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【受験勉強】理系の解答過程の記述、練習できていますか? -尼崎市・伊丹市の予備校なら武田塾 塚口校へー

こんにちは!

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兵庫県尼崎市南塚口町にある大学受験専門予備校武田塾 塚口校校舎長の古田です。

 

共通テストも終わり、あとはひたすら過去問を解く、という時期になってきました。

そんな中で理系のみなさん、数学や理科で本番は記述解答をしないといけないのに、練習ではうやむやにしていませんか?

 

今回は理系の解答過程の記述・練習方法について話していきます。

 

 

 

理系の解答過程の記述、練習方法

この記述の出来次第で点数が付く上、上手くやれば解ききれなくても部分点が貰える重要な部分です。

 

しかし同時に、

 

・人によって書き方が違って自分の点数が分からない

・模範解答を見た後に自分でわざわざ書くのは面倒でついつい飛ばしてしまう

 

といった理由で練習しづらい部分でもあると思います。

そんな記述式解答を私がどう練習していたか、何を意識することが大切かをお伝えしていきます。

 

模範解答の分析

これに尽きるといってもいいかもしれません。

模範というだけあって模範解答には解答のエッセンスが詰まっています。

これを再現できれば満点が取れるものなのでしっかり読み込みましょう。

古文 長文 対策

 

論理構成を掴む

「Aより」「Bだから」

これから述べることの根拠を説明する言い回しです。

数学の模範解答を読んでみるとこれから始まることがとても多いのではないでしょうか。

 

ここで適切な根拠を以て方針を示せているかは多くの場合部分点が付くポイントでもあります。

これに基づいた立式や式変形などの前に必ず書いておきましょう。

また模範解答に図や表が入っているときは要チェックです。

言葉で説明するより簡単でわかりやすい場合は倣って図も活用できるようにしましょう。

 

「CをDとする」「C=Dとする」

これから話を進めるにあたって必要な文字を定義したり、煩雑な式のまとまりを簡略化する時に便利です。

また、式だけでなく場合や事象もこのようにまとめられると簡潔な解答が書けると思います。

 

ここで断らずに勝手に文字を使って話を進めたりすると採点者はおいていかれてしまいます。

必ず一言入れるようにしましょう!

 

「また」

次の展開を作るのに必要な条件を列挙する時に使います。

場合分けが発生する場合は「Eのとき」などのように整理するといいです。

 

「ここで」

論理展開や式変形を中断して、バラバラだった情報を結び付けたり補足したりして、議論を次に進める時に便利な言葉です。

これまでの内容を踏まえて代入計算をしたり、事前に出しておいた答えや与えられた法則を導入するのに使います。

 

「よって」「したがって」

ここが結論であるということを示す言葉です。

この部分が設問にきちんと答える形になっていることを確認しましょう。

 

以上を押さえて改めて読んでみると、模範解答がどれも論理的に整理されていることがわかると思います。

 

書く必要のないこと

記述解答を作る時には、どこまで説明すればいいかは大きな悩みだと思います。

結論から言うと、上記の論理展開に直結しないものは省いても大丈夫と考えていいと思います。

 

・代入計算や特殊な法則の利用をしない途中計算

・教科書に載っている法則の証明

 

四則演算や教科書に載っている法則は回答者と採点者に共通する前提となる道具であって、これを更に深掘りすることは論理構成には関係ありません

なぜそこでAをBで割るのか」「なぜここでその法則を使うのか」は必ず説明しましょう。

 

解答とは別に解説がある場合、これらを見比べることが情報の絞り方のいい勉強になると思います。

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採点者の気持ちになってみる

ここまでを踏まえると解答の重要な部分とそうでない部分がわかってきたと思います。

採点する人にとっても同じです。

必要なことが書けていたら部分点を与えるし、要らないことをいっぱい書いても部分点が増えるわけではありません。

過去問を解くときには一度この採点者の目をもって自分の答案に何となく部分点を付けてみるのがオススメです。

 

きっとそれなりに精度のいい採点になるし、きちんと得点が付くことは勉強のモチベーションにもなると思います。

模試の場合は採点基準が明確に示されていることもあるので、そこから分析するのも有効だと思います。

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実際に問題を解く

模範解答の仕組みを理解したところで、実際に練習する時に気を付けるべきことも私なりに紹介します。

 

練習のときから計算用紙と解答用紙を分ける

計算用紙とは別にA4ぐらいの少し大きめの白紙を用意して、そこに時間内にきちんと整理した解答を書くようにするのがおすすめです。

 

計算用紙といっしょにしてしまうと、

 

・無駄な途中式が入ってしまったり、

・綺麗に論理展開を整理できなかったり

・十分な余白が無くてページを跨いでしまう

 

といったことが起きてしまいます。

また、本番と違う環境になることも問題です。

考えることと人に説明することは別で、普段から分けて練習する習慣を付けましょう。

 

途中で間違いに気付いたとき

パニックになって一気に全部消したりしないようにしてください!

冷静になってみたら途中まで案外合ってて軌道修正が可能なこともよくあります。

別の方針が思いついたならきちんとそれでうまくいくことを計算用紙上で確認して、それから必要な部分を修正しましょう

 

時間が惜しいとき

もう時間がない、いきなり解答用紙に書くしかない!というシチュエーションもあるかもしれません。

このような時も計算用紙は活用します。

まず「Aより」みたいな方針を示す言葉や最初の立式までは一気に解答用紙に書き込んで、そこからの途中計算は計算用紙に移して考えましょう

 

この方法は答えが見える前から突き進むため引き返せなくなるリスクがありますが、短い時間でクオリティの高い解答を作れます。

途中式を残さないと勿体ないと考える人もいるかもしれません。

しかし、先ほど説明したように重要な部分ではなく、加点されることはほとんどないと思います。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

一見練習のしづらい記述解答ですが、重要なポイントさえ分かれば自分の答案がだいたいどれぐらいの点数になるかの想定や、情報の取捨選択ができるようになると思います。

また、模範解答の詳細な理解は問題や分野自体の理解にも繋がります

普段からの練習が大事なので今日からでも意識してみて下さい!

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