模試と入試の違いを理解して受験に対して準備をしよう！！

まずは、試験についてお話しします。まず、試験とは何かと言うと共通テストや二次試験の事です。まず、共通テストは1月に全国で行われる1次試験になります。共通テストは国公立大学では、一部を除いて必須になります。私立大学では共通テスト併用型や共通テスト利用などで使用します。二次試験は各大学で個別で行われる試験になります。

次に模試について。こちらは各予備校が行っている模擬試験のことです。こちらは実際の受験と違い、本番の試験の前に、各受験生が自分はどのくらいの位置にいるのか、志望校に合格できそうなのか、無理そうなのかを評価するためのものです。

皆さんは学校や個人で模試を受けていると思います。模試で良い結果を出せている人、あまり出来ていない人がいると思います。あまり出来ていない人は危機感を持ち勉強をしましょう。模試で結果を出せている方も喜ばしいですが、あまり有頂天にはならないでください。

模試と入試は全く別物です。

模試は基礎的な部分が完成していれば、それなりの点数が出ます。もちろん、それなりの点数がなかなか出せない人もいるかと思います。そういう場合は頑張っていただきたいと思います。入試は、大学によって問題傾向が大きく異なります。模試が出来ているから入試も出来るとは一概には言えません。大学によっては基礎的な内容を問う所もありますが、ひねくれた問題や難しい問題を出す大学など多岐に渡ります。その為、模試が良いからと言って勉強をおろそかにしたり、志望校の対策をしないという考えをもってしまうのは大変危険です。各大学の出題傾向を過去問題でよく分析して、大学特有のクセのある問題があることも想定して、勉強していかなければなりません。つまり、模試の点数がよかったのは、ある意味では慢心してしまう可能性もあるため、本当はよくない。もちろん、学力は十分あるのだから、もっと危機感をもって、より高みを目指す指標としてほしいのです。

共通テストと模試の違いは問題数の多さ、時間の長さです。模試は基本的に1日で終わります。共通テストは２日に渡り、行われます。共通テストでは問題数が模試より多いです。そのため、時間配分がいつもとは変わってきます。いつもの模試では時間が余裕で足りていたり、ちょうど終わる人でも、いざ、共通テストとなると、時間が足りなかったり、見直しをする時間がなかったりします。それは共通テストの過去問題を実際に時間をはかってやってみることで容易に体感してもらえると思います。さらに共通テストは、2日間にわたって行われるため、いつも以上に体力をつかい、ベストコンディションを出すことが難しいです。周りの空気感も模試以上にピリピリしており、精神を削られます。浪人生の方は共通テストを一回受けているので現役生よりはなれていると思います。現役生の人達はその人たちとも戦わなければいけません。

もう、入試まで半年ほどになってきています。

以上を念頭に置き、ペース配分や志望校を決定して受験の準備をしましょう‼

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