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【試験本番に弱い受験生へ!】試験で集中力を高めるテクニック

こんにちは!武田塾小山校です。

今日は

試験本番で集中力を高めるワザ

について語っていきたいと思います。

模試や試験本番となると、思うように点数をとれない受験生へ。それは必ずしも勉強不足が原因ではありません。試験に挑むときのマインドやプレッシャーが要因となっていることは意外に多いのです!

試験本番で自分の実力を最大限発揮するためにはどうしたらよいのでしょう。

武田塾小山校の生徒、講師と意見を交わし、それぞれの試験経験や集中する工夫についてまとめました。

試験本番に弱い受験生が、実力相応にしっかりと結果を出せるよう願って、この記事を書きました!ぜひ参考にしてください。

 

 

試験に集中できない!不完全燃焼な試験本番

いよいよ試験がスタートし、意気込んで問題に対面!ドキドキハラハラしながら文章や設問を読み始めるが、

何度読んでも何も頭に入ってこない…😱

制限時間に追われているので、頭真っ白のまま、答えだと思う選択肢を選んでいくも、いつのまにか終了時間まであと残り少ない!!

終了の合図とともに、不完全燃焼感や動揺に支配され、そのマインドが改善されないまま次の科目の試験へ…

浪人生なら経験したことのあるシチュエーションかもしれません。

試験の後、落ち着いて冷静に解き直したら解ける問題だったのに、試験中にその能力を発揮できないことは、実際よくあります。

 

 

試験本番でベストを尽くせるテクニックとは

試験会場には◯◯が潜んでいる…

「試験会場には魔物が住んでいる」

なんてよく言われますが、実際試験本番となると、いつもの自分の力を発揮できないシチュエーションがあります。

周りに他の受験生が大勢いて、皆これ見よがしに使い倒したであろう参考書を机の上に置いていたりします。

試験が始まると、隣に座っている受験生の貧乏ゆすりや消しゴムで消す時の振動で机が揺れたりします。

試験途中にトイレに席をたつ生徒のために何度も椅子をひいたりしないといけないこともあります。

そしてもちろん、問題の傾向が例年と違っていて、用意してきた時間配分や対策がうまくいかないこともあります。

自分を動揺させる様々なことが起こり得るのが試験です。

しかし、試験時間が開始したら、どんな予期せぬトラブルがあっても冷静に解き進めていかなければ、実力を発揮できません。

 

自分のベストを引き出す術

いつも勉強している自分のマインドに戻し、集中して取り組み、試験でベストを尽くすために必要なことは、

(1)「いつもより問題が解けていなくても、まあいいや!ベストを尽くそう!」というリラックス精神

(2) 集中するマインドに切り替えるテクニック/作業を用意しておくこと

試験当日まで、模試や過去問演習など真剣に取り組んできたのならば、あとは自分を信じて、自分が解ける問題を解き切りましょう!そうすると、思った以上に良い結果を出せる時は多いのです。

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「なんとかなる!」リラックス精神が重要なわけ

ストレスで脳が働かなくなる!?

人は、緊張やプレッシャーによってパフォーマンスが悪くなってしまうものです。思考停止したり、頭真っ白になったり、パニックになったり。冷静さを欠くと、いつもの自分とは違った行動をとってしまいがちです。

このようなことは誰しも経験があるでしょう。

これは、ストレスを感じると脳の前頭前野という部分があまり働かなくなってしまうからだそうです。前頭前野はあなたの思考力や集中力をつかさどっています。一時的に情報を記憶するワークングメモリーもこの部分にあるそうです。継続的に大きなストレスを受けていると、前頭前野の働きがなかなか発達しないとも言われています。(参照ウェブサイト:『ストレスと脳|生物学科|東邦大学』

 

試験本番こそリラックス🍃

試験までしっかり勉強し、制限時間内に解き終えられる練習をしてきたならば、自分に自信を持って試験に挑みましょう。

プレッシャーやストレスを感じてしまうほうが実力を発揮できないのだから、わからない問題に出会ったら

「みんなもきっと解けない!」

「あれだけ勉強したのだから何とかなる!」

と思うようにしましょう。

制限時間内に終わるかどうかが不安で、急いで解こうと焦ってしまうのもあまり良くありません。1つ1つの問題に落ち着いて向き合っていくようにしましょう。

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集中するマインドに切り替える術

リラックス精神に加え、集中するブレインに切り替えられたら試験でベストを尽くせます!

小山校の生徒、講師、校舎長の経験談をもとに、様々なパターンへの対処法をまとめました!ぜひ模試や過去問演習の際に実践してみてください。

 

英語長文の内容が全然頭に入ってこないとき

一所懸命に文から文へと訳して読み進めているのに、文章を読み終えた時には何も内容がアタマに残っていないとき

→ 文章の要点をおさえながら読み進めると、設問の選択肢もよく理解できる。

1つの段落を読み終えたら、段落の横に要点をまとめておくと、文章の流れが掴みやすいです。また、要点をまとめるとなると、その段落を読んでいる時に「どうまとめたらいいかな」と考えながら読むこともできます。1文読むごとに立ち止まって「つまり、この文はどんなことを言っていたのかな」と考えることも必要になってくるかもしれません。要点を考えながら読む方法は、模試でいきなり実践するのではなく、普段から練習していきましょう。

内容が全然入ってこなくて、同じ文を何度も読み返して時間が過ぎていくとき

→ 文章を読んで理解するマインド/ブレインに切り替わっていない状態かも。

そんなときは、読んでも読んでも理解できない文の和訳を問題冊子に書いてみてください。アタマの中で訳がぼやぼやと不明瞭になっているなら、視覚化して理解をはっきりさせるべきです。一旦内容が見えてくると、文章に没頭できるようになると思います。

試験中に理解した内容と、試験後冷静に読んだ内容とが全然違うとき

→ やはり、焦って読んでしまうと正確な精読ができません。

1文1文の文構造を明確にしながら、丁寧に読み進めてください。理解できる単語だけを追って雰囲気読みしては、点数につながりません。

※ 精読をもっとできるようにしたい方!英文解釈の勉強で苦手を克服しよう!

 

 

数学で答えが合わないとき

計算がぐちゃぐちゃになったり、解き方の迷子になったり、計算ミスしたりしてしまう受験生へ。

1つ1つの問題を冷静に解き進めるためのコツをいくつかご紹介します!

(1) 計算や文字はゆっくり丁寧に書く

まず計算ミスを防ぐためには、計算過程を丁寧にきれいに書きましょう

問題冊子のあちらこちらに、バラバラに計算が書かれていると、どこで計算ミスをしているのかがパッと見てわかりません。

また、計算をきれいに並べて書くことで、思考を整理できます!

(2) 設問の一連の流れを確認する

[1]をすぐに解き始めるのではなく、その大問の[1]〜最後の設問を予習しましょう

大体の問題は[1]や[2]で使った計算や答えを応用して解く問題です。そのため、最終的にどのような解法を利用するべきかを先に知っておくと、最初の設問における解法も定まってくるはずです。

いきなり計算を始めるのではなく、解法のプランを練るために問題全体を眺めて、冷静に解き進めましょう!

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制限時間内に解き終えられないとき

制限時間内に解き終えられるか不安になり、急いで解いてしまう方へ。

もしくは制限時間を忘れ、1問にたっぷり時間をかけてしまう方へ。

試験でベストな結果を出すためには、『時間制限内に自分が解ける問題が全て解けた』をめざしましょう!

そのために実践すべきは主に2つ。

(1) あらかじめ時間配分を決めておき、時間通りに解き進める。

試験の大問構成などが予めわかっている場合は、それぞれの大問にかける時間を決めておきましょう

試験中は決めた通りの時間配分で進んでいってください。

ある大問で想定以上に時間がかかり、配分した時間がきてしまったら、それはその大問がいつもより難しかっただけかもしれません。その場合、その難しい問題に時間をかけるよりも、他の「解ける」問題に時間を割いた方が、点数が高いです!

もし時間配分内に解き進められたときは、余った時間を [時間配分内に解ききれなかった問題] や 見直しにあててください。

このようにして、時間配分に忠実に進めることで、全ての「みんな解ける」「自分が解ける」問題にしっかり時間を使うことができます。その結果、思ったより高得点をとれることは多いのです。

(2) 速く解くより、ゆっくり解くつもりで。

時間に追われているからといって、焦って解いてしまうと上手くいきません。焦ると「解ける」問題もミスをしてしまいます。

むしろゆっくり解くように心がけてくださいゆっくり、しっかり、注意しながら解いたほうが集中できて、結果的に速く解けるものなのです。

「ゆっくり解いて」試験問題をしっかり解き進められるかどうか、事前に練習はしておきましょう。例えば、制限時間を気にすることなく集中して解答し、解き終えるまでの時間を計ります。解答時間と制限時間の差があまり大きくないことに気づく受験生が多いと思います。

※ 解けない問題がある場合は、今まで使っていた教科書や問題集などで復習をしましょう。

※ 英語長文で時間があまりにたくさんかかってしまう場合は、速読力や読解力の対策をする必要があります。

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まとめ

⭐️ 本番こそリラックス!

⭐️ 焦らずにゆっくり解く心がけ

⭐️ 丁寧に計算する

⭐️ 時間配分に忠実に

これらのことは模試や過去問演習など、本番に近い環境で練習していってください。

しっかり受験勉強対策をして、集中するブレインに切り替えるコツをマスターできたら、あとは自信を持って挑むだけです!きっと合格の可能性が上がるはずです!

 

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