大学入試記述問題シリーズ③ 自由英作文・英文要約について

久喜校・

大学入試記述問題シリーズの最終回です。

今回は、英語の記述問題、特に自由英作文と英文要約について、

いくつかのポイントに分けてお話ししていきます。

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自由英作文

まずは、自由英作文についてです。

 

自由英作文に取り組むにあたって、まず分かっておいてほしいことがあります。

それは、自由英作文で重視されているのは内容ではない!

どういうことかと言うと、

「どういう意見を持っているか」よりも、

「その意見をどのように論理的に表現するか」が重視されているということです。

誤解が無いように言っておきますが、適当なことを書けばいいということではありませんし、

内容が良いに越したことはありません。

 

例えば、

「紙の辞書と電子辞書どちらが良いか、あなたの意見を○○字以内で述べよ。」

という問題があるとします。

みなさんは、この問題を見たときに、何を最初に考えますか?

おそらく、多くの人が「どちらにしようかな」と考えると思います。

ですが、大学側からすれば、あなたがどっち派かははっきり言ってどうでもいいことです。

どちらかを選んだからと言って印象が悪くなる、なんてこともありません。

ましてや、「大学の先生は紙の辞書を使ってほしいのかな」

なんてことを考える必要も全くありません。

 

英作文で重視されているのは、

「どういう意見を持っているか」ではなく、

「その意見をどのように論理的に表現するか」です。

 

続いて、自分の意見を述べるタイプの問題における、立場の決め方のちょっとしたアドバイスです。

それは、ズバリ!! 書きやすい方を書け!です。

既述のように、どのような意見を持っているか、ということはさほど重要ではありません。

ですので、自分の本当の意見と違っていても構いませんし、書きやすい方を選べばいいわけです。

先ほどの「紙辞書がいいか、電子辞書がいいか」という問題が出た場合、まずは、

どちらが書きやすいか、どちらの方が主張の根拠となる理由が思いつくか

を考えるようにして下さい。

英作文では、自分の意見を論理的に表現する必要があるので、主張の根拠となる理由は必要不可欠です。

自分がどちらの立場かというよりも、どちらが書きやすいかを重視することをおすすめします!

 

いよいよ書き方の説明に入ります。

まずは、自分の立場をはっきりさせましょう。

自分の意見を述べるタイプの問題であれば、一文目で意見をはっきり書いてください

先ほどの「紙辞書か電子辞書か」の問題であれば、

In my opinion, electric dictionaries are better than paper ones.

と、一番初めに書いてしまいましょう。

こう書くことによって、わかりやすい文章になり、読む側もスムーズに読むことができます。

 

次に理由です。

意見の根拠となるものですから、わかりやすく丁寧に書きたいところです。

指定されている字数にもよりますが、

理由は2・3個あると説得力のある文になります。

1つだと説得力に欠けますし、たくさんあっても一文が短くなってしまうので、

幼稚な印象の文になってしまいます。

 

ちなみに、理由を書く際には、

First, ...  Second, ...  Finally, ...

のように、定型を用いると明確かつ構造的な文章を書くことができます。

 

続いて、譲歩についてです。

これができると、採点官に「おっ!」と思ってもらえることでしょう。

逆の意見を持つ人の主張を想定し、

「こういう主張をする人もいるかもしれないよね、でもね~」

「確かに~だよね、でもね~」

という文章が書けたら、かなり自分の意見を強固にすることができます!!

 

最後は、自分の主張をもう一度繰り返しましょう。

すでに自分の意見は述べてきていますので、再度詳しく書く必要はありません。

冒頭で述べた自分の意見をもう一度書くくらいで十分です。

For these reasons, I think electric dictionaries are better than paper ones.

このくらいでOKです。

冒頭とは少し言い方を変えられると、さらに良いですが!

この一文があるだけで、主張が一貫した文章になります!!

 

付け加えで、細かいこと(主に気を付けてほしいこと)について書いておきます。

一つ目は、論点がずれないように!

これ、かなり大事です!

論点がずれる、というのは、話の中心がずれるとも言えます。

書いているうちに、話の中心がずれないように気を付けてください。

 

二つ目は、難解な文章は書かない!

肝に銘じておいてほしいです。

自分の意見や考えを書くのですから、相手に伝わらなければ意味がありません。

あくまでも受験生に求められていることは、

自分が持っている語彙と文法力の範囲内で、わかりやすく自分の意見を説明することです。

無理に高度な文章を書こうとして、

「結局何が言いたいのかわからない」となってしまっては元も子もありません。

 

英作文のポイント

①求められているのは、「自分の意見を論理的に書く力」

②書きやすい方を書け!

③理由は2・3個

④譲歩ができるとさらにいいね!

⑤最後に主張をもう一度

 

英文要約

続いては、英文要約についてです。

英文要約が出題される大学はそう多くはないので、簡単に説明します。

英文要約もいくつかポイントがあります。

 

まず一つ目は、字数制限に注意!

要約問題は、

「次の文章を○○字以上○○字以内で要約しなさい」

という形式のものがほとんどです。

ですが、なんとなく書いていると150字くらいはあっという間に使ってしまいます。

逆に、短くしようとしすぎると字数に届かなかったりもします。

ここで覚えておくべきは、

一つのポイントに対しての字数は、20~30字

ということです。

これを覚えておけば、大体の目安になります。

 

二つ目は、具体例は書かない!

英語の文章は、まず抽象的なことを述べた後に、

それを分かりやすくするための具体例を続けるという傾向があります。

具体例まで要約の中に入れてしまうと、限られた字数が無駄になってしまうので、

具体例は要約の中に含めないように気を付けてください

 

三つめは、ディスコースマーカーを注視せよ!

ディスコースマーカーとは、

But, However, Because, Therefore, So

などの言葉です。

長文読解の際にも注意すべきですよね。

このような言葉の後には、

筆者の主張が書かれている可能性が高いです。

ディスコースマーカーの後の文章は、取りこぼさずに要約の中に入れたいところです!

 

英文要約のポイント

①字数制限に注意!

②具体例は書かない!

③ディスコースマーカーを注視せよ!

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最後に

今回は、自由英作文と英文要約について解説を行いました。

両方に言えることですが、これらは練習が必要です。

一日や二日でできるようになるものではありません。

過去問や参考書を使い、解いては添削をしてもらい、の繰り返しが必要です。

 

出来るようになれば高得点を狙えるものですので、

もし良ければ、このブログを参考にしながらやってみてください。

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武田塾の強み!逆転合格するためには

 

・武田塾の強みパート① 逆転合格するために

 

・武田塾の強みパート② 逆転合格するために

 

・武田塾の強みパート③ 逆転合格するために

 

・武田塾の強みパート④ 逆転合格するために

 

 

 

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