皆さんこんにちは!
阪急塚口駅から徒歩3分、武田塾塚口校の校舎長の西村です。
学校に通っている限り逃れられないのが定期試験です。
また、保護者の方は子どもが高校でしっかり勉強をしているのかを判断するための指標として定期試験の結果を良く見ている事かと思います。
しかし、子どもが高校でしっかり勉強していると期待していたのに、その結果が悪かった場合、どうして点数が悪かったのかと疑問や不満を覚える事でしょう。
そこで今回は【定期試験で成績が悪い理由について】をお話していきたいと思います。
定期試験で成績が悪い理由
勉強時間が足りない
一番多いのはそもそも勉強時間が足りていないというパターンです。
定期試験は科目も多く、また範囲も1学期分ともなるので、日頃からコツコツと取り組んでいない限り網羅する事は難しいでしょう。
特に時間が足りなくなるのが英語や数学です。
英語は単語や文法の知識がなければ教科書の長文を読むのは難しいですし、数学も公式を覚えた上で計算できるだけの数的思考力を養う必要があります。
これらの科目は普段からコツコツと積み上げがものを言う科目であり、付け焼刃ではどうしても難しいと言わざるを得ません。
それに加えて社会系の暗記科目もこなすとなると、もう手が付けられません。
とはいうものの、「テスト期間中となって時間もあるはず」という人もいるでしょう。
しかし、よく考えてみて下さい。
部活動が休みで勉強時間が普段より多くなったとします。
今まで毎日勉強していなかった人がいきなりテスト期間中は4時間やろうと思っても出来るでしょうか。
恐らく、ほとんどの人は途中で集中を切らしてしまうのではないかと思います。
またはその日はやれたとしても連日ともなると難しく挫折する人がほとんどでしょう。
余程のことをしない限り、テスト期間中だけで試験を乗り切ろうとする人は範囲を網羅せずに終わる事でしょう。
以上の事から、せっかくのテスト期間の時間も有効に使えず、結果的に時間が足りない状態になってしまいます。
苦手なところや分かった状態のままテスト当日を迎えている
時間をかけたのにテストの点数が上がらないという場合もあります。
特に、苦手な分野ではより時間をかけてテスト対策に挑む人も居るでしょう。
しかし、頑張った結果を成果として得られる人はそれほど多くありません。
これには理由があります。
1点目 テスト範囲を解けるだけの基礎が確立していない場合
例えば英語で考えてみましょう。
教科書の長文がテスト範囲だったとした場合、前提としてまず長文を読める知識を得ていなければなりません。
この場合、基礎となるのは単語、熟語、文法は最低限必要になります。
その力がつけた上で更に、ここから文章を理解する読解力が必要となるわけです。
この際、基礎力が付いているなら範囲内の長文を読みこむだけで終わります。
しかし、基礎力がない人は対策にどう手を使って良いか分からず、下手したら単語を訳していくだけで時間が無くなることもあるでしょう。
他の科目でも同じことが言えます。
試験範囲を解けるだけの基礎力が付いていなければ時間が取れても効率的に勉強が出来ません。
そして、肝心の試験範囲の問題が分からないまま本番を迎えてしまうというわけです。
2点目 授業で分かった気になったまま放置している場合
人によっては授業を聞いただけで内容が全て理解できるという人も居ます。
しかし、多くの人は授業の中でまず理解しようと努める事でしょう。
この時、先生の説明したことがすんなりと入ってきて、分かったような気になることがあると思います。
この理解した「ような」状態のまま放置してしまうのが危険なのです。
何故このようなことになるかというと、自分で出来るようになるまで問題演習に取り組んでいないのが原因です。
授業を聞いただけの状態は、まだ記憶に完全に定着しておらず、時間の経過とともにどんどん覚えた事が抜けていく状態です、
そのため、何度も反復して覚えたい事を繰り返すことが重要になります。
また、数学などの場合は公式を覚えた上で実際に類似問題などにより覚えた公式が使えるように演習しなければ解ける問題も増えていきません。
だからこそ、授業で理解できたと思ってその後は放置することは非常に危険なのです。
覚えたことが本当に理解できるのか、使える知識になっているのかは実際に問題を解いてみないと分かりません。
この辺りがあいまいなまま試験を迎えてしうと、本番になって問題が分からないという事態を迎えてしまうことに繋がりかねないのです。
定期試験で点数を伸ばす方法
方法は大きく2つあります。
1点目 日頃から少しずつでも勉強を取り組んでいく事
1日1時間勉強していれば、3ヵ月後には90時間の差になります。
また、人の記憶は繰り返し見たものは長期記憶になりやすいという特徴があります。
そのため、日頃からこまめに勉強をし、定期的に復習する事で覚えたものを忘れにくくすることが出来るのです。
とはいうものの、今までこまめに勉強をしたことないという人がいきなり何時間も勉強をする事は難しいと思います。
そういう人は、まずは勉強を習慣にするため簡単な目標から始めていくようにしましょう!
例えば、最初のうちは1日の勉強量を30分から、参考書の見開き1ページを終わらせるといったようにです。
もう少しできた、やれそうだったなという名残惜しさが残るくらいで終わるのがコツです。
こうする事で、少しずつ勉強する量や時間が伸びていき、勉強をするのが習慣になってきますよ!
2点目 効率的に勉強をする事
時間が限られているからこそ、その時間を有効に使えるかが大事です。
そのためには今している勉強のやり方が効果的なのか、効率的に勉強できているかを良く見直してみる必要があります。
その際に重要になるのが、今の自分の実力がどれくらいなのかということを正確に把握する事です。
〇学校の授業進度にあったレベルなのか
〇進度より自分の学力が遅れているのか
〇基礎的な所からやり直す必要があるのか
人によって取り組むべき勉強のやり方や方法も変わってきます。
良く頭の良い人に勉強をどうすればいいかと聞いた時に、効率的やればいいと簡単なことのように答えが返ってくる事があります。
とはいうものの、効率的にするにしても人によって現状は異なります。
まずは今どういう勉強をしているのかを見直し、改善すべきところがどこなのかを把握できなければそれも出来ません。
では、効率的に進める上で具体的にどうすればいいのでしょうか。
基礎を固めていく
応用は基礎の下積みの結果です。
いきなり演習問題を取り組むよりも、まずは公式や単語と言った基礎を出来るだけ増やすことで取り組める問題の幅や深さも増していきます。
例として高い建物を建てようとしした場合、まず何をするかを考えてみましょう。
その場合、上にものを積み上げていかなければいけないからこそ、基礎部分をしっかりと固めることが重要となります。
勉強でも同じことが言えます。
基礎を固めてしまえば応用問題の解ける範囲も増えますし、より難しい問題にも取り組めるようにもなるわけです。
まずは下積みを固めて進め、それが出来てから応用問題に取り組むようにしましょう!
アウトプット主体の勉強に切り替える
「授業を受けるだけ=インプット中心」を「問題演習=アウトプット中心」の勉強法に変えることも必要になります。
下の図は「ラーニングピラミッド」と呼ばれる図になります。
勉強のやり方によって学習したものがどれくらい頭に残りやすいかを示したものです。
見てわかるように、学校や塾で授業を聞いたり、参考書をただ眺めるのは習熟率が低くなっています。
反対に、問題の解法を真似て解いたり、自力で解く方が学習の定着率が高いのが見てわかるかと思います。
効率的に勉強を進めようと思うなら、問題演習に取り組む時間を多くとる方が効果的なのです。
だからこそ、もし今の勉強が授業を受けているだけのインプット中心の勉強になっているのなら、今すぐやり方を変えるようにしましょう!
最後に……
今回は定期テストで点数が悪い原因とその改善方法について話をしてきました。
とはいうものの、今言ったやり方に変えただけで成績が上がれば誰も苦労はしないかと思います。
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