新大学群「SMART」の登場でMARCHはもう時代遅れに!?

大学受験や就職活動では、大学を「大学群」で格付け・グルーピングすることが多くなっています。例えば、東京一工や旧帝大、早慶、MARCH、関関同立などです。

この中でも、「MARCH」は東京にある上位私立大学として有名で、誰しも一度は必ず聞いたことがあるのではないでしょうか。しかし、現在、MARCHはだんだんと廃れつつあり、新しい大学群「SMART」が進学塾やSNSを中心に話題になっています。

ここでは、MARCHやSMARTはそもそもどの大学を指しているのかや各大学の偏差値などを簡単に紹介していきます。また、なぜ大学群に変化が起こっているのかについても解説していきます。

MARCHはもう古い?そのワケ

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まず、MARCHは下記の大学を表す呼称で、それぞれの大学の英字表記の頭文字から名づけられています。

  • M:明治大学(偏差値 55~67.5)
  • A:青山学院大学(偏差値 55~70)
  • R:立教大学(偏差値 55~65)
  • C:中央大学(偏差値 55~65)
  • H:法政大学(偏差値 52.5~65)

MARCHは70年近くも使われている有名な大学群で、偏差値が近い東京にある上位私立大学を指します。また、最も有名な大学群の1つで、早慶に次ぐ高学歴な私立大学となっており、人気が高いです。

MARCH内に難易度・偏差値格差が

MARCHという大学群ができたのは、今の受験生の親の親の世代よりも前に遡ります。そのため、各大学の難易度や偏差値は、当時と今とでは大きく変わっています。

特に現在のMARCHにおいては入試難易度によって2分化され、上位の「明治、青学、立教」下位の「中央、法政」には偏差値に隔たりがあると言われています。(もちろん、大学は偏差値だけがすべてではありませんし、一部の学部ではこの序列が逆転することもあります。)

MARCHという大学群自体が微妙に

そもそも大学群は数ある大学から似た大学をグルーピングするために作られています。そして、大学群がよく活用される大学受験や就職活動などではは、偏差値や学力が重要視される傾向にあります。

しかし、MARCHでは同一大学群なのに偏差値や学力に差が生じており、MARCHという大学群は「括り」としての機能を正しく果たさず、微妙な存在となっているのです。

新大学群「SMART」とは

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同一大学群で差があるMARCHは大学群としての機能をもう正しく果たせていません。そのため、現在の大学の難易度や偏差値、知名度を反映した新しい大学群が創られました。それが新大学群「SMART」です。SMARTはMARCHに取って代わりうる有望な大学群として話題となっています。

SMARTとはどの大学のこと?

SMARTは下記の大学を指し、MARCHの由来と同様にそれぞれの大学の頭文字から命名されています。上智大学は英称が「Sophia University」のため、「S」となっています。

  • S:上智大学(偏差値 55~67.5)
  • M:明治大学(偏差値 55~67.5)
  • A:青山学院大学(偏差値 55~70)
  • R:立教大学(偏差値 55~65)
  • T:東京理科大学(偏差値 52.5~65)

「SMART」はどんな大学群?

SMARTも早慶に続く、東京にある上位難関私立大学という括りになっています。主要な私立大学の大学群の中では早慶と関関同立の間くらいの難易度で、日東駒専や産近甲龍などとは大きく難易度を引き離します。

「SMART」を構成する大学

SMARTの真ん中の「MAR」はMARCHの中でも上位に属す大学、両端の「S」と「T」は早慶上理という大学群の中でも下位に属す大学で、これらからSMARTは構成されています。

早慶上理もMARCHと同様に昔からある大学群ため、当時と比べると同一大学群内であるのに大きな差が生じている大学群です。そのため、上位である早慶の下位(S、T)と下位であるMARCHの上位(M、A、R)を統合し、新しい大学群「SMART」が作られました。

「SMART」の有用性

SMARTという新しい大学群ができたことで、従来の早慶上理やMARCHのような同一大学群にある学力差は大幅に解消されました。SMARTは現在の大学の状況を反映した大学群で偏差値帯の近い大学を正しくグルーピングできており、非常に有用な大学群となっています。

新大学群「SMART」は普及するか

SMARTは非常に有用な大学群です。しかし、今後さらに広く普及するかはまた別問題です。ここでは新大学群「SMART」が今後さらに広く普及しうるかを考えていきます。

大きな壁「MARCH」の存在

SMARTの普及を妨げうる要因として、MARCHの存在が挙げられます。MARCHの大学群としての機能は既に微妙になりつつあります。しかし、何十年も使われ続けている歴史があり、しかも知名度は依然として高いです。そのため、SMARTの普及の大きな壁となりうるでしょう。

新しい大学群の普及率は高くない

今までにも新しい様々な大学群が提案されてきましたが、普及率はどれも芳しくないのが現状です。

たとえば、東京にあるオシャレな私立大学(上智・立教・青学)を指す「JRA」や、既存の有名な大学群から造られた「GMARCH、成成明学獨國武」などは比較的新しい大学群です。しかし、JRAはほとんど耳にする機会はありませんし、GMARCHや成成明学獨國武もオリジナルの大学群と比較すると知名度は一段劣ります。

「SMART」は普及のポテンシャルが高い

SMARTが普及しにくいと考えられる要因もありますが、SMARTが普及すると考えられる要因も多大にあります。

SMARTは、MARCHや早慶上理などの既存の大学群では不十分だった範囲をカバーしており、現在の大学の難易度や偏差値を反映した非常に有用な大学群です。しかも、GMARCHや成成明学獨國武のように元となったオリジナルの大学群はないため、SMARTと競合する大学群はないです。

また「SMART」の特筆すべき点に、英単語として意味を持ち、その意味がSMARTに属する大学のイメージとピッタリ合っている点が挙げられます。従来の大学群は単に大学の頭文字を取っただけで、語呂が良くてもその単語に意味はありませんでした。一方で、SMARTは英単語「smart」として「頭が良い、賢明、気の利く」といった意味を持ち、難関私立大学を指す単語としてとてもピッタリな名称となっています。

まとめ:SMARTの登場でMARCHを過去の遺物に?

最近の大学の状況から、既存のMARCHなどの大学群の実用性が低くなり、新しい大学群「SMART」(上智・明治・青学・立教・東京理科大)ができました。現在、進学塾やSNS、ネットを中心にSMARTは話題となっています。

新大学群「SMART」は非常に有用な大学群で、しかも、対象大学にピッタリな意味を持つワードであることから、非常に高いポテンシャルを秘めています。MARCHが廃れ、SMARTが台頭する日が来る可能性も十分ありうるでしょう。

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