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フロンティア入試って何?特殊な入試方式について!

みなさんこんにちは!武田塾久喜校です。

 

7月に入り、いよいよ本格的に暑くなってきましたね。

外に出ていなくても熱中症や脱水症状になることはあるらしいので、こまめに水分補給をして体調管理をしつつ勉強の方を進めていきましょう。

もちろん新型コロナウイルス対策も忘れずに!

 

フロンティア入試…?

 

今回は特殊な入試方式、フロンティア入試についてお話ししていきたいと思います。

そもそもフロンティア入試ってなんなんでしょう?

 

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北海道大学のホームページには、

 

“総合型選抜は受験生の能力や資質を多面的に評価する入試制度で、学力を含めた多様な個性・能力・資質・適性・目的意識や意欲を、提出書類、課題論文及び面接等で総合的に評価します。フロンティア入試(総合型選抜) | 入学案内 - 北海道大学 (hokudai.ac.jp)

 

と書かれています。

 

つまり、筆記試験による学力のみで生徒の合否を決めるのではなく、書類や面接なども行うことにより生徒の適性を見ようという方針で作られた試験なのです。

 

フロンティア入試という名前の入試を採用している大学は北海道大学や東京農業大学(榎本武揚フロンティア入試)くらいしかないようですが、代わりに総合型選抜(旧AO入試)という名称を用いている大学も多いです。

 

 

どんな試験になるの?

 

試験の内容は大学や学部によって多少異なりますが、

● 小論文
● プレゼンテーション
● 面接・口頭試問
● 実技
● 科目試験
● 資格・検定試験

 

などを活用する他、大学入学共通テスト、志願者本人の書く資料である「活動報告書」、「志望理由書」、「学修計画書」などを活用することも決定しています。

 

例として、北海道大学のホームページを見てみましょう。

北海道大学は出願書類、選抜方法の違いにより「TypeI」・「TypeII」に分けて入試を行っているようです。

 

 

”<フロンティア入試TypeⅠ>

 出願書類(調査書、個人評価書、自己推薦書、諸活動の記録等)により第1次選考を行う。 高等学校等における多様な活動を、各募集単位が定める評価軸に沿って高校教諭が評価(コンピテンシー評価)し、その結果を選考に用いる。第2次選考は、課題論文、面接(口頭試問)等を課す。また、令和4(2022)年度大学入学共通テストの成績を利用する。

 

<フロンティア入試TypeⅡ>

 従来のAO入試より作成負担を軽減した出願書類により第1次選考を行う。 第2次選考は、適性試験(各募集単位が指定する数学・理科に係る分野)、面接(口頭試問)等を課し、基礎的な知識・技能と共に、思考力・表現力等を評価する。”

 

 

「TypeI」と「TypeII」で大きく異なるのは、第2次選考の内容ではないでしょうか。

TypeIでは筆記試験として課題論文が採用されている一方、TypeIIでは数学や物理、化学のテストを行って基礎的知識・技能、思考力・表現力を測る選考になっています。

 

 

入試日程が違うって本当?

 

総合型選抜は一般選抜と異なり、出願の時期も合格発表の時期も少し早くなります。

 

出願:8~9月

合格発表:11月以降

 

が主流。

実際、北海道大学のフロンティア入試も以下のような日取りになっています。

 

<フロンティア入試TypeⅠ>

出願期間 令和3(2021)年10月1日(金)午前10時から
令和3(2021)年10月8日(金)午後5時まで(必着)
※インターネット出願システムは、令和3(2021)年
9月24日(金)午前10時(予定)から事前登録が可能ですが、郵送受付は上記期間に限ります。
第1次選考結果通知 令和3(2021)年11月5日(金)
第2次選考日
(課題論文等・面接実施日)
令和3(2021)年11月21日(日)
大学入学共通テスト 令和4(2022)年1月15日(土)・16日(日)
合格発表日 令和4(2022)年2月9日(水)午後4時予定

 

<フロンティア入試TypeⅡ>

出願期間 令和3(2021)年10月1日(金)午前10時から
令和3(2021)年10月8日(金)午後5時まで(必着)
※インターネット出願システムは、令和3(2021)年
9月24日(金)午前10時(予定)から事前登録が可能ですが、郵送受付は上記期間に限ります。
第1次選考結果通知 令和3(2021)年11月5日(金)
第2次選考日
(適性試験・面接実施日)
令和3(2021)年11月21日(日)
合格発表日 令和3(2021)年12月7日(火)午後4時予定

 

TypeⅠは大学入学共通テストの結果を利用するため、TypeⅡよりも合格発表の日程が遅く設定されています。

 

フロンティア入試は、合格できれば早く入試が終わって良いかもしれませんが、一方で共通テストや私立の併願校の対策も並行してやらなければならない分秋以降の勉強の負担はかなり重くなります。

そういったことも考えながら受験するかどうか決断しましょう。

 

 

どんな対策をしたらいいの?

 

「フロンティア入試のことはなんとなく分かったけど、どうやって勉強すればいいんですか?」

 

これを読んでいると、そんな疑問が浮かんでくるでしょう。

普段学校でやっている英語や数学の勉強をしていれば太刀打ちできるテストでもないので、フロンティア入試(総合型選抜)を受けると決めたらその対策をしっかりやる必要があります。

 

 

①出願書類の書き方

②小論文対策

③面接対策

 

 

今回はこの3つについて書いていきたいと思います。

 

 

①出願書類の書き方

 

北海道大学の例からもわかるように、出願書類の提出を一次試験とする大学は多いです。

その中身は、

 

・志望理由書

・調査書

・活動報告書

 

など。早めに準備をし始めるのが良いでしょう。

受験日程にもよりますが、3年の春休み∼夏休みまでには提出書類の準備を始めるべきです。

自分が高校生活で何を頑張ってきたのか、どんな成果を残すことができたのかを振り返りそれを志望大学の志望学部にどう活かせるのか筋道立てて述べることがポイントです。

 

 

②小論文対策

 

「自分の意見を論述する」って案外難しい…。

小論文と現代文の記述問題の差は、そこにあるのではないでしょうか。

普段から社会問題に触れていないと、なかなか自分の意見を明確に示すのは難しいですよね。

 

私のおすすめは、ニュースに毎日触れることです!

 

「えっ!ニュースなんてしばらく見てないよ😓」なんて方も多いかもしれません。

ですが、小論文のテーマに慣れて自分の意見をパッと出せるようにするためには、ニュースで知識を増やすことが大切です。

 

私が実際にやっていたのは、朝日新聞デジタルの会員登録をしてアプリで毎日さまざまなニュースを見ることです!

多様なジャンルのものが読めるのでおすすめです!

 

 

③面接対策

 

面接は、学校の先生を捕まえて実際にデモンストレーションしてもらうのが最も効果的です。

そこでさまざまなフィードバックをしてもらい、何度も何度も練習して改善していきましょう。

志望理由は簡潔に言えるか?姿勢は正しいか?はきはきした応答ができるか?など、自分では意外と気づけないものです。

 

また、自分の志望校の面接を受験した先輩の体験談をネットで調べてみるのも手です。

どんな質問がされるのか、あらかじめリサーチしておけば練習もかなり効率的になります!

武田塾では面接対策もしています。

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時間をうまく活用して対策に時間を使えるかどうかが総合型選抜の勝負の分かれ目です。

 

たくさん情報を集め、特殊な入試の合格をつかみましょう!!

 

 

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