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大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編【特徴・使い方】

大岩のいちばんはじめの英文法の特徴や使い方、勉強法を紹介!

大岩のいちばんはじめの英文法 アイコン

大岩のいちばんはじめの英文法の特徴

レベル

高校入門

著者

大岩秀樹

出版社

ナガセ

本書の構成

この参考書は、理解がメインになっており、高校で学ぶ英文法の基礎知識を網羅的に学ぶことができます。

セクションは、第0講〜第25講まで分かれており、

第0講:品詞の理解

第1講:動詞①

第2講:動詞②

第3講:基本5文型

第4講:時制①

と進んでいきます。

各セクションの最後には、チェック問題がついています

学んだことをアウトプットする際に活用できます。

しかし、問題量は各セクション5問ほどと多くはないため、この参考書を問題集として使うことはオススメしません。

逆に、英文法をはじめて学ぶ人には、ちょうど良い問題量になっています。

この参考書で身に付く力

この参考書にしっかりと取り組めば、高校レベル(大学受験レベル)の英文法の基礎知識が身に付きます。

英語の5文型とは何か、関係代名詞とは何かなど、英文法を学ぶ上で、必ず入っていなければならない知識が身に付きます

この一冊だけで日東駒専レベルの問題に挑むのは難しいですが、日東駒専、MARCH、早慶レベルの英文法を学ぶための踏み台にすることができます。

英文法が何もわからなかった人でも、英語の簡単な短文を読めるようになりますし、高校の授業にも楽々ついていけるようになるでしょう。

勉強法とポイント

ポイント

読むだけで満足しない

この参考書を進める上で、気をつけて欲しいポイントは、「読むだけで満足しない」ことです。

参考書を進める上でのゴールは「読むこと」ではなく、内容を理解し、問題が解けるようになることです。

「読める=理解できた状態」ではありません。

考えてみれば当たり前かもしれませんが、多くの受験生が「読めたということは理解できたんだ」と思いがちです。

本当に理解できている状態というのは、「人に教えられる状態」を指します。

目標は、教えられるようになること

具体的に「人に教えられる状態」とは、

「この参考書を読んだことがない人に、この参考書に書いてあることを、何も見ずとも説明できる状態」

を指します。

この参考書に取り組んだ後には、「不定詞ってなんですか?」と聞かれた時に、

「不定詞には、名詞的用法と形容詞的用法、副詞的用法があって、名詞的用法は『Vすること』と訳せて、形容詞的用法は『Vするための名詞』と訳せて、…」

と説明できる状態になっている必要があります。

そして、このように説明できるようになるには「読む」だけでは勉強不足です。

では、どのようにすれば「人に教えられる状態」になるのでしょうか?

次の章でその勉強法を解説していきます。

大岩のいちばんはじめの英文法の使い方【実践編】

本

①講義部分の内容に目を通してその内容を覚える

まずは、各セクションで書かれてあることの理解からはじめます。

理解のポイントは2つあります。

「何を学ぶのか」をはじめに理解すること「太字」と「色」に注目することです。

「何を学ぶのか」をはじめに理解する

いきなり文章を読み始めるのではなく、「これから自分は何を学ぶのか」をはじめに考えましょう。

たとえば、本書の第0講のテーマは「品詞」です。

つまり、この講のゴールは「品詞を理解すること」です。

「品詞とは何か、どんな品詞があって、どういうはたらきをするのか」を理解することが目標になります。

ここを考えずに、ただ読み始めて、「自分はなにを学んでるのだろう??」となってしまう受験生は意外と多いです。

「何を学ぶのか」を理解する上で重要なポイントは、「見出し」を見ることです。

最初に見出しを見るようにして、「これから学ぶこと」をハッキリさせてから勉強をはじめましょう。

「太字」と「色」に注目する

参考書の重要ポイントは、だいたい「太字」か、「色がついている箇所」になります。

それはなぜでしょうか?

参考書を作る人は、重要な箇所を太字にしたり、色をつけたりするからです。

参考書を読んでも「どこを覚えればいいの?」となってしまう方も多いのではないでしょうか。

そういうときは、太字と色がついた箇所を見てください。

その箇所に重要なポイントがあるので、そこを中心にして参考書を読み進めていきましょう。

理解・暗記できたかどうかを確認する方法

理解できたか、覚えられたかを確かめるには、参考書を閉じて説明できるかを確認してください。

たとえば、「第0講:品詞」の範囲を読んだ後、参考書を閉じ、参考書に書かれてあったことを説明します。

このとき、「品詞の種類やはたらき」を説明できればOKです。

逆に、書いてあったことが思い出せないのであれば、それは覚えられていないということです。

何も見ずとも書かれてあったことが言える状態(人に教えられる状態)にしてから次に進みましょう。

②各講の終わりの問題を解く

次に、各講の終わりにあるチェック問題を解きます。

問題を解く際は、説明部分を見ないようにしましょう。

覚えたことを思い出しながら解くようにしてください。

③チェックがついている問題を解きなおす

解いた問題を丸つけし、間違えた問題、できなかった問題にはチェック印をつけます。

チェックをつけた問題は、自力で解ける状態にしなければなりません。

答えと解説を見てから、”時間を空けて”チェックをつけた問題をもう一度解き直しましょう。

答えを見た直後に問題をもう一度解いたところで、答えを覚えてしまっている可能性があります。

時間を空けて、少し忘れた状態で解き直し、自力で解けるようになっているかを確認しましょう。

大岩のいちばんはじめの英文法の使い方|まとめ

まとめ イメージ

大岩のいちばんはじめの英文法は、英文法を「いちばんはじめ」に勉強する人にピッタリな参考書です。

しかし、もし中学英語が不安でしたら、中学範囲の参考書から取り組むことをおすすめします。

逆に、学校で英文法の基礎はしっかり理解している方は、もう少しレベルの高い参考書を選んでみてもいいかもしれません。

以下のブログでは高校生におすすめの英文法参考書をレベルごとに紹介しています!

是非、参考書選びの参考にしてみてください!

高校生向け英文法の参考書おすすめ6選【特徴・選び方】

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