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【2022年4月】新大学!大阪公立大学!入試難易度は?募集定員は?入試科目は?

こんにちは。

JR山口駅より徒歩7分、

武田塾山口校の田中です。

 

今回は大学紹介です。

 

2022年4月に新しく設立される、『大阪公立大学』についてです!

 

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大阪公立大学って?

 

簡単に言うと、

 

大阪府立大学大阪市立大学が合体!

 

した大学です。

 

2つの大学が合わさることでかなり大規模な大学として生まれ変わることになります。

今後、この規模で新しい大学が開学することはそう多くないでしょう。とても貴重なタイミングです。

歴史が無いという事は不安にも思えますが、大阪公立大学には大阪府立大学と大阪市立大学で培われたノウハウが詰っています。新しく生まれる大学という勢いに興味を持った方は、ぜひ調べてみましょう!

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学部は?

 

12の学部・学域、15の研究科

 

現代システム科学域…知識情報システム学類、環境社会システム学類、教育福祉学類、心理学類

文学部…哲学歴史学科、人間行動学科、言語文化学科、文化構想学科

法学部…法学科

経済学部…経済学科

商学部…商学科、公共経営学科

理学部…数学科、物理学科、化学科、生物学科、地球学科、生物化学科

工学部…航空宇宙工学科、海洋システム工学科、機械工学科、建築学科、都市学科、電子物理工学科、情報工学科、電気電子システム工学科、応用科学科、化学工学科、マテリアル工学科、化学バイオ工学科

農学部…応用生物科学科、生命機能化学科、緑地環境科学科

獣医学部…獣医学科

医学部医学科

医学部リハビリテーション学科

看護学部…看護学科

生活科学部…食栄養学科、居住環境学科、人間福祉学科

・都市経営研究科

・情報学研究科

 

ここまでの学部数の大学は全国規模の有名私立大学レベルです!

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キャンパスは7か所(内1か所は2025年開設予定)

 

全て大阪府内にあります。

 

杉本キャンパス…文学部、法学部、経済学部、商学部、理学部、生活科学部、情報学研究科

阿倍野キャンパス…医学部医学科、看護学部

中百舌鳥キャンパス…現代システム科学域、工学部、農学部、情報学研究科

羽曳野キャンパス…看護学部、医学部リハビリテーション学科、生活科学部(食栄養学科)

りんくうキャンパス…獣医学部

梅田サテライト…都市経営研究科

 

森ノ宮キャンパス…文学部、医学部リハビリテーション学科、生活科学部(食栄養学科)

 ※森ノ宮キャンパスは2025年~予定

 

どのキャンパスも交通インフラの届いた所に位置しておりますので、最寄駅から徒歩で移動できる距離感にあります。

また、各キャンパス内にも、海外留学や交流にまつわるGloval Village(杉本キャンパス) という施設や、植物工場研究センター(中百舌鳥キャンパス)獣医臨床センター(りんくうキャンパス)など、高度な学びを彩る設備が整っております。

 

 

募集定員は?

 

入学定員数

 

入学定員数もかなりの規模です。

 

もともとの、

大阪府立大学 1,369

大阪市立大学 1,494

 

を合わせた定員数になっているので、

 

大阪公立大学

全学部・学域合計で2,853!!

 

全国の国公立大学で入学定員数は3位!

 

 

教員数

 

大学の教員数も大阪市立大学と大阪府立大学を引き継ぐので、合計1,373名と、国公立大学でも上位です。

 

様々な教員がいることで、大学で学べる専門性の幅も広範囲になっています。

学生数も多く、教員も多い。多様性のある大学生活が想像できますね!

 

大阪府立の中期日程も引き継がれる!

 

また、大阪府立大学のときと同様に、中期試験が実施されます。(工学部のみ)

基本的には前期と後期しかない国公立受験において、中期試験というのは貴重なチャンスです。例年、大阪大学や神戸大学を受験する学生も中期を受験してくることが多く、関西の国公立理系受験では重要なポジションにありました。これが大阪公立大学となったあとも継続されます!

 

入試科目と、合格難易度

 

2021年の11月には正式な入試要項も発表されます。下記はその際に変更点が出てくる可能性があります。

 

入試科目や配点は?

 

各学部学域の、前期入試の科目と配点です。

1次試験(共通テスト)と2次試験(個別試験)の比率は約1:1。偏ることなく、対策が必要となってきますね。

 

現代システム科学域

 

・知識情報システム学類

  合計
共通テスト 100 50 100 100 100 450
個別試験     250   200 450
合計 100 50 350 100 300 900

※個別試験の数学は数ⅠA・ⅡB・Ⅲが範囲

 

 

・環境社会システム学類

  合計
共通テスト 100

①100

②50

100 50 100

①450

②400

個別試験 ①200   ②200 ②200 ①200 400
合計

①300

②100

①100

②50

①100

②300

①50

②250

①300

②100

①850

②800

※2パターンの方式あり①→英・国型 ②→数・理型

 

・教育福祉学類

  小論文 合計
共通テスト 100 100 100 50 100   450
個別試験         200 200 400
合計 100 100 100 50 300 200 850

※小論文は日本語の文章に基づいて出題し、理解力・思考力・表現力を問う問題。

 

・心理学類

  合計
共通テスト 100 50 100 50 100 400
個別試験 ①200   ②200 ②200 ①200  
合計

①300

②100

50

①100

②300

①50

②250

①300

②100

800

※2パターンの方式あり①→英・国型 ②→数・理型

 

 

・現代システム科学域

    合計
共通テスト 100

①50

②100

100

①100

②50

100   450
個別試験 ②200   ①250   200  

①450

②400

合計

①100

②300

①50

②100

①350

②100

①100

②50

300  

①900

②850

  小論文 合計
共通テスト 100

③100

④50

100 50 100  

③450

④400

個別試験     ④200 ④200 ③200 ③200 400
合計 100

③100

④50

③100

④300

③50

④250

③300

④100

③200

④0

③850

④800

※4パターンの方式あり①→英・数型 ②→英・国型 ③→英・小論型 ④→理・数型

 

文学部

 

  合計
共通テスト 100 100 100 50 100 450
個別試験 200       200 400
合計 300 100 100 50 300 850

※後期は個別試験が小論文(400)になり、850点満点。

 

法学部

 

  合計
共通テスト 200 200 200 100 200 900
個別試験 300       300 600
合計 500 200 200 100 500 1500

※1次と2次の比率が1:1ではないところがポイントです。

 

経済学部

 

  合計
共通テスト 100 100 100 50 100 450
個別試験 150   150   150 450
合計 250 100 250 50 250 900

 

 

商学部

 

  合計
共通テスト 100 100 100 50 150 500
個別試験 160   170   170 500
合計 260 100 270 50 320 1000

 

 

理学部

 

・数学科

  合計
共通テスト 100 50 100 100 100 450
個別試験     200 200 100 500
合計 100 50 300 300 200 950

※個別試験の理科は物理・化学・生物・地学から2科目

 

・物理学科

  合計
共通テスト 100 50 100 100 100 450
個別試験     200 200 100 500
合計 100 50 300 300 200 950

※個別試験の理科は物理必須と化学or生物or地学の計2科目

 

・化学科

  合計
共通テスト 100 50 100 100 100 450
個別試験     200 200 100 500
合計 100 50 300 300 200 950

※個別試験の理科は化学と物理の2科目

 

・生物学科

  合計
共通テスト 100 50 100 100 100 450
個別試験     200 200 100 500
合計 100 50 300 300 200 950

※個別試験の理科は物理・化学・生物・地学から2科目

 

・地球学科

  合計
共通テスト 100 50 100 100 100 450
個別試験     200 200 100 500
合計 100 50 300 300 200 950

※個別試験の理科は物理・化学・生物・地学から2科目

 

・生物科学科

  合計
共通テスト 100 50 100 100 100 450
個別試験     200 200 100 500
合計 100 50 300 300 200 950

※個別試験の理科は物理・化学・生物・地学から2科目

 

 

工学部

 

工学部の前期試験では、すべての学科で入試科目・配点は同じです。

 

・工学部 前期

  合計
共通テスト 140 60 130 130 140 600
個別試験     250 200 150 600
合計 140 60 380 330 290 1200

※個別試験の理科は物理・化学の2科目

 

・工学部 中期

  合計
共通テスト 60 30 75 75 60 300
個別試験     240 240 120 600
合計 60 30 315 315 180 900

※個別試験の理科は物理・化学の2科目

中期試験の場合、配点の比率が個別試験重視になっています。

 

 

農学部

 

農学部の前期試験では、すべての学科で入試科目・配点は同じです。

 

・農学部 前期

  合計
共通テスト 100 50 100 100 100 450
個別試験     200 300 100 600
合計 100 50 300 400 200 1050

※個別試験の理科は物理・化学・生物から2科目。地学は使えないので注意。

 

獣医学部

 

  合計
共通テスト 200 100 200 100 200 800
個別試験     200 300 200 900
合計 200 100 400 400 400 1500

※個別試験の理科は物理・化学・生物から2科目。地学は使えないので注意。

※獣医学部は後期入試無し

 

 

医学部

 

・医学科

  面接 合計
共通テスト 100 50 200 200 100   650
個別試験     300 300 200 800
合計 100 50 500 500 300   1450

※個別試験の理科は物理・化学・生物から2科目。

※個別試験の面接は医師・医学研究者としての適性を判断

 

・リハビリテーション学科

  面接 合計
共通テスト 200 100 200 100 200   800
個別試験         100 300 400
合計 200 100 200 100 300 300 1200

 

 

看護学部

 

  合計
共通テスト 200 100 200 200 200 900
個別試験 ①200   ②200   200 400
合計

①400

②200

100

①200

②400

200 400 1300

※個別試験は英語必須と、国語と数学のどちらか1科目

 

生活科学部

 

・食栄養学科

【均等型】 合計
共通テスト 100 100 100 100 100 500
個別試験     150 150 150 450
合計 100 100 250 250 250 950
【理数型】 合計
共通テスト 100 100 100 100 100 500
個別試験     175 175 100 450
合計 100 100 275 275 200 950

※均等型と理数重点型の配点パターンがある。

※個別試験の数学は数Ⅲを含めず。

 

・居住環境学科

  合計
共通テスト 100 100 100 100 100 500
個別試験     150   150 300
合計 100 100 250 100 250 800

※個別試験の数学は数Ⅲを含めず。

 

・人間福祉学科

  合計
共通テスト 100 100 100 100 100 500
個別試験 ①150   ②150   150 300
合計

①250

②100

100

①100

②250

100 250 800

※個別試験の数学は数Ⅲを含めず。

※個別試験は英語必須と、国語か数学から1科目。

 

 

入試難易度は?

 

新規の大学なので、過去の入試データはまだありません。

合格点の指標となるのは、大阪市立大学と大阪府立大学の合格得点率です。

 

共通テストの得点率は?

 

大阪市立大学では75%~83%あたり

大阪府立大学では73%~82%あたり

どちらも7割は超えて、8割まで差し掛かる難易度です。

 

学部によって変動はありますが、大阪公立大学もおおよそ75%~83%あたりと予測されます。

獣医学部や医学部医学科はもちろん85%~90%まで上がるでしょう。

 

8割を目指した勉強をするためには、基礎範囲を穴を作らずにしっかり固めることと、演習量を多く積むことが必須です。大阪公立大学を志望する学生は、1・2年生の内から計画的に受験勉強を進めていきましょう。

 

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倍率は?

 

倍率も過去データはありませんので、大阪府立大学と大阪市立大学のデータが参考になります。

どちらの大学も前期は2倍~4倍程度(学部による)、もちろん後期は前期よりも上がります。

注意点は、中期の工学部です。こちらは大阪府立大学の時から10倍を超えるのが常です。

 

定員数は前述のとおり、2大学を合計したものになるので、定員数の減少による倍率増加はあまり影響はないかもしれません。

ただ、新規大学であること、そして注目度の観点から、多少の変動は予想されます。

 

倍率によって、ぐらつくことの無いように、安定して合格ラインの点数が取れるようにしっかり準備をしておきましょう!

 

個別試験の難易度は?

 

一般選抜の個別学力試験(2次試験)のサンプル問題がホームページには掲載されております。

大阪公立大学HP 一般選抜サンプル問題

 

新規の大学なので、過去問はありませんが、大阪府立大学や大阪市立大学の過去問と、上記のサンプル問題を解くことで、傾向を掴んでおきましょう!

 

また、詳しい入試要項は2021年11月頃に大学より発表される予定です。

興味を持った方は、必ずチェックしておきましょう!

 

合体してパワーアップ!関西の大学情勢は大きく変わるかも!

 

 

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