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早稲田大学人間科学部の特徴や難易度、受験対策について丁寧に解説!

「早稲田大学人間科学部では、一体どんなことを学ぶのだろうか?」

「早稲田大学人間科学部に合格するのは難しいかな?難易度が知りたい!」

「早稲田大学人間科学部を受験する際に注意すべきことってあるのかな?」

 

早稲田大学人間科学部を受験しようとしている受験生の中にはこのようなことを考えている人は多いのではないでしょうか?

 

そもそも「人間科学部」という聞き馴染みのない学部を受験する際には、特徴などについてきちんと知っておく必要があります。

何も知らないまま合格しても、入学した後に後悔する可能性がよくあるのです、、、

 

私筆者は、早稲田大学に合計6年間(学部、大学院)在籍し、早稲田大学人間科学部の友人を数多く有しているため、早稲田大学人間科学部について熟知しています。

そこで、今回は早稲田大学人間科学部の特徴や難易度、受験対策について丁寧に説明したいと思います!

 

 

この記事を読むことで分かること

・早稲田大学人間科学部がどのような学部なのかその実態が分かる!

・早稲田大学人間科学部の偏差値や難易度が分かる!

・早稲田大学人間科学部を選ぶ際の注意点が分かる!

・早稲田大学人間科学部の具体的な受験対策が分かる!

 

それでは行ってみましょう!!

 

~~~

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早稲田大学人間科学部ってどんな学部なの?

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皆さんは「人間科学部」と聞いてどんな学部か想像できますか?笑

人間を研究してるの?科学を研究してるの?って感じですよね、、、

実際、早稲田大学内において、人間科学部は文化構想学部と並んで、2大何してるのか分からない学部として知られています笑

 

そもそも、人間科学部という学部自体珍しく、人間科学部を設置している大学はあまり多くありません。

おそらく受験生のほとんどの方が実際にどのようなことを学んでいるのかわからないことでしょう。

何を学ぶか分からないまま入学するのは危険なので、少々詳しく説明していきたいと思います!

 

早稲田大学人間科学部ではどんなことを学ぶのか?

それはずばり、「人間科学」について学ぶのです!笑

そして、「人間科学」というのは、人間を取り巻くもの、すなわち人間が創り上げてきた文化や社会などから「人間」とは何なのかについてや、「人間」の人体の仕組みなどについて研究する学問です。

 

少しイメージが湧いてきましたか?

早稲田大学人間科学部はさらに、「人間環境学科」「健康福祉学科」「人間情報学科」の3つの学科に分かれます。

それぞれについて、扱う内容が大きく異なっているので、以下簡単に紹介したいと思います!

 

①人間環境学科

「環境」とありますが、いわゆる一般的な環境問題を扱うわけではありません。

人間を取り巻く環境を学ぶ学科です。

具体的には、心理学や社会学などです。

 

人間環境学科と名乗っていますが、実は扱う分野は文学部や社会科学部で扱う内容に類似しています。

そのため、実は本学科はあまり人気がありません。

というのも、人間科学部がある所沢キャンパスより、文学部がある戸山キャンパスや社会科学部がある本キャンパスの方が人気だからです。

(この点については後で詳しく説明します!)

 

もっとも、これは本学科が狙い目であることも意味します!

人間を取り巻く文学や歴史、文化、その他人間の心理や行動や社会について興味関心があれば本学科がおすすめかも知れません!!

 

②健康福祉学科

健康福祉学科という名前もまたあまり聞き馴染みがないかもしれません。

しかし、一般的な社会福祉学科と同様と考えて差し支えありません。

社会福祉学科は普通の大学にもありますよね。

 

健康福祉学科では、福祉について学びます。

社会福祉士の資格も取ることができます。

手に職をつけられるのは大きなメリットですよね!

 

そして、早稲田生にすら意外と知られていないことですが、本学科では、医療工学も学ぶことができます!

つまり早稲田大学には医学部はありませんが、医療系の職業を目指すこともできるのです。

 

実は、もともと早稲田大学人間科学部は本当は医学部に近い学部作りたかったために設置された学部じゃないかという噂もあるのです(笑)

医師にこそなれませんが、早稲田大学で医療関係に従事したいという方は健康福祉学科がおすすめかも知れません!!

 

③人間情報学科

人間情報科学科では、コンピュータ・サイエンスを学びます。

具体的には、コミュニケーションとか認知科学、人間工学、教育工学などです。

もうそれ理系じゃん!って突っ込みたくなるくらいがっつりコンピュータを学びます(笑)

そこら辺の理系学部より理系チックですし、最先端の内容を扱います。

人間とコンピュータの関係性について研究する学問なのです。

 

そして、本学科は就活に非常に有利です。

なぜなら、人間情報学科に進学すれば卒業する頃にはコンピュータに強くなり、会社に入ってから即戦力となれるからです。

人間情報学科で、コンピュータの人間の生活にもたらす可能性を追求してみたいという方にはおすすめです!

 

 

早稲田大学人間科学部に合格するのは難しい?

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次に早稲田大学人間科学部の受験データについて説明していきたいと思います。

早稲田大学人間科学部に合格するのは難しいのでしょうか?

 

まずは客観的な数字から見てみましょう!(以下、引用元はパスナビ

 

早稲田大学人間科学部の偏差値は「62.5」となっています。

正直なところ早稲田大学の中ではこの偏差値はかなり低いです。

他の学部では基本的に偏差値が65を下回ることはありません。

 

もっとも、2021年度の一般入試の倍率は「7.6倍」となっており、一定数の人気があると言えます。

この倍率が高いのは、偏差値があまり高くないため、早稲田大学に進学したいという学生が、とりあえず滑り止めとして受けておくという傾向ためです。

現に、早稲田大学人間科学部では多くの補欠合格者を出しています。

倍率が高い以上、きちんと対策をする必要があるといえるでしょう!

 

 

早稲田大学人間科学部を受験する際に注意するべきことは?

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早稲田大学人間科学部は先述の通り、偏差値が比較的低いことから、滑り止めとして受験する学生が非常に多いです!

 

もっとも、早稲田大学人間科学部を選択する際には何点かの注意が必要です。

入学してからでは、基本的に取り返しがつかないので、ここに書いてある内容を必ず参考にした上で、志望校選択を行って下さい!!

以下、一つ一つ説明していきます。

 

・所属キャンパスが所沢キャンパスである

これはめちゃくちゃ重要なので少し丁寧に話します、、、!

 

早稲田大学は「早稲田キャンパス」「戸山キャンパス」「西早稲田キャンパス」「所沢キャンパス」の4つのキャンパスから構成されています。

そして早稲田キャンパス、戸山キャンパス、西早稲田キャンパスはいずれも新宿区内に存在しており、それぞれのキャンパス間も徒歩約10分程で行き来することができます。

 

これに対して、所沢キャンパスはまさかの埼玉県内に所在しています(笑)

具体的には、埼玉県所沢市で、最寄り駅の小手指駅(西武池袋線)からバスで15分程のところにあります。

しかも小手指駅とは西武池袋線というローカル線の端っこの方です。

そして、所沢キャンパスへのアクセスについては、このルート以外に存在しません、、、(泣)

しかもさらにバスで15分、、、(笑)

このように、残念ながらアクセスが非常に悪いのです。

 

また、小手指駅周辺、所沢キャンパス周辺はコンビニしかありません。

遊ぶ場所がほぼ皆無なのです。

授業終わりにゼミのみんなで映画見に行く!みたいなキラキラなキャンパスライフは難しいでしょう、、、

このように、キャンパスの立地としてはかなり悪い部類になります。

 

さらに、メインキャンパスから1時間以上離れたところにあるため、サークル活動に参加するのが非常に困難です。

これは、ひじょーーうに重要です。

まず、所沢キャンパスから、本キャンパスまで、時間にして1時間以上、交通費にして片道500円以上かかります。

つまり、サークル活動に参加するためだけなのに、毎回毎回片道500円以上の交通費と1時間以上の移動時間が必要となるのです。

早稲田大学内のサークルによっては所沢キャンパスの学生の加入をお断りしているサークルもあります。

 

ちなみに早稲田大学のキャンパスについてより詳細に説明した記事があります!

大学選びでは、キャンパスの所在が非常に重要です。

こちらもぜひ読んでみて下さい!!

(↓併せて読みたい)

早稲田大学のキャンパスを解説!特徴や学部選びの注意点がわかる!

 

・文系学部ではあるが、理系的色彩が濃い

早稲田大学人間科学部は文系学部と位置づけられています。

しかし、研究する内容が人間についてであり、文化人類学などの社会科学に加え、生態学、工学など理科系の学問も研究対象に含まれてきます。

 

また受験科目も数学を選択できる点からも、理系的色彩が色濃いと言えるでしょう。

入学後扱う内容は理系分野が多いため、入ってから混乱しないように注意しておきましょう!

 

・早稲田大学内では下に見られがち

先程説明した通り、早稲田大学人間科学部は本大学の中でも比較的偏差値が低いことが特徴です。

早稲田大学内の他の学部と比較すると、平均して5以上偏差値が離れています。

 

早稲田大学人間科学部についての実態を説明するためにあえて言いますが、早稲田大学内での人間科学部のカーストは低いのが実情です、、、

もちろん、そんな偏った考えを持っている人のほうが少ないですが、一部の人は、早稲田大学人間科学部とスポーツ科学部は早稲田大学とみなさないとする人もいるのも事実なのです。

このことから、早稲田大学内では、人間科学部とスポーツ科学部は、それぞれ「所沢大学人間科学部」「所沢大学スポーツ科学部」と呼ばれ、揶揄されています(笑)

 

早稲田大学人間科学部に合格するためには具体的にどんな対策をすればいい?

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まず前提として、早稲田大学人間科学部は先述の通り、偏差値自体はあまり高くはありません。

しかし、その裏返しとして滑り止めとして受験する学生が多く、倍率はかなり高くなっています。

そのためしっかりとした対策が必要となってきます。

以下、各教科について具体的な傾向、対策をまとめてみました。

 

・国語

早稲田大学人間科学部の国語では、「現代文」「古典」の2題が出題されます。

現代文は、例年論説文(評論文)が出題されています。

文章の内容は多岐の分野にわたっていますが、人間科学部ならではの、現代思想論で人間と人間を取り巻く環境全体に関するテーマが多く出題されているのが特徴です。

とはいっても、これらのテーマにピンポイントに合わせた勉強は困難です。

そのため、過去問演習が最重要となります。

もっとも、早稲田大学人間科学部の現代文は問題文が短いのが特徴ですので、時間にはある程度余裕があると考えられます。

 

次に、古典に関しては、例年古文・漢文融合形式での出題がなされています。

次年度もほぼ間違いなく、同様の形式が続用されることから、古文、漢文両方の知識をきちんと備えて置く必要があるでしょう。

古文は中世~近世までの幅広い題材、漢文も様々な文章が出されます。

特に注意すべき点は、早稲田大学人間科学部の古文では和歌が頻繁に出題されていることです。

和歌は一般的に正答率が低いです。

過去問演習などを通して、和歌特有のルールなどについて最低限の知識を入れておきましょう!

 

また、文学史などといった知識問題も数問出題されています。

もっとも、配点割合も低く対策のしようがないため、過去問出でてきたレベルの知識を抑えておけば足りるでしょう。

 

・英語

早稲田大学人間科学部の英語では、例年、200~250語前後の英文読解問題が8題、短文空所補充問題、誤文訂正問題が出題されます。

試験時間は90分と時間的にシビアであるため、首尾よく問題をとき進めていく必要があります。

理想的な時間配分としては、読解問題については1題あたり8分程度を目安として、英文の長さと、小問が3つか4つにより適宜調整しながら、トータルで65分、空所補充と誤文訂正で7~8分ずつ使うといいでしょう。

 

英文に関しては、社会科学系のテーマを中心に時事的な話題が素材になった英文が多いのが特徴です。

短文空所補充では補充する必要のない問題、誤文訂正では誤りなしの問題があるため、消去法による回答法では太刀打ちできず、正確な知識・理解が必要です。

なお、早稲田大学人間科学部の英語の文章には難解な単語が用いられているものもありますが、文意により推定できる若しくは設問を解く上では分からなくとも良いものがほとんどです。

 

具体的な対策としては、短い文章の要点を即座に把握できるようなトレーニングをするといいでしょう。

やはり過去問が最適な問題集と言えるでしょう。

過去問をきちんとやり、余裕があった場合におすすめの参考書としては、「やっておきたい英語長文300」(河合塾SERIES)、「やっておきたい英語長文500」(河合塾SERIES)、「速読英単語」(駿台出版)です。

毎日数個の初見の短文を速読するという練習をしていれば怖いものはないでしょう!

 

・数学

早稲田大学人間科学部の数学は、毎年出題分野が異なります。

そのため、狙い撃ち的な対策をすることは難しいです。

もっとも、確率、ベクトル、図形と方程式に関する問題が多く出題されていますので、これらの分野はしっかりと勉強しておきましょう!

 

試験時間は60分で、大問が5題出題されます。

時間的には余裕があるとは言えないため、典型的な問題は即座に対応できるようにしておく必要があります。

なお解答形式は、全てマーク式なので、マーク式特有の解き方を共通テストの問題などを通して練習しておくといいでしょう。

 

対策としては、早稲田大学人間科学部の数学は特段癖のある問題は出題されないことから、一般的な勉強で問題ないでしょう。

具体的には、「基礎問精講」(旺文社)や「青チャート」(数研出版)などで典型問題の型を身に着けつつ、過去問や「文系数学のプラチカ」(河合出版)で応用力を養いましょう。

 

・社会

早稲田大学人間科学部の社会は、時間が60分、5題の大問により構成されています。

日本史では史料問題が多く出題される傾向にあります。

日頃から、教科書や史料集に目を通しておきましょう。

また史料の読解には、古文の知識が必要となる場合もありますので、古文の勉強も頑張りましょう!

 

世界史に関しては、地域ごとの縦の歴史を問われる傾向にあります。

つまり、苦手な範囲があると、大問まるごと落としてしまいかねないので、主要な地域のみならずすべての地域の縦の歴史を抑えておく必要があります。

手薄になりがちなアフリカや東南アジアの歴史についても満遍なくしっかりと勉強しておきましょう!

日本史も世界史も、問題の難易度としては、共通テストより多少難しいといった具合です。

マーチレベルの問題が解ければ、余裕を持って合格することができるでしょう。

 

早稲田大学人間科学部についてまとめ!

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以上、早稲田大学人間科学部の特徴や難易度、選択の際の注意点などについて丁寧に説明してきました。

ここまでの内容を振り返ると次のようになります。

 

・人間科学部は「人間」そのものを様々な観点から分析し、研究していく学問である!

・早稲田大学人間科学部は本大学の中でも難易度は低く合格しやすいといえる!

・早稲田大学人間科学部を選ぶ際には注意すべき点が多い!

・早稲田大学人間科学部に合格するためには英語が最重要!

 

 

早稲田大学人間科学部について色々なデメリットをあげましたが、これらの点とうまく向き合えば、他の学部と同様に大学生活を楽しむことができます!

実際に人間科学部に在籍する友人の多くが自身の学部に誇りを持っています。

また、扱う学問が専門的かつ先端的なので、就活にも非常に強いです!

是非、早稲田大学人間科学部合格を目指して受験勉強を頑張ってください!

 

 

 

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