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文系の勉強法Q&A|英語・古文・歴史の悩みに安城校が回答

「文法問題は解けるのに、なぜその答えなのか説明できない」「消去法で迷って結局間違える」。
武田塾安城校の特訓で、文系の高校生から毎週のように出てくる質問です。

結論から言うと、文系科目でつまずく原因はほとんどが同じところにあります。
答えを覚えていて、答えになる理由を覚えていないことです。
理由を言葉にできるかどうかで、初見の問題に対応できるかが変わります。

この記事では、武田塾安城校の特訓で実際によく聞かれる質問を、英語・現代文・古文・日本史/世界史の順にまとめました。
答えている内容は、安城校で文系科目の特訓を担当している講師が生徒に伝えているものです。
読み終えると、次に自分が直すべき1点が決まります。

先に結論:文系科目の優先順位

質問に入る前に、時間の配り方を確認しておきます。
迷ったらこの順番です。

順位 科目 理由
1 英語 単語・文法・長文とタスクが多く、仕上がるまでに時間がかかる
2 国語(現代文・古文) 私大でも国公立でも要求されることが多く、伸びるのが遅い
3 日本史・世界史・地理 範囲が広い。ただし後半でも伸ばせる

この順番を崩していい場合が1つだけあります。 志望校の配点で特定の科目が突出しているときです。
配点表を見てから決めてください。

英語のよくある質問

文法問題集(Next Stage・Vintage・Scramble)を解くときのポイントは

答えの番号ではなく、答えになる理由を覚えてください。 「なぜこの選択肢なのか」を口に出して言えるかどうかが、理解しているかどうかの境目です。

「前にこの語があるから」「この意味の流れになるから」と理由を言語化できていれば、同じ形が別の問題集や入試本番で出ても対応できます。
番号で覚えているだけの状態は、2周目で正答率が上がったように見えるので気づきにくく、いちばん危険です。

長文問題はどうやって解けばいいですか

設問を読んでから本文に入ります。 何を探しながら読むのかが決まっていない状態で本文を読み始めると、読み終わってからもう一度探す時間が発生します。

内容一致問題や全体の要旨を問う設問がある場合は、最初に全問をざっと見て、根拠になりそうな箇所に線を引きながら読み進めると効率が上がります。

和訳問題のポイントは

文構造と文法の理解が最優先です。 例として次の2文を比べてください。

  • I have three daughters who live in Tokyo.
  • I have three daughters, who live in Tokyo.

前者は「東京に住んでいる3人の娘がいます」、後者は「3人の娘がいて、その娘たちは東京に住んでいます」。
カンマ1つで意味が変わります。
前者は娘が他にもいる可能性を残し、後者は娘が3人だと確定します。

単語を正確に訳せても、関係代名詞の使い方を取り違えていれば点になりません。

模範解答のようなきれいな訳になりません

意訳より直訳を優先してください。 日本語が少しぎこちなくても、構文を正しく再現できているほうが得点につながります。

きれいに整えようとして構造を崩すのが、和訳でいちばん多い失点です。
まず直訳で骨組みを作り、そのうえで日本語として通るように直す順番にしてください。

英作文のコツは

元の日本語をシンプルに直してから英訳します。 日本語が難しいままだと英語にできません。

「彼は責任感が強い」を直接訳そうとすると詰まりますが、「彼はやるべきことを必ずやる」に直せば手持ちの単語で書けます。
また、似た意味でもニュアンスが違う単語(say / tell / speak / talk など)には注意してください。

現代文のよくある質問

問題を解くときに気をつけることは

設問の種類を見極めてから読んでください。 現代文の選択肢問題は大きく3タイプに分かれます。

設問のタイプ 探すもの
傍線部の説明 傍線部を言い換えている箇所
傍線部の理由 傍線部の前後にある因果関係
正誤判定 本文に書かれているかどうか

タイプごとに読むべき箇所と考える方向が違います。
どのタイプかを決めずに選択肢を読み始めると、内容が合っていそうなものを選んで外します。

消去法を使うときのコツは

一言一句を見て、切る理由を言葉にしてください。 現代文は「なんとなく」では当たりません。

本文に書かれていないことは選ばない。
そして、自分が選んだ選択肢について「この一文が本文のここと対応している」と説明できること。
この2つを守れる人は、現代文の点数が安定します。

古文のよくある質問

勉強の順番は

単語 → 文法 → 演習の順です。 単語を知らないと読めません。
文法(特に助動詞と助詞)を知らないと訳せません。

基礎を固めてから演習に入り、演習と復習を繰り返して定着させます。
演習から入ると、間違えた原因が単語なのか文法なのか分からず、復習が空回りします。

問題を解くときの注意点は

主語の変化に注意してください。 古文は主語が明示されないまま、途中で突然変わります。

対策は2つです。
登場人物を丸で囲んで整理すること。
そして「を・に・が・ど・ば」など主語が変わりやすい助詞に印をつけながら読むことです。
訳が意味不明になるときは、たいてい主語を取り違えています。

日本史・世界史のよくある質問

用語が覚えられません

用語を単体ではなく、つながりで覚えてください。 「事件 → 原因 → 結果」の流れの中に置くと定着します。

  • なぜ起こったのか
  • 誰が関わったのか
  • その後どうなったのか

この3点をセットで言えるようにすると、一問一答でも記述でも使える知識になります。

教科書や資料集で勉強するのはありですか

ありです。
目的で使い分けてください。

教材 向いている用途
教科書 基礎用語と時代の流れの理解
資料集 図表・地図での確認、深掘り
一問一答 用語の定着確認

教科書だけで演習をしないと点になりませんし、一問一答だけだと流れが分からず記述で崩れます。
組み合わせて使ってください。

いつから始めればいいですか

早いほうが有利です。
安城校で見ている目安では、歴史探究(日本史探究・世界史探究)の通史を一通り終えるまでに最低2〜3か月、英語や国語と並行して進めるなら4〜5か月は見ておく必要があります。
これは指導経験からの目安で、進度や既習範囲によって上下します。
志望校と学年で前後する目安です。

注意したいのは、後半に固めて詰め込む計画です。 直前期は過去問演習に時間を使うため、通史を終えていないと演習に入れません。

世界史の勉強法を教えてください

「用語 → 国ごとの流れ → 時系列 → 演習」の順で進めます。

  1. 一問一答で用語と概要を押さえる
  2. 国・地域ごとに流れを整理する
  3. 同じ時代の他国との関係をつなげて、点を線にする
  4. 演習で抜けを見つけて2と3に戻る

3番目を飛ばすと、「用語は知っているのに、同時代の別地域を問う設問で崩れる」状態になります。

カタカナの用語が覚えられません

気になった用語を調べる習慣が、いちばん効く暗記法です。 人物の背景や出来事の意味を知ると、名前が記憶に残ります。

機械的に音だけ繰り返すやり方は、似た名前が増える後半で限界が来ます。

まとめ

  • 文系科目でつまずく原因は、答えを覚えて理由を覚えていないこと
  • 英語の文法は「なぜその答えか」を言語化できるまでやる
  • 長文は設問を先に読む。和訳は直訳優先
  • 現代文は設問のタイプを見極めてから読み、切る理由を言葉にする
  • 古文は単語 → 文法 → 演習の順。主語の変化に印をつける
  • 歴史は「事件 → 原因 → 結果」でつなげる。通史は早めに終える

どの科目でも共通しているのは、理由を説明できる状態まで持っていくことです。
表面的な暗記は、初見の問題が並ぶ入試本番で崩れます。

武田塾安城校の無料受験相談では、今使っている参考書とテストの答案を見ながら、どの科目のどの段階でつまずいているかを切り分けます。
そのうえで次の1冊と進め方を決めます。
質問が整理できていない状態のままで大丈夫です。

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この記事は、武田塾安城校(校舎長 宮下純弥)が、英語・古文・歴史の勉強法で悩んでいる文系の高校生に向けてまとめました。

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