ブログ

分からない問題の正しい対処法|安城校が教える5ステップ

問題集を解いていて手が止まる。
解説を読んでも腑に落ちない。
そのまま飛ばして次に進む。
この繰り返しで、気づくと「分からないまま置いていった問題」が積み上がっていきます。

分からない問題が出ること自体は、悪いことではありません。
問題は、出たあとの処理の順番を決めていないことです。
この記事では、武田塾安城校が生徒に伝えている5つのステップを、順番どおりに解説します。
安城高校、安城東高校、刈谷高校など、学校の進度が速い高校に通う人ほど効きます。

結論:「人に聞く」は4番目。いきなり聞くと伸びません

先に結論です。
分からない問題への対処は、①解説を読み込む → ②解説動画で補う → ③検索で調べる → ④人に聞く → ⑤自分で解き直す、の順番で進めてください。

多くの人がやりがちなのは、①を飛ばしていきなり④に行くことです。
たしかにその場は早く解決します。
でも、自分で考えずに聞く癖がつくと、試験本番で初めて見る問題に手が出なくなります。試験会場に質問できる人はいません。
自分で解決する経路を、日頃の勉強で作っておく必要があります。

順番を守るだけで、同じ1問から得られるものが変わります。

ステップ1:まず参考書の解説を読み込む

どんな問題集にも解説はついています。
まずはそれを読みます。

大事なのは、「一度読んで分からなかった」で終わらせないことです。
数学や物理の解説は、式の変形が省略されていることがよくあります。
1行ずつ、自分で手を動かして式を追ってください。
読むだけでは飛ばした部分に気づけません。

解説が短すぎて理解できない場合は、講義系の参考書に戻ります。
たとえば古文の文法でつまずいたなら、『富井の古典文法をはじめからていねいに』のような講義系の1冊で該当単元を読み直してから、もう一度解説に戻る。
「解説が読めない」の正体は、たいてい前提知識の抜けです。

このとき、どこまで分かってどこから分からないのかをメモに書き出してください。
このメモが、あとのステップ4で効きます。

ステップ2:解説動画で補う

それでも分からないときは、動画を使います。
いまは参考書のQRコードから解説動画に飛べるものも増えましたし、無料で見られる講義動画も豊富です。
武田塾チャンネルでも参考書ごとの使い方を公開しています。

ただし順番は守ってください。
先に自分で解説を読む。それでも無理なら動画。この順番を逆にすると、動画を見ている間ずっと受け身になり、「分かった気」で終わります。

動画を見たあとは、解説にもう一度戻ってください。
動画で理解した内容と、テキストの記述がつながって初めて定着します。

ステップ3:検索で調べる

問題文をそのまま検索すると、同じ問題や類題の解説が見つかることがあります。
質問サイトで、他の人が同じところでつまずいた記録が残っていることもあります。

写真を撮ると解法を示してくれるアプリもありますが、これは答えを写す道具ではありません。ステップ1と2を試してから使う最終手段だと考えてください。
検索で解法が見つかったときも、自分の手で最初から書き直します。

ステップ4:人に聞く(整理してから)

ここでようやく質問です。
ただし、聞き方で得られるものが大きく変わります。

質問する前に、次の3つを紙に書いてから行ってください。

書く項目 悪い例 良い例
どこまで理解できたか (書かない) 「この文の主語と述語は取れました」
どこで詰まったか 「この問題が分かりません」 「傍線部の『る』が受身か自発か判断できません」
どう考えたけどダメだったか (書かない) 「上に『思ふ』があるから自発かと思ったが、選択肢に合いません」

この3つを言えるだけで、返ってくる答えの質が変わります。
「全部分かりません」と聞くと、相手は最初から全部説明するしかありません。そうすると、自分がすでに分かっていた部分の説明に時間が使われます。

武田塾安城校の自習室にいるときは、講師にその場で質問できます。
自習室は約30席で、月曜から土曜は13時から22時、日曜は10時から18時まで開いています。
質問メモを持ってきてくれる生徒ほど、解決が早いです。

ステップ5:理解して終わりにしない。最後に解き直す

一番抜けやすいのがここです。

「解説を読んで納得した」は、インプットが終わっただけです。
試験で点になるのは、自分で解けたときだけです。
理解した直後に、解説を閉じて、もう一度最初から解いてください。

そこで手が止まったら、まだ理解が浅い証拠です。
もう一度解説に戻ります。
この往復を、何も見ずに解けるようになるまで繰り返します。

さらに、翌日と1週間後にもう一度解くとほぼ定着します。
武田塾では、この復習のタイミングまで含めて1週間の計画に組み込んでいます。

5ステップまとめ

順番 やること 目安時間 注意点
1 参考書の解説を、手を動かして読む 5〜10分 分かった範囲と詰まった箇所をメモする
2 講義系参考書や解説動画で補う 10分 見たあとテキストに戻る
3 検索で類題の解説を探す 5分 答えを写さない
4 質問する(メモを持って) — 「どこまで・どこで・どう考えた」を伝える
5 何も見ずに解き直す 5分 翌日と1週間後にもう一度

1問に無限に時間をかける必要はありません。
ステップ1から3で合計20分を超えたら、いったん印をつけて次に進み、まとめて質問する日を作る。これが現実的な運用です。

よくある質問

分からない問題が多すぎて終わりません。どうすればいいですか?

そのときは、問題のレベルが今の自分に合っていない可能性が高いです。
半分以上つまずくなら、1段階前の参考書に戻ったほうが結果的に早く進みます。

質問できる相手が学校にも家にもいません。どうすればいいですか?

ステップ1から3で解決できる問題は、思っているより多いです。
それでも残るものは、武田塾安城校の無料受験相談で持ってきていただいても構いません。

解説を読んでも「なぜその解法を思いつくのか」が分かりません。おかしいですか?

その疑問を持てている時点で、読み方は正しいです。
解法の選び方は、同じ単元の問題を数問続けて解くと見えてきます。
1問だけで判断しないでください。

「分からない」の処理が変わると、成績の伸び方が変わります

同じ1時間の自習でも、分からない問題の扱い方でその後の伸びは変わります。
武田塾安城校の無料受験相談では、いま使っている問題集を見ながら、1問あたりにかける時間の配分と、復習のタイミングを一緒に決めます。「勉強しているのに伸びない」と感じている人は、この部分が原因であることが多いです。

LINEでも相談を受け付けています。
武田塾安城校の公式LINE

武田塾安城校について

愛知県安城市朝日町14-1 朝日ビル101号/JR安城駅南口から徒歩2分

自習室 約30席(月〜土 13:00-22:00、日 10:00-18:00)

校舎長 宮下純弥

無料受験相談へ

勉強のやり方、参考書の選び方、質問の仕方まで、受験に関する相談を無料で受け付けています。
安城校までお気軽にご連絡ください。

この記事は、武田塾安城校(校舎長 宮下純弥)が、問題集で手が止まってしまう高校生に向けてまとめました。

※2026年10月時点の内容です

武田塾安城校 無料受験相談のご案内

入塾を決めていなくても受けられます。
志望校と今の学力を確認して、次の3つを一緒に整理します。

  • 合格までに必要な参考書と、やる順番
  • いつまでに何を終えるかの学習計画
  • 今の勉強法で直すべき点

無料受験相談を予約する(フォーム)

公式LINEで相談する

安城市・安城駅の予備校・個別指導塾|武田塾安城校
〒446-0031 愛知県安城市朝日町14-1 朝日ビル101号
JR安城駅南口から徒歩2分
自習室:約30席、月曜〜土曜 13:00〜22:00/日曜 10:00〜18:00
TEL:0566-91-3330

関連記事

成績が伸びる生徒と伸びない生徒の違い|安城校の講師が見た5事例

成績が伸びる生徒と伸びない生徒の差は、勉強時間でも才能でもありません。目の前の課題を終わらせてから次に進んでいるかどうかです。この1点で、ほぼ説明がつきます。 この記事を書いたのは、武田塾安城校で複数 ..

ケアレスミスを減らす方法|安城の受験生に教える見直し手順

「解き方は分かっていたのに、計算を間違えた」「マークが1つずれていた」。武田塾安城校の無料受験相談でいちばん多い悩みのひとつが、このケアレスミスです。 結論から書きます。ケアレスミスは気合いでは減りま ..

文系の勉強法Q&A|英語・古文・歴史の悩みに安城校が回答

「文法問題は解けるのに、なぜその答えなのか説明できない」「消去法で迷って結局間違える」。武田塾安城校の特訓で、文系の高校生から毎週のように出てくる質問です。 結論から言うと、文系科目でつまずく原因はほ ..

安城校が答える理系のよくある質問|数学・化学・物理の勉強法

理系科目でつまずく生徒の相談は、科目が違っても原因が似ています。数学は「時間内に解く練習」の不足、化学は「学校の進度と受験の進度を別物として扱っていること」、物理は「式を覚えて現象を理解していないこと ..