皆さんこんにちは!武田塾泉中央校です!
なんだか寒くなってきましたね・・。
さて、今日は参考書でマスターできる日本史の勉強法について述べます。
日本史というと・・暗記でなんとかなる!とカン違いしてませんか?いやいや、そうでもないんです。
武田塾のやり方で日本史をマスター!!参考書も紹介!
○日本史とは?
中学社会で歴史分野が発展した科目・・のはずですが、日本の歴史事象に関し、深く深くふかーく聞いてくるのが「高校日本史」なんです。高校日本史には、日本史A(簡単なほう)・日本史B(ムズイほう)の2科目があり、正直カンタンな日本史Aは受験科目として扱わない大学が多いので、ここでは日本史Bのみについてお話していきます。
○教科書中心の勉強もあり!
ありです。まずは、自分の高校の日本史の教科書がこの本かどうか調べてほしい。
これは、山川出版社の文科省検定日本史B用教科書「詳説日本史B」。
これでない教科書を使っている高校の人がいたら、その先生は、よほどの 偏屈者の先生かモグリの先生といっていいでしょう(笑)通称「山川の赤本」。 これは日本の高校日本史教科書のシェア6割を占める、日本史教科書界の帝王。 内容記述・引用資料の豊富さ・史実と文化史のバランス、どれをとっても、 これを超える教科書がいまだかつて発行されていないからなんです。 あまりに完成された内容のためか、普通に書店の参考書コーナーにも おいてある(笑)しかも教科書のためお値段も安い?!(840円・税別) 先生もこれで高校時代はお世話になりました!まず、高校の日本史の教科書がこれでない人は先生を恨め・・じゃない、ぜひこれを書店で買って来て日本史勉強する時のおともにしてほしいです。とある大学では、この教科書の本文をそのまま引用して試験問題が作られるというウワサ。 まずは、傍らに置く教科書もいいものをそろえておこう。もちろん、わからない時の調べもの用に使いましょう。
○武田塾のやり方!参考書で攻略!
武田塾標準ルートの参考書を見ると、問題集は「30日完成日本史Bスピードマスター問題集」(山川出版社)と講義系は「金谷の日本史」(東進ブックス)か「石川の日本史B講義の実況中継」(語学春秋社) があります。
さて・・この8「日本史スピードマスター問題集」、 正直、問題がかなりエグイとこを聞いてくる(笑)なかには、センターレベルを逸脱するものも・・ 各セクション前半のまとめページ・問題文自体も時代を感じさせるノスタルジックな作り(笑)
これのおすすめのやり方は・・
① まとめページをよく見て、太字になっている重要語句は蛍光ペンでマークしてあらかた覚えておく。たいてい、その太字語句は次の問題で設問として聞かれている。
② それから問題を解く。事前にマークしていることによって、何が重要なのかわかった上で解いているのでスムーズに問題が解ける。
①②を何回もやり直して重要語句は完璧に覚えこんでしまう。 武田塾ルートでは、この問題集の次がもうセンター本試になっている。つまり、センターレベルの日本史であればこれ1冊でいいことになる。やるのが大変ですが(笑)相当力はつくだろう。先生もこれだけ何回も何回も全問正解になるまで繰り返し解いていたら、河合塾模試の日本史、20点上がりましたよ!
さて、講義系の参考書は、日本史初学者ならば「金谷の日本史」のほうを薦めます。さすが東進の先生が書いただけあって全体的に読みやすく、また、わからないとこがあって、途中から史実だけを見るのも適している。
いっぽう、「石川の日本史B講義の実況中継」はちょっとした問題が ある。「サブノート」と金谷先生とはこれまた違う感じの重厚な解説 の2つが特徴。解説がちょっと詳しすぎて読むのにつかれる本(笑) あくまでこちらはある程度日本史に自信のある人むけだろう。
ここまでの参考書だけならば、日大レベル=東北学院大レベル で十分対策ができる範囲になる。 東北学院大2015年の日本史問題を見てみると、大問3問で 全問穴埋め式の記号で答える問題であった。 第1問 古代史 第2問 鎌倉~安土桃山時代 第3問 明治時代と自由民権運動 となっており、難易度は高くないことがわかる。
さて、武田塾ルートで「日本史スピードマスター問題集」が重要なのを論じてきたが、これをやるのに非常に苦労する生徒も多いだろう。
○日本史の基礎からやりたい生徒へ
武田塾日大ルートを見ると、この「教科書よりやさしい日本史ノート」(旺文社) が問題集の最初に出てくる。サブノート式の穴埋め問題が並ぶが、そうそう 難しい問題は聞いてこないし、( )の数も多くない。 しかも解答が問題真下にある。全部解けるようになっても入試問題の5割~6割 程度の出来になるだろう。
でも、スピードマスターの難解な問題群に きりきり舞いさせられている生徒ならばやる価値はある。解答隠すのめんどくさいが。 これをやる時の講義系参考書としては、姉妹本の「教科書よりやさしい日本史」(旺文社)がある。これは重要事項がコンパクトにまとまっており、良書。 日本史が苦手な生徒が、始終手元において読むのにはさほど難なく読める。
でも、東北学院大レベルまで受験するならば、スピードマスターまではやっておきたいところ。この本は、あくまでスピードマスターができないので、その前段階でやる参考書ととらえればいいだろう。
○難関私大・国公立二次まで考えた対策は・・
国公立二次・首都圏難関私立大はどうしても難解問題・記述問題が増え、 どうしてもそれに伴ってもっておいた方がいい知識も多くなる。 この「日本史Bノート」(旺文社)は一見サブノート式の問題集だが、 到達度チェックなどの穴埋め問題、ページの下には論述・記述問題と 実戦演習問題と、非常にワイドレンジに日本史が学べる問題集。 ただし、サブノート式の問題集にしては厚い(笑)MARCHレベルのルートに最初に出て来るが、 日本史をある程度学習してきてからやらないと、最後まで到達できない。 最初からはやるのはちょっときびしい問題集。あくまでスピードマスターの次と考えてほしい。 日常学習向け(つまり学校のテスト対策ね)ではない本。著者の菅野祐孝先生は代ゼミの先生。 スピードマスターを一通り終え、難関私立・国公立二次試験の準備に使いたい。 むろん、国公立大の二次試験・首都圏私大を日本史で受けようとするならば、せめてスピードマスターとこの日本史Bノートの2冊だけは完璧にしておこう。
日本史じゃなくて世界史で受けたい人へ・・・!
今回は日本史について取り上げてきましたが、日本史・世界史の社会科の選択は永遠の悩みといっても過言ではない・・・!世界史を選ぶ人も多いと思います!
そこで、迷っている人にそれぞれのおすすめポイントや選び方・基準などを最後に紹介していきたいと思います!
ぶっちゃけ、、、人による!?
「日本史と世界史、どちらが好きか!?」結局はこれに尽きるんですよね。
好き嫌い・相性がよさそう・勉強しやすい・・・そのような理由で決めていくのもOK!日本史に全く興味持てなかったり、漢字が苦手・カタカナの方が頭に入ってくる・・・等、人それぞれあると思いますからね。
(私みたいに適当に選ぶのはNGですよ!笑)
ただし、MARCHレベルまでなら日本史がやりやすいと思われます!
世界史は用語が多かったり国別に縦の流れをまとめたり、基礎の定着に時間がかかるのに対し、今回紹介した『スピードマスター』のように基礎部分が早く終わるのは日本史。
基礎を固めるまでには時間がかかるけど、その後は点数を取り易くなるのが世界史!
ただし早慶レベル(応用レベル)になると日本史は重箱の隅をつつくようなマニアックな問題がでることも・・・。
世界史だと覚える用語や範囲が広いがマニアックな問題は少ないイメージ。
難関大(早慶)志望で興味が同じくらいなら、「先に苦労する世界史」or「後で苦労する日本史」かで選びましょう!
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