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【早慶】赤本と青本、どっちがいいの?|武田塾田無校

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こんにちは!武田塾田無校講師の吉田です。

今回は、

赤本と青本、どっちがいいの?

というテーマについて扱っていきたいと思います。

 

赤本と青本についてみなさんはご存知ですか?

「赤本は知ってるけど、青本は知らない」

「どっちを買おうか迷っている」

という方も多いのではないでしょうか。

まずは赤本と青本がそもそもどういうものなのかについて解説していきます。

 

 

赤本と青本についての基本事項

赤本と青本はどちらも大学入試の過去問で、

赤本は教学社が、青本は駿台予備学校が出版しています。

 

みなさんが書店などに行ってよく見かけるのは

赤本

ではないでしょうか?

実を言うと、青本よりも赤本の方が採用されている大学が圧倒的に多いのが理由です。

もしかすると、今ここで初めて青本を知ったという人もいるかもしれません。

なんと、青本は基本的には共通テスト、旧帝国大学や一橋、東工大、早慶などの難関大学の過去問しか扱っていません。

それに対して、赤本は共通テストから始まり、多くの大学の過去問を扱っています。

 

ここで、

「慶應義塾大学を受験したいんだけど、赤本と青本、どっちを買えばいいの?」

という悩みが出てくるわけです。

そのお悩みを解決すべく、

これから、

慶應義塾大学経済学部と早稲田大学社会科学部の2校を例に、

・本の値段

・掲載年数

・傾向と対策

・問題の解説

・その他

の観点から、

赤本と青本の違いを徹底的に検証していこうと思います!

 

慶應義塾大学経済学部の赤本と青本を比べてみて

本の値段

赤本→1980円+税

青本→2100円+税

赤本の方が若干安くなっています。

 

掲載年数

赤本→6年分

青本→5年分

赤本の方が掲載年数が1年分多かったです。

少しお得感がありますね!

 

傾向と対策

問題に入る前に赤本と青本では大学の科目ごとの傾向と対策について触れています。

その欄を比較してみた結果、

慶應義塾大学経済学部に関しては、

小論文の対策について、青本の方が圧倒的に詳しく書いてありました。

 

問題の解説

青本の方が解説が見やすく、内容も赤本よりも若干詳しかったです。

特に数学に関しては、途中式を省略していない青本の方が解説がわかりやすかった、という印象です。

ただ赤本も負けてはいません。

「講評」の欄に問題の難易度について書いてあるのが赤本の最大の強みだと感じました。

難しかった問題には「やや難」「難問」と書いてくれていると、

問題を解いた後にヘコむのを防いでくれますし、本番の捨て問かどうか判断する練習にもなります。

 

その他

赤本には在学生のメッセージや合格体験記がついている

赤本に最初についている、

在校生のメッセージや合格体験記。

オススメの参考書やキャンパスライフについて書いてあります。

勉強の参考にするというよりかは、息抜きで読む感じの部分だと思います。

 

赤本青本で解答が違う部分があった

慶應義塾大学経済学部2018年英語大問1の1番の解答が、

赤本と青本では違っていました。

東進過去問データーベースでは赤本の答えになっており、自分も解いてみたら、赤本の答えになりました。

他の科目、年度でも解答が違うことがもしかしたらあるかもしれないことに注意です。

 

総評

慶應義塾大学経済学部で比べてみた結果、

青本オススメします!

確かに、掲載年数と本の値段は赤本に軍配が上がりますが、

傾向と対策、解説の厚さを加味したら、全体的な評価は青本の方が高いと感じました。

ただ、赤本「講評」は独学にはかなりありがたいコンテンツとはなっています...。

 

早稲田大学社会科学部の赤本と青本を比べてみて

本の値段

赤本→2100円+税

青本→2200円+税

慶応経済と同様に、赤本の方が若干安くなっています。

 

掲載年数

赤本→6年分

青本→5年分

こちらも同様に、赤本の方が掲載年数が1年分多かったです。

 

傾向と対策

特に大きな差はないと個人的には感じました。

ただ、国語の古漢融合問題の傾向と対策については、

青本の方が赤本よりも若干詳しく、有益な情報が載っていると思いました。

 

問題の解説

全体的に青本の方が解説が手厚かったです。

英語に関しては、大問1の正誤問題の解説は青本の方がわかりやすく、丁寧でした。

数学は若干ですが、青本の方が途中式や図が省略されないで載っていたため、わかりやすい印象でした。

地歴に関しても青本の方が解説が手厚かったです。

ただ、地歴に関しては、解説が詳しすぎると、自分で用語集や資料集で調べることをしなくなる恐れがあるので、要注意です。

国語に関しては解説に大きな差はありませんでした。

 

先ほどと同様に、

赤本では「講評」の欄に問題の難易度について書いてあるのが便利だと感じました。

捨て問が多い地歴に関しては、赤本の「講評」は非常に役に立つものだと思います。

 

総評

問題の解説を見る限りは、

青本をオススメします!

ただ、地歴は赤本の方が学習しやすいという人もいるのではないかと感じました。

早稲田大学社会科学部では、科目によって赤本、青本の良さが違ってくる結果となりました。

 

結局、赤本と青本、どっちがいいの?

傾向と対策・問題の解説の詳しさを重視する人

青本がオススメです!

慶應義塾大学経済学部と早稲田大学社会科学部の両方を見てみても、

青本の方が問題の解説が詳しく、丁寧でした。

特に、慶應義塾大学経済学部の小論文の傾向と対策・解説ともに青本の方がクオリティーが高かったです。

慶應義塾大学を受験する場合は、青本の方が学習が進めやすいかもしれません。

 

本の値段・掲載年数の多さを重視する人

赤本がオススメです!

慶應義塾大学経済学部と早稲田大学社会科学部の両方を見てみても、

赤本の方が本の値段は安く、掲載年数も1年多かったです。

「滑り止めの過去問を解くときは、赤本を使う」

といった使い方もできるかもしれません。

 

対策・強化したい科目が明確な人

2校を比べてみて、

英語、小論文だけを対策したいという場合は、青本

地歴だけを対策したいという場合は、「講評」がついており、捨て問の判定がしやすい赤本

がオススメです。

なかなか地歴だけを対策したいという人はいないと思われますが、

例えば、過去問を日本史の演習のためだけの用途で使う場合は、赤本を使うといった使い分けも可能だということです。

 

最後に

赤本と青本を選ぶときには、

自分が重要視するものが何かを考え、それに合った方を選ぶようにしましょう!!

赤本青本にはそれぞれの良さ・強みがあります。

それぞれの良さを理解した上で使えると学習効率も上がること間違いなしです!!

 

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