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東北学院大学(英語)の問題考察!武田塾ルートでわかりやすく解説!

皆さんこんにちは!武田塾泉中央校です!

さて今日は、東北地方の方なら受験することも多いであろう「東北学院大学」の英語問題に関する考察です。 でも・・・「東北学院大は東北大のすべり止めだから・・」と甘くみてません?

甘ーい!なめてかかると痛い思いしますよ!

武田塾ルートだと、「日大ルート」が該当するのですが、基礎事項をきっちり聞かれるので、対策もしっかりたてておきましょう

 

東北学院大学(英語)の問題考察

時間配分

年度によってばらつきはありますが、たとえば2015年度の英語問題は(長文読解+長文読解+文法+発音+読解+文法)の大問6問の構成。解答方法はマーク式。リスニング問題はない。で、解答時間が60分。だいたい大問4問(2014年のみ)~6問でここ近年は推移しています。

正直な印象は、解答時間に対して問題の分量が多い。多すぎるっていっても過言ではない。 解答に時間がかかりすぎると、全部解けないまま試験終了!となってしまう危険性を秘めている。

ただし、問題のレベルは平易で、基礎分野(武田塾ならば日大ルート)をしっかりおさえておけば怖くないでしょう。 なので、東北学院大の英語は「正確さとスピード」が要求される問題だと言えよう。

 

長文読解

問題の冒頭の大問2題が長文読解。取り上げられるトピックも身近で親しみやすい内容ばかり。 語数は250~300語程度。2014年度のみ300語を超えた長さの長文が出題されている。だから2014年度の問題は大問1つ減らしたのか・・?とも推察できます。 いうことは、武田塾の日大ルートが必須になって、レベル的にも河合塾「やっておきたい英語長文300」と、東進ブックス「英語長文レベル別問題集4」を2冊ともやりこむことが大前提になりますが、ここで注意点があります。この2冊の問題集はともに、問題欄の上に標準的な解答時間が書かれている。 毎回この解答時間を守って解くようにこころがけてほしいです。

つまり、東北学院大はタイトな解答時間なゆえに、長文1問 あたりの時間配分を気にしていないと、本番時間が足りなく なってしまう可能性が出てきてしまう。

長文はどの問題も 15分~20分の制限時間内で解ききる力をつけてほしいですね。 時間を計って演習することによって、問題の順番を変えて 解くというテクニックもできるようになります。 また、問われる問題のバリエーションについてですが、 空所補充・同義語選択・下線部訳選択はほぼ同内容で演習可能ですが、内容真偽選択の問題だけは注意が必要。

この問題集は2冊とも、本文の趣旨と一致した選択肢を選ばせる問題が中心だが、東北学院大の問題は2012年度以降毎年、本文の趣旨と一致しないものを選ぶ問題が出題されている。

つまり、演習時点とは逆になるので注意が必要。 演習時期としては、英文解釈の技術70までを梅雨前には一通り済ませ、夏休みからはこの2冊で十分時間をかけて長文の演習にとりかかってほしいです。

また、他の人と差をつけたいならば、レベルは多少逸脱する(センターレベルを少し超える)が「英語長文ハイパートレーニングレベル2」まで長文演習を重ねれば、長文アレルギーは取れます。英語が得意な人ならばやっていて損はないでしょう。

 

文法問題

空所補充の問題が中心で、そんなにひねった問題は出されない。 たとえばこんな問題で確認してみよう。過去問中、ちょっと難しいなって思った問題は・・

2012年の問題にこんな問題があった。

There is something about his story that I find really ( 26 ).  1.excite 2.excited 3.exciting 4.to excite といった問題がある。 これは、find A B =AをBと思う(わかる)というイディオムをわかったうえで、Aにあたる語句がthatの先行詞 his story にあたるので、his storyを修飾するのに適切な語句は、3番の現在分詞exciting「興奮させる」を選ぶ。

間違いやすいが、2番の過去分詞からの形容詞excitedは「興奮させられるような」と訳し、人の感情や様子を表すので、ここでは×となる。

この問題を解くカギ(分詞構文の説明)はネクステージ4thの66~73ページにかけて説明・問題提示されているので、ここで十分演習ができる。 つまり、東北学院大の文法問題は武田塾日大ルートの「ネクステージ4th」で十分カバーできることがお分かりいただけるだろう。ネクステを何回も繰り返すべきです。

 

発音・アクセント問題

センター対策も実はそうだが、この手の対策をする問題集は少ない。 だが、ネクステージ4thの第29章、第30章にまとまって解説されている。ここのCheck!問題を何回もやっておけば怖くないだろう。

 

最後の大問の読解問題

東北学院大独自の問題。他の大学ではあまり前例がない。 2015年の問題はこうだ。

(1)Many people tend think that if you just translate into another language you will be able to communicate effectively.(2)However this is not always true.(3)As anyone who has spent fair amount of time abroad can tell you.(4)If someone asks me in English “Would you like something to drink?” the answer is a simple. ”Yes, please.” or “No thank you.”(5)Of course, I was quite relieved to hear this explanation. (6)But in Japanese it becomes much more difficult.(7)How should I answer the following:”Kohi,nomimasen ka?”(8)If I say ‘yes’ does that mean I don’t want to drink coffee?

上のパラグラフが一貫性を持つように、不必要な文を1つ取り除き、その文の番号をマークせよ。

という問題である。(1)から(8)までの選択肢の英文を熟読して、話の内容にそぐわない内容を選ぶ問題。 ここでは(5)のhear this explanation.の指示内容が、直前の内容を指していないことに注意する必要がある。 全体的に英語の文言と日本語の文言とを比較させた話なので、(5)の文章が挿入されているのは変だと気付く。

さて、この問題は参考書でどう対応するか?という話になりますが、 1個1個の短文訳がしっかり読み切れて、その前後のつながりを推測する 力がないと、この問題は解けない。 対応策としては、長さ的には「英文解釈の技術70」がちょうど良いので、 SVO振りだけでなく、実際訳していけるかやっていくと良い。 英語の苦手な人は、大東亜帝国ルートになってしまうが、「英文読解入門基本はここだ!」でもいいだろう。 短文にSVOしっかり振って、英文構造を理解したうえで訳をつける訓練を重ねることです。

 

語順整序問題

東北学院大の問題の最後は語順整序の文法問題で締めくくられる。

問題はこんな感じ。

(2013年度) 日本語と同じ意味になるように、語句を並びかえて英文を完成させ、番号に入る語句をマークせよ。

・悪天候で、今朝の電車の大半は遅れた。 (   )(   )(   )(   )(37)(   )(   )(38)(  )bad weather.

1.trains 2.because 3.this 4.the 5.deleyed 6.most of 7. were 8. morning’s 9.of

正解は (Most of)(this)(morning’s)(trains )(were)(delayed)(because)(of)(the) bad weather. となる。

そんなに難しくないです。かなり日本語訳が意訳をしているが。 並べ替えたうちの何番目と何番目の語句を答えさせる問題は、在仙の私立高校の入試問題にも良く出てくる。 この対策としてはネクステ4th内の並べ替え問題をしっかりやっておこう。また、文法で問われるイディオムも、「速読英熟語」で十分カバーできる。 余談ですが、単語も、システム英単語で十分。特に第1章・2章は完璧に直前まで何回も何回も繰り返して覚えておけば、わからない単語で苦しむことはない。

繰り返しになるが、東北学院大は問題量に対して時間が足らなくなるのは必至である。 問題は決して難しくないので、普段から「早く・正確に問題を解く」訓練を身につけていこう。

さて、武田塾に興味を持たれた人は、どうぞこのホームページから受験相談にお申し込みくださいね!

 

また、東北学院大学の傾向と対策についてはこちらをどうぞ!

th[1]

th[3]

 

 

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詳しい勉強法を知りたい方はこちらを参考にしてみてください

武田式 暗記法!

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