記述模試(もしくはマーク模試)だと点が取れない受験生の特徴は?

大学受験で「マーク模試は出来るけど記述模試だと点が取れない...」という受験生の方は割と多いのではないでしょうか。逆に、記述模試は出来るけどマーク模試が苦手という方もいるかと思います。そのようなときは、がむしゃらに勉強せずにそれぞれの模試に対応した対策をすることが重要です。今回は、マーク模試、記述模試それぞれで点が取れない人の特徴と、その解決策をご紹介します。

記述で点が取れない人①

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ある生徒さんから、「マーク模試では英語178.日本史93.国語113(現古)だったのですが、記述模試で爆死してしまいました。英語と国語が100点いかないくらいだと思います。慶應志望(環境情報、総合政策、商、法)なのですが、記述模試でも安定して点を取るにはどうしたらよいでしょうか?」という質問をいただきました。

この「マーク模試では点が取れるけれど記述模試では点が取れない」というのは大学受験でよくあるお悩みです。記述模試で点が取れない人には主に2つのタイプがあるので、それぞれの特徴をご紹介します。

「記述」が苦手タイプ

一つ目は記述、論述が苦手なタイプです。つまり、だいたいの内容は出来ているけれども記述形式のみで出て来る英作文や国語論述問題が解けない、というタイプです。

このタイプの方は基礎はしっかりと勉強出来ているのでマーク模試や記述の中でも単語で答えるような問題は解く事が出来ます。しかし、英作文や国語の論述問題に関してはどれだけ基礎が出来ていてもなかなか上手く解く事が出来ません。英作文には英作文専用の対策が必須となります。

ですので、対策としては記述形式の模試でしか勉強しない部分を重点的に勉強すると良いです。英作文や和訳、国語の論述などがそれに当たります。基礎は出来ているはずなので、それを記述でも使いこなせるよう練習しましょう。

記述で点が取れない人②

①でご紹介したのは”記述だから解けない”タイプでしたが、ここでご紹介するのは”マークじゃないから解けない”タイプです。いったい何が違うのでしょうか。

マークじゃないと解けないタイプ

記述模試で点が取れない人のもう1つのタイプが、マーク形式の問題じゃないと解けないというタイプです。つまり、記述・論述が苦手という以前に、マーク形式の問題にしか対応出来ていないということです。

マーク形式の問題だと選択肢は解答の大きなヒントになります。知識を完璧にしておかなくても消去法や直感で解けてしまう事が多いです。しかし、記述形式の模試だとヒントになるものがマーク形式に比べ少ないので解けなくなってしまう、というわけです。

この場合の対策方法はまず基礎をしっかりと身につけることです。マーク模試なら解けるので全体的に知識はあるものの、まだうろ覚えの部分があるはずです。全てにおいて自信を持って答えられるよう、基礎が完璧になるまで勉強しましょう。それが出来たら、①のタイプの方と同じように記述問題に対応できるような勉強をすると記述模試でも点が取れるようになります。

自分のタイプの見極め方

詳細動画②はこちら

記述模試が出来ないけれど自分がどちらのタイプか分からないという方は、まず出来なかった記述模試を見直してください。もしその模試が、答えはだいたい合っているけれど減点が多い場合は①の記述が苦手なタイプです。そもそも答えが合ってないという方は②のマークじゃないと解けないタイプです。減点されてしまう理由が「書き方」なのか「内容」なのか、自分がどちらのタイプか見極めて適切な対策を取れるようにしましょう。

今回の質問者の方は?

ちなみに、質問していただいた生徒さんはマークの点数はかなり取れているので、基礎知識は十分に身に付いているはずです。恐らく①の記述が苦手なタイプだと思われますので、自分の手で答えを書く練習をすればすぐに記述模試でも点数が取れるようになるでしょう。

マーク模試で点が取れない人は?

逆に、記述模試でなら点が取れるけれどマーク模試だと点が取れなくなってしまうという人の特徴と解決策をご紹介します。

マーク模試は0か100か

マーク形式の模試が出来ないという人は、もともと勉強しなくてもそれなりの点数が取れてしまうという人に多いです。または、なんとなく知識を覚えているけど完璧になっていない人に多いです。

マーク形式の模試は部分点が入らないので、0か100かのどちらかしかありません。もともと勉強できるからあまり勉強をしていないタイプの人は、そもそも勉強はできるので記述形式ならなんとなく答えを書いても部分点をもらえます。しかしマーク形式は完璧な答えを見つけなければならず、加えて正確な知識が必要なひっかけ問題も多いため、そのようなタイプの人は点が取れなくなってしまうのです。

マークが苦手な場合の対策としては、基礎力とマーク模試の実践経験を積むことです。なんとなく覚えていた知識を完璧にして、なぜその選択肢を選んだのか理由が付けられるようにしましょう。また、マーク模試の選択肢を選ぶときのコツというものもありますので、過去問などを解いてマーク形式に慣れるようにしましょう。

「感覚派」の人は要注意!

マーク形式で点が取れない「もともと勉強ができる人」のように、直感で問題を解いている「感覚派」の方は注意が必要です。マーク模試や記述模試に限らず、感覚で問題を解けるという人は一定数いますが、そのような場合は「なぜ自分が間違えたか」「なぜ自分が正解出来たか」を理解出来ていないため、テスト形式が変わったりすると一気に点が取れなくなってしまいます。特に本番でやらかす場合が多いので、感覚で問題を解いている人は解答に理由が付けられるような勉強をするようにしましょう。

まとめ

記述模試が出来ない人には2つのタイプがあります。1つは、記述・論述問題が苦手で点が取れないタイプです。このタイプの方は、英作文や国語論述など記述模試のみで問われる部分が出来ていないので、その部分を重点的に勉強しましょう。もう1つのタイプはマーク形式にしか対応出来ていないタイプです。このタイプの人は全体的になんとなく知識があるため選択肢があれば問題が解けますが、選択肢が無くなると自分で答えを導き出せません。自分で答えを導けるよう、まずは基礎をしっかりと身につけるところから始めましょう。

逆に、マーク模試が出来ないという人はもともと勉強が得意でなんとなくで問題を解いてしまっている場合が多いです。記述形式ならなんとなくでも部分点がもらえるので点が取れますが、マークだと完璧な答えを見つけ出さないと点がもらえません。なんとなくではなくきちんと理由を付けて解答できるように勉強しましょう。

いかがでしたでしょうか。マーク模試が苦手な受験生の方も記述模試が苦手な受験生の方も、今回ご紹介したことを参考にどの形式の模試にも対応できるよう頑張ってください。

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