【地理が苦手な方は必見！】克服法・勉強法ってどうすれば良いの！？

1.暗記で何とかしようとして躓く
社会系の科目は比較的暗記の色合いが強いと思います。例えば日本史や世界史であればいつ・どこで・誰が・何をしたのか(戦った、改革を起こしたなど)を軸に暗記をしていき知識の上塗りをしていけば得点を伸ばすことが出来ます。しかし、地理は日本史や世界史と比べて暗記にばかり注力してもなかなか得点は伸びません。この克服法については次の項目でお話しします。

2.地図や資料の活用が出来ない
地理では数多くの地図や資料が問題中に登場します。問題を解くためにはこれらを活用しないといけません。これは上記の暗記に頼り切ろうとするするところにも繋がってくると思いますが、地図を見るときのコツや資料が何を表しているのかを見抜く力をつけないと解決できません。先ずは地図や資料を読み解く練習が必要となります。

3.問題形式が分かっていない
これについては地理だけでなく他の科目でもいえることなのですが、問題の形式をきちんと理解・把握していないことが得点の伸びない原因になっていることが多いようです。例えば、問題中にこの資料が出てきており○○というキーワードを絡めてきたからこの考え方が必要だ、これを答えなければいけないと考える必要性があります。地理は他の社会系の科目と比べて論理的思考が要求される科目と言えます。

地理克服の方法は？

1.論理的思考を身に付ける
前の項目で触れたように、地理は論理的思考が重要なカギとなっています。もちろん、知識事項を身に付けなければいけない部分もありますが、出されたヒントやキーワードを頼りに解答を導き出すことを意識しましょう。このあたりは理系の地理選択者の人であれば得意な部分だと思いますが、文系の人は普段から意識しないとなかなか克服できないと思いますので、問題を解いて〇付けをした後に自分の解答や考え方に何が足りないかをチェックして足りなかったところを補うようにしましょう。

オススメの参考書は問題集と講義系が一緒になっている山岡の地理B教室PartⅠと山岡の地理B教室PartⅡになります。

2.資料を見るときに「自然的な要因」と「社会的な要因」とに振り分けて読み取る
地理の資料では、地形や気候などの「自然的な要因」と人口や経済発展といった「社会的な要因」の観点から読み解くようにすると資料を見る際の苦手意識は緩和できると思います。もちろん読み解く前の前提として、海が遠く砂漠になっている地域は降水量が少なく昼夜の気温差が激しい、夏は乾燥し冬は降水量が増える地中海性気候の地域では小麦の栽培が盛ん等の知識事項を持っていないといけないので、知識を固める→その知識をもとに資料を読み取るの順番で練習していきましょう！！

また、資料が示したいヒントが見つけられるようになると、そのヒントを論理的に組み立てて正解までの道のりが見つけられるようになります。

これについてオススメするのは、地図を用いた問題や統計にまつわる資料をもとにした問題など幅広く扱えるきめる！共通テスト　地理となります。

ここまで、地理克服の事について触れてきました。克服のコツがいくつかありますが、まずは必要な知識事項をインプットし、資料を使いこなす練習をすることで地理の得点力をアップさせましょう！！

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