英語が伸びない受験生の原因は、努力不足ではありません。
参考書の使い方が間違っていることがほとんどです。
同じ単語帳、同じ文法書を使っていても、使い方ひとつで結果は変わります。
武田塾安城校では、受験を本気で始めた生徒の多くが英語を指導科目に選びます。
理由は2つです。
英語が苦手な人が多いこと、そして英語が受験でもっとも配点の重い科目の1つだからです。
この記事では、英語で失敗する人がやりがちな3つのNG勉強法と、その直し方を説明します。
読み終わったら、今使っている参考書の使い方を1つだけ変えてみてください。
この記事のポイント
・単語は1秒で意味が出るまで回す
・文法は他の選択肢が違う理由まで説明する
・長文は詰まった原因を1つに絞って直す
英語は文系・理系を問わず必要になる
まず、英語の重みを確認しておきます。
大学入試センターが公表している令和7年度共通テスト本試験の出題教科は、国語/地理歴史,公民/数学/理科/外国語/情報の6教科です(出典:大学入試センター 令和7年度本試験の問題)。
国公立大学の一般選抜では、この共通テストに加えて各大学の個別試験があります。
私立大学は大学・方式によって必要な科目数が異なりますが、文系なら英語・国語・地歴公民、理系なら英語・数学・理科という組み合わせが代表的です。
ここで気づいてほしいのは、どちらにも英語が入っていることです。
文理を問わず、英語を使わずに受けられる入試はごく限られます。
しかも英語は積み上げ型なので、後回しにするほど取り返しにくくなります。
だからこそ、英語の勉強法を間違えると受験全体に響きます。
NG1 英単語をだらだら覚える
何がいけないのか
よくあるNG
単語帳を開いて、1語ずつじっくり眺めて、ノートに何回も書く。
真面目に見えますが、これはいちばん効率の悪いやり方です。
単語は、1語にかける時間を短くして、出会う回数を増やすほうが定着します。
1語に1分かけて100語やるより、1語3秒で100語を6周するほうが覚えます。
どう直すか
基準は「1秒以内に意味が出てくるか」です。
3秒考えて思い出せる語は、長文の中では思い出せません。
チェックを付けた語だけを繰り返すようにすると、周回のたびに時間が短くなっていきます。
定番の単語帳は『システム英単語』『ターゲット1900』です。
どちらでも構いませんが、1冊に決めて並行しないでください。
NG2 英文法を「答えだけ」で覚える
何がいけないのか
よくあるNG
問題集を解いて、答え合わせをして、間違えた問題の正解を暗記する。
この進め方だと、同じ問題は解けるようになりますが、初見の問題では点が取れません。
文法は理解する科目であって、暗記する科目ではありません。
たとえ正解しても、なぜその答えなのかを自分の言葉で説明できなければ、身についたとは言えません。
どう直すか
解いたあとに、選ばなかった選択肢がなぜ違うのかを説明してみてください。
ここまでできて初めて、その問題を理解したことになります。
段階3まで来ると、模試で形が変わっても対応できます。
熟語や慣用表現が覚えられないという相談もよく受けます。
その場合は、自分の身近な状況に置き換えた例文を作ってみてください。
覚える→使う→定着するのサイクルが回り始めると、「知っている文法」が「使える文法」に変わります。
文法の参考書は、導入なら『大岩のいちばんはじめの英文法』『英文法ポラリス1』、演習なら『Vintage』『Next Stage』が定番です。
導入書を飛ばして演習書から入ると、答えの暗記になりやすいので注意してください。
NG3 長文を「訳して終わり」にする
何がいけないのか
よくあるNG
長文問題を解いて、答え合わせをして、和訳を読んで「なるほど」と思って終わる。
これは復習ではなく、確認です。
長文で大事なのは、どこで理解が止まったのかを特定することです。
それをせずに次の問題に進むと、同じ理由で何度もつまずきます。
どう直すか
間違えた設問、または読んでいて詰まった箇所について、原因を1つに絞ってください。
原因によってやるべきことが全部違います。
ここを特定しないまま「長文をたくさん解く」と決めても、時間の割に伸びません。
復習のときは、参考書の後ろにある構造解説(SVOなどの記号がついた全訳)を使ってください。
自分が取った構造と見比べると、どこで読み違えたかがはっきりします。
長文の参考書は『The Rules』『長文ポラリス』が定番です。
いずれもレベル別に分かれているので、初見で半分以上取れるレベルから始めてください。
難しすぎる問題集は、復習に時間がかかりすぎて回りません。
正しい順番で進める
3つのNGを直したうえで、進める順番も確認しておきます。
この順番を飛ばすと、上の階で詰まります。
長文が読めないと感じている人の大半は、1〜4のどこかに穴があります。
よくある質問
単語帳を最後までやったのに長文が読めません
単語の次の段階、つまり文法と構文が抜けている可能性が高いです。
単語をすべて知っていても、一文の構造が取れなければ意味はつながりません。
まずは短い英文で、主語と動詞を特定する練習から戻ってみてください。
英語にどれくらい時間を使えばいいですか
志望校の配点によりますが、英語は毎日触れる科目にしてください。
単語だけでも構いません。
週に2回まとめてやるより、毎日15分のほうが定着します。
参考書を変えたほうがいいですか
今の1冊を最後まで終えていないなら、変える判断はまだできません。
伸びていない原因が参考書なのか使い方なのかは、進み具合を見ないと分かりません。
英検などの外部検定は使ったほうがいいですか
志望校が外部検定を利用できる方式を用意しているなら、検討する価値があります。
ただし、大学・方式によって使える資格やスコアの基準が違うので、募集要項で確認してください。
使い方を1つ変えてみてください
英語は、正しいやり方で繰り返すほど伸びやすい科目です。
単語は1秒で、文法は説明できるまで、長文は原因を特定するまで。
この3つを守るだけで、同じ勉強時間でも結果が変わります。
武田塾安城校の無料受験相談では、今使っている参考書を見せてもらって、進め方のどこを直すかを具体的に決めます。
「やっているのに伸びない」と感じている人ほど、話してみる価値があります。
LINEでも相談を受け付けています。
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校舎長は宮下純弥です。
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この記事は、武田塾安城校(校舎長 宮下純弥)が、英語を勉強しているのに伸びない高校生に向けてまとめました。
※2026年10月時点の内容です
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入塾を決めていなくても受けられます。
志望校と今の学力を確認して、次の3つを一緒に整理します。
- 合格までに必要な参考書と、やる順番
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- 今の勉強法で直すべき点
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