授業をしない塾、武田塾三軒茶屋校です。
夏休みが明けて秋になり、センター試験まで100日を切ると、
いよいよ受験直前期という感じがして、受験生の緊張感が高まってきます。
そしてこの時期は受験勉強ももちろん重要ですが、受験校をどこにするかも重要になってきます。
受験校を決めるときには、校風や自分が大学にいく目的なども重要ですが、
試験問題と自分の相性というのも考えて欲しいところです。
そこで今回は、私立大学の中でも特に人気の高いMARCHの傾向をまとめました。
こちらを参考にある程度大学・学部を絞って、実際に過去問を見てから絞ってみてください！
MARCH各大学の問題傾向
明治大学
明治大学の英語の試験は長文読解がメインの出題になっています。
大問は２〜５題となっていて、ほとんどの試験で長文読解が２題以上出題されています。
長文読解の文章は社会科学系のお話がよく出てくる印象があります。過去問を見て確かめてみてください。
また、会話問題も頻出でほとんどの試験で１題は会話問題の出題があります。
文法・語法の大問も１題程度出題されることが多く、そうでなくても長文問題の空所補充などで語法について聞いてくることもあります。
青山学院大学
英語の青学なんて言われるように、青山学院大学の英語の試験問題はMARCHの他の大学と比べると頭一つ出ています。
問題の種類も受ける方式によって変わっていて、長文問題、文法・語法、和文英訳、自由英作文、英文和訳、会話問題、整序作文など様々な問題形式が見られます。
また、文法・語法を問う問題でも長文の空所補充形式で聞いてくるなど、問題を解くために読まなくてはならない文章量が多くなっているため、速読力も求められます。
こうやって色々いうと英語が得意ではない人は腰が引けてしまうかもしれませんが、少しでも気になる大学なのであればまずは過去問を解いてみてから考えてもいいと思います。
難しいとは言っても高校英語の基本の完成度が高ければ十分合格点に手が届くはず。
立教大学
立教大学の問題はほとんどの学部で形式が同じになっています。
長文読解が2題。会話問題が1題。整序や正誤の文法問題が1題。中文空所補充が1題。
オーソドックスな形式となっていて取り組みやすそうにも見えますが、長文読解の語数が２つとも1000語以上。２つ合計で2500語程度の文章になっています。
そのため速読力が求められる試験ともいえますし、普段から英文を読み慣れていないと集中して読み切るのは厳しいかもしれません。
中央大学
中央大学の問題は大問数がとにかく多く、多いところで９問となっています。
その理由としては文法・語法・語彙を問う問題が様々な形式で出題されており、それぞれが大問で分けられているから。
長文の問題も出題されていますが、他の大学に比べると文法や語彙にやや重きを置いた勉強が必要になります。
基本的な4択問題集を仕上げて過去問を解き、苦手な形式を重点的に対策するようにしましょう。
また、少々の記述問題が出題されていますが、これらもまた厄介なので、過去問を中心に対策が必要です。
法政大学
法政大学の英語試験の特徴は、長文問題が多いことです。
内容一致などのよくある読解問題から、文法・語法を問う空所補充問題、タイトル選択問題、グラフや表からの読み取りなど、様々な聞き方をしてきます。
文章量もある程度の量がありますが、様々な聞き方をする問題があるせいか問題が難しく見えがちです。
しかし、単語や熟語のレベルが高かったり、高度な文法・構文知識を求められるわけでもないので、しっかりと基礎ができていて十分な過去問と対策が行えれば、おのずと点数は取れるようになることが多いです。
MARCHの英語 問題傾向まとめ
明治大学 長文メイン。難易度は標準。
青山学院大学 難易度高め。英作文や和訳など記述問題も並ぶ。
立教大学 文章量が多い。速読力が必要かも。
中央大学 大問数が多くて知識を問う問題もたくさん。
法政大学 長文メイン。問題の聞き方に少し癖があるが、難易度は標準。
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