の時間の使い方を見直すことができるのも勉強記録をつけるメリットです。
自分の生活を見直してみると、意外と無駄に過ごしてしまっている時間が多いことに気がつくことでしょう。
すると、段々と時間の使い方にも気をつけられるようになるため、今までよりも1日の時間配分を厳密に行えるようになり効率的な時間の使い方ができるようになります。
学校に行っている間は授業と休憩の時間がきっちりと決められているため無駄なく、そしてどの科目もバランス良く勉強ができていますよね。
1人でもそれができるように意識して勉強記録を付けると、更に効率の良い受験勉強ができるかと思います。
勉強記録のメリット③勉強を習慣づけられる
毎日きちんと記録を取るようにすることで、受験勉強を習慣づけて毎日決まったサイクルで過ごせるようになります。
最初は記録をつけることすら面倒だと感じるかもしれませんが、勉強記録と合わせて勉強自体を習慣化することで毎日忘れずに行えるようになります。
また、記録をつけると1日の勉強時間がはっきりと分かってしまうため、サボってしまった日がすぐに分かるようになってしまいます。
するとなるべくサボらないように頑張れるようになるため、結果的に勉強を習慣づけることができるのです。
勉強記録のメリット④モチベーションアップに繋がる
普段は自分がどれだけ勉強しているかを客観的に見る機会は少ないかもしれません。
しかし勉強記録は自分の努力してきた証明になってくれるため、「自分はこんなに頑張ったんだ」とモチベーションのアップに繋がります。
逆に、勉強時間が少なければ「もっと頑張らなきゃ」と危機感を覚えることもできます。
どちらにせよ自分の頑張り具合を客観的に評価することはモチベアップに繋がるため、勉強記録をつけることはおすすめです。
勉強記録をつけるときのコツは?
勉強記録は基本的に1日にやった勉強内容を記録できていれば問題ありませんが、実際にやってみる場合にはいくつかコツがあります。
また実施方法はノートを使った方法とアプリを使った方法がありますが、どちらかやりやすい方でOKです。
勉強記録のコツ①まずはスケジュールを立てよう
勉強記録を効率的に行うためには、まずスケジュールを立てることが大切です。
スケジュールを立てて1日の目標勉強量が決まっていると、勉強記録をつけた時に目標が達成できているかどうかがわかるため、より効率的に勉強計画を進めることができるようになります。
スケジュールの立て方は色々ありますが、基本は目標から逆算する方法をおすすめします。
志望校合格までに必要な勉強量を調べ、それを本番までの残りの日数で割った量が1日に必要な勉強量です。
理論上はそのスケジュールに従って勉強すれば確実に合格ラインに到達できるので、あとは勉強記録をつけてスケジュール通りに進むように管理するだけです。
勉強記録のコツ②毎日必ず、詳細に記録しよう
勉強記録を成功させるコツは毎日欠かさず記録を続けることです。
1日でもサボってしまうと段々とやる気が無くなってしまい、だいたい三日坊主になって終わってしまいます。
どんなに勉強時間が少なくても良いので、絶対に毎日忘れず記録するよう気をつけましょう。
また、記録はなるべく詳細に書くことが大切です。
何時から何時までどんな勉強をしていたのかや、勉強以外の1日の時間の使い方も書いておいた方が良いでしょう。
また、苦手だと思った問題など気がついたことをどんどん書き込んでいけば復習するときにも役立ちます。
勉強記録のコツ③アプリを使って記録するのもOK
勉強スケジュールの管理や勉強記録はノートを使ってもできますが、アプリを使うのもおすすめです。
アプリの方が手軽に記録ができますし、記録した内容がいつでも見やすいというメリットがあります。
勉強記録をつけるなら例えば「コソ勉」というアプリがおすすめで、このアプリは15分勉強したらマス目を塗っていくというアプリです。
自分の勉強した証が段々と溜まっていくのでモチベに繋がりますし、科目毎に別の色で塗るので勉強時間の偏りもすぐにわかります。
また、スケジュール管理には武田塾の自学自習サポートアプリ「ルートタケダ」もおすすめ。
ルートタケダは志望校を登録すると合格に必要な参考書を教えてもらえ、進めた参考書の範囲をチェックすると合格までの達成度も一目で確認することができます。
自分の勉強記録ノートと合わせて使うことでよりしっかりと勉強の管理ができるかと思いますので、ぜひご活用ください。
勉強記録まとめ
受験勉強をより効果的に進めるには勉強記録をつけることが大切です。
勉強記録を付けると自分の進捗を管理できるため時間を効率的に使えるようになりますし、自分の努力が可視化されるためモチベーション向上にも繋がります。
勉強を頑張っている受験生でも意外としっかり勉強記録をつけられている人は少ないので、これをするだけで他の受験生にちょっと差をつけられるかもしれません。
「ルートタケダ」など勉強記録をつける時に役立つアプリもあるので、ぜひ活用しながら勉強記録をしてみてはいかがでしょうか。