偏差値・合格最低点・出題傾向から探る青山学院大学に合格する方法！！

青山学院大学で入りやすい・受かりやすい学部

青山学院大学　サムネイル

こんにちは！武田塾田無校です。今回はMARCHの中でもおそらく最もおしゃれなイメージのある大学、「青山学院大学」の穴場学部、入りやすい学部を徹底的に分析しようと思います。

「とりあえず青山学院大学に入りたい！」

「青学でキャンパスライフを送りたい！」

「青学ブランドがほしい！」

「青学の美男美女と仲良くなりたい！」

「青山学院大学を受験しようと思っている！」

と考えているけれど、「実際どこが入りやすいの？」と疑問に思っている人や、「このままでは青山学院大学に合格できない…」と不安を感じている人も多いのではないでしょうか。今回はそんな青学ブランドを手に入れんがため奮闘している受験生を助けたいと思い、青山学院大学の受かりやすい学部を調査し、まとめてみました。

青山学院大学で入りやすい・受かりやすい学部
「受かりやすい」とは？
青山学院大学文学部　フランス文学科　個別A方式
1. 科目別対策・配点：
  1. 英語に関して
  2. 国語に関して
青山学院大学社会情報学部　個別A方式
1. 科目別対策・配点：
  1. 英語について
  2. 国語について
青山学院大学コミュニティ人間科学部　個別A方式
1. 科目別対策・配点：
  1. 英語について
  2. 国語について
2. 個別B方式
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「受かりやすい」とは？

そもそも受かりやすい学部とはどんな学部なのでしょうか。当ブログでは以下の基準に沿っています。

・偏差値

・倍率

・キャンパスの場所

なお得意科目、苦手科目によっても変動する可能性もありますので、自分の学力と相談して決めるのもおすすめです。

今回は「文学部　フランス文学科　個別A方式」「社会情報学部　個別A方式」「コミュニティ人間科学部　個別A方式」の３つにターゲットを絞り、記事を書いていきます（青山学院大学は一つの学部にA方式やB方式といった感じで異なる入試方法で受けることができるようになっています）。

青山学院大学文学部　フランス文学科　個別A方式

文学部　フランス文学科　A方式

偏差値　57.5

フランス文学といえばマルセル・プルーストやアレクサンドル・デュマなどでしょうか。しかしこの学科、フランス「文学」と銘打っているものの、文学に限らず、フランスの思想や文化、さらにフランス語そのものも詳しく学ぶことができるようです。青学でフランスのカルチャーを学ぶなんて、おしゃれだと思いません？

さて、このフランス文学科は青山学院の文系学部の中でもかなり偏差値が下の方です。また、倍率も

2019　3.1

2018　8.7

2017　5.5

と、2018年度はやや高いとはいえ、高倍率というわけではありません。

科目別対策・配点：

個別学力試験	3教科（400点満点）【国語】国語総合（100）【地歴】世B・日Bから1（100）【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II（仏選択可）（200）
備考	仏には書き取りを含む

青学のほとんどの学部に共通しているのが、英語の配点が他の教科に比べて高いことです。その中でも文学部は他の教科の2倍と、英語がかなりのウエイトを占めています。

英語に関して

時間　100分

大問　５つ

大問２つが長文問題（内一つが和訳）2つが文法問題、一つが自由英作文です。

文法問題をなるべく短い時間で処理して、残りの長文と自由英作文に時間を割きましょう。

ただ、自由英作文を考えすぎて他の問題が間に合わなくなる、といった事態は避けたいので、予め過去問や教材で練習しておき、すらすら書けるようしておくことが望ましいです。

和訳問題は長文の中に傍線が引いてあって、そこを日本語にするのですが、傍線部だけを見るのではなく、その長文全体を見て訳す必要があります。

国語に関して

時間　60分

大問　3つ

現代文２つ、古文１つです。

青山学院大学社会情報学部　個別A方式

社会情報学部　個別A方式

偏差値　60

次に紹介するのは社会情報学部のA方式です。この学部、世にも珍しい文理融合学部で、具体的には社会科学と情報科学の専門性を磨きつつ、様々な学問分野への知見を獲得していくといった感じのようです。

社会情報学部（そして後に紹介するコミュニティ人間科学部）は、キャンパスが青山ではなく相模原にあるので、他の学部に比べて人気が低く、穴場になっています。まあ、青学といえば立地の良さも売りの一つなので、かなり人気が下がってしまうのも無理はないかもしれません…。私個人としては相模原キャンパスもきれいでいいと思いますけどね！

科目別対策・配点：

個別学力試験	3教科（350点満点）【国語】国語総合（古文・漢文を除く）（100）【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II（150）《地歴》世B・日Bから選択（100）《数学》数I・数A・数II・数B（数列・ベクトル）（100） ●選択→地歴・数学から1

文理総合学部なので、数学も選択可能ですが、数学が得意な受験生は社会情報学部のB方式を受けることをオススメします（B方式は英語と数学のみです）。

また、国語はなんと現代文しか出題されません。古文や漢文が苦手な生徒はかなり狙い目になるのではないでしょうか。

英語について

時間　90分

大問　５つ　

大問３つが文法、１つが長文問題（3題あり）、１つが会話問題です。

問題はすべてマークシート方式ですが、問題数が多く、少し時間的に厳しいかもしれません。

文法問題に関しては、分野別対策、特に正誤問題への対策をすれば他の受験生と差をつけられます。

長文は3題出題されますが、ここをいかに早く、正確に正解できるかがカギです。1題15～20分で解くのが理想です。

国語について

時間　60分

大問　3つ（現代文）

問題はすべてマークシート方式です。

全体的に空所補充が多めです。この空所補充というのは、接続語をだけでなく、適切な語句を入れさせる問いも出題されます。文章中の言葉や語句の使われ方に留意して、それに対応する表現を確認しながら解いていきましょう。

また漢字問題もいくつか出題されています。標準的な難易度ですので、対策をしておけば全問正解できます。

青山学院大学コミュニティ人間科学部　個別A方式

コミュニティ人間科学部　個別A方式

偏差値　55

コミュニティ人間科学部は2019年に新設された新しい学部です。そもそも新設学部で、キャンパスも相模原、そして名前をきいても正直何をするかわかりにくいので、受験生は敬遠するかと思います。

なんと去年の倍率は2.7倍、偏差値も55ととかなりの穴場でした。一般的に増設学部はだいたいが作られてから3年目に倍率が跳ね上がります。2年目となる今年もまだチャンスの時期といえます（さすがに2019年度よりは倍率は上がるでしょうが…）。

「どんなことをする学部なの？」と疑問に思う方が多そうなので簡潔に説明します。どうやら、日本国内の地方での問題（高齢化、過疎化、産業の衰退、環境問題など）に取り組む学部のようで、つまりは地域コミュニティの活性化を目指すところだと思います。今の日本が抱える大きな問題を意識した学部といえます。

科目別対策・配点：

個別学力試験	3教科（500点満点）【国語】国語総合（200）【地歴】世B・日Bから1（100）【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II（200）

国語総合とありますが、2019年度では漢文は出題されませんでした。