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未知なる受験
実際に受験を終えた身だからこそわかる受験期間中に起きる出来事とその影響についてご紹介します。本記事を経て、十分な想像をすることで受験期間中の過ごしやすさがグッと上がること間違いなしです。
初日
受験初日は当然緊張します。人生を左右するであろうイベントの初日です。本調子は出せないかもしれません。
ちゃんと会場につけるかもわかりませんし、どのタイミングで参考書を仕舞えばいいのか、スマホの通知は大丈夫か、時計は持ったか、トイレの場所はどこか、カンニングを疑われないかなど考えることが山積みです。どうしてもオドオドします。
また、おそらく最初はレベルが易しめな大学の受験になると思いますが、ここで本調子が出せないとかなりダメージを喰らいます。なぜなら、それよりも難しい大学たちが後ろに控えているからです。一気に自信を失う可能性があります。
これらをしっかりと想像して、早めに易しめな受験を一つ受けておくとか下見をしておくとか、友達と一緒に行くとかの対策を打ちましょう。スタートは本当に肝心です。
疲労
受験は疲れます。今までの模試とは訳が違います。模試の百倍、厳粛な雰囲気の中、これまでの集大成がぶつかり合います。非常に殺伐とした雰囲気です。
また、会場が平日の東京の場合、満員電車の可能性が高いです。座れないかもしれません。
それが1日ならまだしも、2日、3日、人によっては連続で何日もこなさなければいけない場合もあります。
MARCHをとにかく乱れ打ちした筆者の友人は、連日の受験により体調を崩していました。気をつけましょう。
何もない日
連日の受験は疲れますが、何もない日は別の意味で疲れます。落ち着かないってやつです。
2日、3日何もない日があるとします。さて、みなさんは何をして過ごしますか。本当に勉強できますか。なんだか無駄に緊張してふわふわしてしまわないですか。
ここはかなり人によると思いますが、筆者はあまり手につかないタイプだったので散歩などをして気を紛らわせていました。受験期間中ですが、人によっては友達と会うことも効果的だと思います。ただ、友達には友達の受験があるのでお互いに負担にならないことが大切です。ここでトラブルがおきると今後の交友関係にヒビが入ってしまうかもしれません。
合格発表
受験本番も大事ですが、合格発表はもっと大事かもしれません。個人的には合格発表の方が何倍も緊張しました。
世間のイメージでは、受験が終わってリラックスした数日後、運命の合格発表が行われるといった感じがあるかもしれません。おそらく国立大学の受験を題材としたドラマなどが多いからでしょう。
私立受験生は受験期間中に合格発表も味わうことになります。これがかなり重要です。
とりあえず一つ合格が出たら気持ちが落ち着いてその後のパフォーマンスが上がるかもしれません。逆に、ここは手堅いと思っていたところに落ちたとしたらどうしましょうか。相当心が抉られそうですね。受験全体のパフォーマンスが下がるかもしれません。
また、合格発表は9時から10時ごろに出ます。試験の1科目目が終わった後の休み時間、結果が見れてしまいます。どうしますか。見ますか。見ませんか。筆者は休み時間に不合格の文字を見てかなりダメージを負った経験があります。よく想像しておきましょう。
そして、合格発表はあなただけではありません。あなたの友人も迎えています。もし、自分はまだ合格が出ていないのに友人から合格の知らせが来たらどうしますか。デリカシーがある人ならそのような知らせはしないでしょうが、現在はインスタグラムが流行っていますよね。休み時間、何の気なしにインスタを開いたら友達の合格が発覚してしまうかもしれません。どんな気持ちになるんでしょうね。仮に、自分よりレベルが低いと思っていた友達が自分の志望大学に受かっていたらどう思うのでしょうか。
キリがありませんがよく想像して、友達間で「期間中に報告はしない」などの取り決めをしておくといいかもしれませんね。人は嬉しいと報告したくなってしまいますよ。気をつけて。
＋α（受験終了後）
ここまではギクっとするようなネガティブな想像をしてもらってきましたが、ポジティブな想像もしましょう。
受験が終わったら何をしますか？仮に2/22が最後の受験日だとしましょう。その日の帰りは何しますか。友達とご飯でも食べますか。それとも家で出前でも取りますか。じゃあ次の日は何しますか。もう皆さんを縛るものはありません。自由です、あとは祈るだけです。すぐディズニーでもいきますか。何してもいいんです。
筆者は受験が全て終わってから大学入学までの期間がめちゃくちゃ楽しかった記憶があります。もちろん、合格が一つもなければ気が気でないのですが、幸い自分も友人もみんな合格を手にしていたので楽しく遊ぶことができました。激動の受験が終わり、本当に穏やかで和やかに過ごしてました。楽しかった。この楽しい期間が終わっても次は大学生です。サイコーの連続でした。
そしてすぐ卒業が来ます。もう制服を着ることはないでしょう。一緒に苦楽を共にしたクラスメイトたちともお別れです。人によっては一人暮らしのために引っ越してしまう人もいるでしょう。
受験が終わったら本当に一瞬で卒業式が来ます。2週間くらいですかね。今までは受験という大イベントに覆い隠されていた卒業、高校生活の終わりが急に顕になります。まだ受験を迎えていない皆さんにとっては気が早いし想像できないことでしょう。想像しなくてもいいと思います。今は受験に集中しましょう！
おわりに
初日のことや疲労のこと、合格発表のことをよく想像しておくと、いざその渦中になって多少気が明るくなるかもしれません。あらかじめの想像はかなり重要です。ぜひ、やっておいてください。
受験終了後のことはモチベーションのために想像してみてもいいです。受験は確実に近づいていますが、それに伴って受験の終了も近づいています。後少し頑張れば再び自由を手にすることができます。踏ん張りましょう。応援しています。
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