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早稲田大学のキャンパスを解説!特徴や学部選びの注意点がわかる!

「早稲田大学に進学したくて複数の学部を併願しようとしているけど、合格したら自分はどこのキャンパスに通うことになるのだろうか?」

「早稲田大学ってあちこちにキャンパスがあるけど、それぞれの特徴や利点って何だろう?」  

 

早稲田大学を志望校としている受験生の方の中にはこのようなことを思っている方は多いのではないでしょうか?

 

早稲田大学は国内の大学の中でも非常に大規模な大学であり、都内の各地にキャンパスを保有しています。

そしてそれぞれが異なった特徴を有しているため、自分の思い描いていた大学生活を送りたいと考える場合には、自分が通うことになるキャンパスの特徴を把握しておかなければなりません。

 

そこで、学部課程、修士課程を通して、早稲田大学に実際に6年間通った私筆者が早稲田大学のキャンパスのそれぞれの特徴やメリット、デメリットについて詳細に説明いたします!  

 
この記事を読むことのメリット
 
・早稲田大学のキャンパスの一覧と構造がわかる!
・それぞれのキャンパスの特徴がわかる!
・志望学部を選択する上で気をつけるポイントがわかる!

 

ぜひ最後まで読んでみてください! 

 

~~~

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早稲田大学のキャンパスにはどんなものがある?

 

キャンパス 談笑する学生たち  

 

早稲田大学は、在籍する学生数については、日本大学に続いて国内2位のマンモス大学です!

 

主に早稲田大学は4つのキャンパスから構成されています。

そして、早稲田大学では、学部それぞれに本拠となる校舎があり、キャンパス毎に学部が割り振られています。

 

まずは、早稲田大学のキャンパスについて一覧にまとめてみました!

 

①早稲田キャンパス 

・住所:〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1

・交通アクセス: 高田馬場駅(JR線、西武新宿線)徒歩20分/早稲田駅(東西線)徒歩3分

・学部:政治経済学部、法学部、教育学部、商学部、社会科学部、国際教養学部

 

 

②戸山キャンパス

・住所:〒162-8644 東京都新宿区戸山1-24-1

・交通アクセス:高田馬場駅(JR線、西武新宿線)徒歩20分/早稲田駅(東西線)徒歩3分

・学部:文化構想学部、文学部

 

 

③西早稲田キャンパス

・住所:〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1

・交通アクセス:高田馬場駅(JR線、西武新宿線)徒歩10分/西早稲田駅(副都心線)出口3より直結

・学部:基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部

 

 

④所沢キャンパス

・住所:〒359-1192 埼玉県所沢市三ケ島2-579-15

・交通アクセス:西武池袋線小手指駅よりバス 約20分

・学部:スポーツ科学部、人間科学部

 

 

早稲田大学のキャンパスのそれぞれの特徴と利点は?

本数冊 ノート  

 

以上、早稲田大学には4つのキャンパスがあります。

そして、それぞれのキャンパス毎に雰囲気が全く異なります。

 

そこで、それぞれのキャンパスの特徴について説明いたします!

 

(1)早稲田キャンパス

まずは早稲田大学のメインキャンパスである早稲田キャンパスです。

このキャンパスは通称「本キャン」と呼ばれ、早稲田大学の顔ともいうべきメインのキャンパスです。

大隈銅像や大隈講堂といった本大学のシンボルはこの本キャンにあります。

 

早稲田キャンパスの正門は通称「無門の門」とよばれ、校門がありません。

これには、学問はすべての人に開かれているという早稲田の思いが表されているのです。

それもあり、早稲田キャンパスには毎日多くの人で溢れています。

早大生だけでなく、観光客や各地の高校の学生がキャンパス見学で訪れており賑わいがあります。

また本キャンは広々とした土地を有しており、イチョウの並木道があるなど、ドラマや漫画で出てくるような大学のキャンパスのイメージそのままといった感じです。  

 

また、早稲田キャンパス構内には「大隈庭園」と呼ばれる日本庭園もあり、日中であれば誰でも入ることができます。

大隈庭園はとても静かな庭園で、すぐ隣にあるおしゃれなカフェではサンドイッチやお菓子なども売ってるので、昼休みにクラスメートと簡単なピクニック気分を味わうこともできます!

 

そして、本キャンは新宿区内に位置しているため、学生の財布に優しい価格帯の飲食店やおしゃれなカフェなども多く存在します。

学部生、大学院生限定で無料で利用できるカフェなどもあります。

早稲田の周辺一帯には老舗のお店があり、長年早稲田大学と関係性を保っているので、高田馬場から早稲田まで全体が早稲田の街並みといった雰囲気です!

 

また東西線早稲田駅から徒歩約3分、JR新宿駅まで約10分の場所に位置しており、アクセスも容易です。  

授業後にクラスメートやゼミの友達と新宿で映画を見たり、ご飯に行ったりと非常に便宜がいいのがおすすめです!

 

(2)戸山キャンパス

戸山キャンパスは文化構想学部、文学部のキャンパスであり、早稲田生からは「文キャン」と呼ばれています。

文キャンについても東西線早稲田駅から徒歩約3分程度の場所に位置しています。

 

早稲田生が「文キャン」のイメージを一言で言って、と言われたら、ほとんどの人が「おしゃれ」というぐらい、綺麗な校舎、華やかな学生がいっぱいいます。

文キャンの中には美味しいパン屋さんやスタバなどのカフェがあり、早稲田大学のおしゃれな人が集まる場所と考えられています。

「文キャン女子」という言葉があるくらい、文キャンは華やかなキャンパスとなっています。

早稲田大学のオープンキャンパスに参加して、文キャンの雰囲気の良さを見て早稲田大学文学部や文化構想学部に志望する人が非常に多いです。

夢見てたキラキラのキャンパスライフを送りたいという女子には文キャンがおすすめです!笑

 

また、戸山キャンパスには「戸山の丘」問と呼ばれる広場があり、自然が豊かです。

これは、早稲田アリーナとともに3年前くらいに完成したもので、とても綺麗で落ち着いた雰囲気の空間です。

近くのスタバでフラペチーノを買って、戸山の丘で休憩しているカップルも多いです。

 

さらに、文化系のサークルの巣窟である学生会館と直通になっているので、サークル活動に打ち込みたいという方には文キャンがおすすめと言えます!

 

(3)西早稲田キャンパス

通称「リコキャン」と呼ばれる西早稲田キャンパスには、早稲田大学の理系の学部のすべてが集まっています。

本キャンや文キャンから徒歩10分程度と少々メインキャンパスからは離れていますので、早稲田駅周辺の街一帯が早稲田一色といった雰囲気は感じられないかもしれません。

また、学生会館へ行くのも徒歩約10分程度かかるので、多少サークル活動が億劫になるかもしれません。

しかし、これに関しては理系学部すべてが西早稲田キャンパスに集まってしまっているのでどうしようもありませんね、、、

 

もっとも、西早稲田キャンパスから本キャンパスまでは、早稲田のバスが出ており、無料で利用することができます。

また、西早稲田駅とキャンパスが直結しているのは非常にポイントが高いです。

駅から、キャンパスまでの移動がほぼないですし、傘を忘れたとしても、駅まで屋根伝いに行けるので助かりますね。

西早稲田駅は副都心線が通っており、西武池袋線、東急東横線と直通になっているので、埼玉や横浜の方からでも一本でアクセスできます。

西早稲田から新宿までが徒歩10分くらいなので、授業後に遊びに行ったり、飲みに行ったりしやすいというのも西早稲田キャンパスの強みですね。

 

また、リコキャンには研究室や実験室などがあり、理系にとっては非常に利便性あるキャンパスといえます。

質実剛健といった雰囲気のある校舎や中庭などは、理系学生の間では非常に評判がいいです。

一度見に行ってみてください!

 

(4)所沢キャンパス

上記3つとは場所的に大きく離れている通称「とこキャン」はスポーツ科学部、人間科学部のキャンパスです。

残念ながら、西武池袋線小手指駅よりバスで15分とアクセスは非常に悪いです、、、

また、小手指駅自体が山の方なので、駅周辺にもお店がほとんどありません。

 

もっとも、とこキャンは郊外の立地条件を最大限生かした自然が豊かで広大な敷地を有するのびのびとしたキャンパスとなっています。

スポーツ科学部の本拠地であるので、キャンパスの中には広大な土地、様々な運動場を有しています。  

早稲田大学にはオリンピックに出るようなスポーツ選手やプロ野球選手なども多く在籍しているので、有名な選手にも会えるかもしれません。

 

また、所沢キャンパスには多くの研究棟が存在します。

研究室一つ一つが大きいため、快適な環境で研究をすることができます。

静かな空間で研究や勉強をしたいという学生にはおすすめと言えるかもしれません!

 

早稲田大学のキャンパス的に志望学部選びで気をつけることは?

頭を抱える女性  

早稲田大学のそれぞれのキャンパスの特徴について説明してきました。

それでは次にキャンパスから見る志望校選びの際の注意点について解説していきます。

めちゃくちゃ重要なので、必ず以下の注意点をみてから志望校選びをしてください!!

 

・早稲田大学ではキャンパス移動がない

先述した通り、早稲田大学には合計で4つのキャンパスが存在します。

そして学部ごとにキャンパスが分かれています。

 まず一番注意しなければならないことは、早稲田大学ではすべての学部においてキャンパスの移動がないという点です。

 

例えば、慶應大学文化系学部の場合は、1、2年時は郊外の日吉キャンパス、3、4年時は大都会の三田キャンパスなどといったように、

大学によっては1、2年生と3、4年生でキャンパスの移動があるという場合もありますが、早稲田大学ではそのようなシステムはありません。

 

転部するなどして、学部を変更しない限り、入学してから4年間ずっと同じキャンパスに通うことになります。

入学してみてキャンパスの環境や立地が好ましいものではないといっても、卒業までは基本的にそこで4年間過ごさなければならないのです。

なお、早稲田には転部制度がありますが、成績の要件なども厳しい上、転部試験の合格は非常に難しく、転部した後の単位の引継ぎもごくわずかなため、卒業するために相当の努力が必要になります。

キャンパスを変えたいという理由で転部することは現実的ではないので、志望校選びには十分気をつけてください!

 

・文化系サークルの活動の中心となる学生会館は文キャンの隣にある

また早稲田大学のキャンパスの注意すべきポイントとして、早稲田生でも入学してから知る問題点があります。

それは先ほどから何度か出てきている文科系のサークルの部室がある「学生会館」と呼ばれる建物は文キャンの隣にあるということです。

スポーツ系のサークル以外のほぼ全てのサークルがこの学生会館を拠点に活動しています。

早稲田キャンパス、戸山キャンパスからはアクセスが容易ですが、所沢キャンパスからのアクセスは非常に悪いです。

サークル活動に参加するためだけなのに、毎回毎回片道500円以上の交通費と1時間以上の移動時間がかかります。

文科系のサークル活動に打ち込みたいという方には所沢キャンパスはあまりお勧めできません。  

 

・西早稲田キャンパスと所沢キャンパスでは、資料の入手が困難

大学の授業で指定される書籍は専門書の場合があり、一冊あたりの単価が非常に高額です。

その割に、その授業限りで全く使わなくなるというケースがほとんです。

そのため、無駄な出費を抑えるためにも大学の図書館は積極的に利用したいところです。

 

そして、早稲田大学は、図書館の蔵書数が日本最大級です。

この点が魅力で、入学する人もいます。

早稲田大学の図書館で揃わない本はないといえるくらい豊富です。

 

もっとも、早稲田大学の図書館はほとんど早稲田キャンパスの周辺に集中しています。

そのため、西早稲田キャンパスと所沢キャンパスはその恩恵にあづかることはできません。

図書館を利用する場合、わざわざ早稲田キャンパスまで来なければならないのです。

 

早稲田大学のキャンパスについてのまとめ

時計とティーカップ  

 

以上、早稲田大学のキャンパスについてその所在地や特徴、メリット・デメリットについて丁寧に解説してきました。

ここまでの内容をまとめると次のようになります。

 

・早稲田大学には全部で4つのキャンパスが存在

・学部ごとにそれぞれのキャンパスが割り振られている

・早稲田大学では4年間キャンパスが変わらないため志望学部を選ぶ際には注意が必要

・文科系サークルへの加入を考えている場合には所沢キャンパスは不便

 

早稲田大学は文系私大の最難関大学であり、全国各地の優秀な学生が集まります。

またサークル活動や部活動、学校行事が盛んで、学生には活気が満ち溢れています。

有意義な大学生活とするにもいずれのキャンパスに通うかは非常に重要な視点となります。

キャンパス選びの際には、何度も実際に足を運んで自分の目で確かめるといいでしょう。

早稲田大学の各キャンパスは、所沢キャンパス以外については、いずれも徒歩10分程度の距離に集中しているので、すべてのキャンパスに赴くことも簡単です。

美味しいご飯屋さんもいっぱいあるので、受験勉強の息抜きがてら是非遊びに来てください!

 

 

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