皆さんこんにちは。武田塾塚口校講師の廣澤です。
今回は近畿で教師を目指すならどこの大学が良いかを話していこうと思います。
近畿で教師を目指すならどこの大学がいい？
学部は教育学部を選択肢しよう！
まず初めに私が言いたい事は、本気で教師を目指すならどこの大学に行くかということよりもまず教育学部に入るべきということです。
文学部→国語教師
国際学部→英語教師
のように教育学部に入らなくとも教師になる事は可能ですが、卒業単位とは別にカリキュラムを組む必要があるのでスケジュール的にとても大変です。
また、そのようなスケジュールなので挫折する人も多く、モチベーションを維持することも厳しいでしょう。
一方で教育学部に入れば教職がそのまま卒業単位に含まれるので授業だけでスケジュールがパンパンになる事はありませんし、周りのほとんどが教師を目指す環境なのでモチベーションも維持しやすいでしょう。
オススメ大学
○大阪教育大学
教員就職者が近畿地方に限らず、毎年全国ランキング1位です。
これは明治時代の師範学校から続いているということもあり、近畿地方で多くの教員を輩出しています。
合格実績から教員志望の高い学生が入学し、地元の教員採用試験対策のノウハウが確立していることが就職実績の高さに繋がっており、おススメです。
他にも関西の国公立大学で教育学部は京都大学、奈良教育大学、京都教育大学、和歌山大学、滋賀大学、兵庫教育大学と全部で7つあり、共通点としては有名企業に就職する学生も多くいるということです。
教育学部とはいえ国公立大学というブランド力は就活でもかなり強いようです。
○関西学院大学
関関同立の中で唯一、関西学院大学に教育学部があります。
そのため関関同立を目指し、なおかつ教師になりたい人の多くが目指すので難易度も高いですが教員採用の合格実績も高いです。
ちなみに産近甲龍である京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学には教育学部が存在しません。
（※他学部から教員免許を取得することは出来ます。上記で話したように、スケジュールはキツキツになりますが……）
そのため関西学院を除く関関同立の学生に比べて教職課程を取る学生の率も高い傾向にあります。
【まとめ】
近年では教員採用試験の倍率は減少傾向にあり、ハードルは下がりつつあります。
教員現場の厳しさや現代社会における様々な問題が報道され、民間企業に流れる学生も多いようです。
しかし、将来なりたい職業ランキングなどでは常に上位にランクインする職業でもありますので、ぜひ1度目指してみてもよいのではないかと思います。
大学受験は自分の将来を見つめる良い機会でもあり、志望大学を決める際はよく考えてみましょう。
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