こんにちは！ 武田塾御茶ノ水本校です！
「TEAPってなに？」
「大学受験で使えるらしいけど、本当？」
英語の試験といえば英検やTOEICなどを思いつきますよね。
TEAPは知名度は英検やTOEICにまだ勝てませんが
大学受験を有利に進めさせてくれるアイテムになるかもしれません。
そこでこの記事では、「TEAPとはどんな試験か」から
「受けたほうがいい人」まで、TEAPについて幅広く解説！
TEAPが少しでも気になる方は、ぜひご覧ください！
TEAPってどんな試験？
英検を作った「公益財団法人 日本英語検定協会」と
「上智大学」が協力して作った4技能試験です。
大学受験のために作られた高校生向けの試験なので
TOEFLよりも少し難易度は低いと言われています。
大学受験のためにあるので、作成に関わった上智大学以外にも
入試にTEAPを使えるところ大学は多いです。
また、問題内容も大学生活を想定して作られているので
大学に関する話題が多いのが特徴です。
TEAPは英検のように「○級」といったものはありません。
400点満点のうち、何点のスコアを取れたかで結果が表示されます。
※TEAP CBTは800点満点
TEAPとTEAP CBTの違い
TEAPには「TEAP」と「TEAP CBT」の２種類があります。
CBTとは「Computer Based Testing」の略です。
つまり、CBTはパソコンでのテストになります。
主な違いは、受験方法が紙かパソコンかなので
試験難易度は同じです。
ただし、少し違いもあるので
下記に表にまとめます。
| TEAP | TEAP CBT | |
| 試験形式 | 紙媒体 | パソコン |
| 試験時間 | 200分 | 170分 |
| 試験日程 | 年3回 | 年3回 |
| 受験料 | 15,000円※ | 15,000円 |
※ここに記載の料金は4技能パターンの受験料です。
TEAPは2技能パターン（リーディング・リスニング）もあり
こちらは6,000円です。
なお、2技能はTEAPのみで、TEAP CBTは4技能のみです。
TEAPの概要
費用
4技能パターン：15,000円
2技能パターン：6,000円
※2技能パターンはTEAPのみ
会場
TEAP ：２６都道府県で実施
TEAP CBT：１３都道府県で実施
試験会場は、申込時に受験者が選択します。
難易度
TEAPには級があるわけではなく
400点満点（CBTは800点満点）のスコアで判定されます。
そのため、「〇級の難易度」と解説することはできませんが
スコアによって大体どれくらいかを示した表がありますので
下記の表をご覧ください。
引用：文部科学省
受験時期(2022年度)
TEAPとTEAP CBTはどちらも年3回ほどの開催ですが
開催月が少し異なります。
TEAP
第1回：7/24（日）
第2回：9/4（日）
第3回：11/20（日）
TEAP CBT
第1回：6/5（日）
第2回：8/14（日）
第3回：10/23（日）
TEAP、TEAP CBTどちらも
試験の１ヶ月ほど前に申し込みが締め切られますので
申込期限にはご注意ください。
制限時間
TEAP
リーディング：70分
リスニング ：約50分
ライティング：70分
スピーキング：約10分
合計：約200分
※スピーキングの試験時間は10分ほどですが
待ち時間があります。
休憩時間などもありますので
実際には200分以上かかります。
TEAP CBT
リーディング：約65分
リスニング ：約35分
ライティング：約45分
スピーキング：約25分
合計：約170分
※休憩時間があるため、実際には170分以上かかります。
TEAPはどんな大学で使える？
TEAPは大学入試向けに作られたこともあり
大学入試での使用率は非常に高いです。
大学入試における各外検の採用率（2020年入試）は
一般入試が「英検」95％、「TEAP」82％、「TOEFL」79％、「IELTS」「TOEIC」各78％、「GTEC（CBT限定除く）」69％、「TEAP CBT」43％、「ケンブリッジ」41％。
推薦・AO入試が「英検」99％、「TOEIC」86％、「TOEFL」79％、「GTEC（CBT限定除く）」67％、「IELTS」61％、「TEAP」54％、「ケンブリッジ」42％、「TEAP CBT」37％。
引用：ReseMom
このように、TEAPを使っているところは多いです。
例えば早稲田大学では、「英語4技能テスト利用型」という試験があり
この試験では受験科目に英語がありません。
この試験の出願要件としてTEAPは利用されています。
TEAPについて、注意しなければいけない点もあります。
それは、TEAPの利用率は高いものの
TEAP CBTの利用率はそれほど高くないということです。
受験でTEAPを使う場合は
「TEAP」「TEAP CBT」どちらを受けるか
しっかりと考えておきましょう。
関連記事
大学受験にTEAPは必要？どんな人が受けるべき？
大学受験を少しでも有利に進めたい非受験学年（高１・高２）
大学受験に向けて作られた試験なので、基本的には
大学受験を意識している高校生が受験推奨の対象です。
時間に余裕がある非受験学年で、TEAPを入試に利用している
大学を受験予定であれば、自分の英語力次第で
TEAPの受験を考えてみましょう。
高３は受験に集中したほうがいいかも
英語が得意という方でも、高３の生徒さんであれば
TEAPよりも受験に集中する方がオススメです。
前から勉強していてTEAPを
受験する用意ができているなら問題ないですが
これからTEAPの用意をし始めると時間が足りない場合があります。
そんな状態で受験英語よりもTEAPの勉強を優先すると
万が一TEAPのスコアが良くなかった場合
短期間で受験英語を勉強することになってしまいます。
受けるならしっかりと計画を立て、時間的に余裕がなさそうであれば
「TEAPを受けない」というのも一つの戦略です。
TEAPを使って大学受験を有利に進めよう！
TEAPを使えるところは意外と多い！
TEAPは上智大学と日本英語検定協会が作った試験ですが
上智大学以外でも、多くの大学で受験に利用されています。
早稲田大学や東京理科大学、MARCHの５大学全てなど
さまざまな大学の学部で利用をしており、受験のチャンスを広げてくれます。
大学受験本番までに余裕があるのであれば
チャレンジしてみるのもいいかもしれませんね！
TEAP以外の英語外部検定試験を知りたい方は
ぜひこちらの記事をご覧ください！
オススメの武田塾動画
英語の勉強に不安があるなら武田塾に相談を！
「英語の効率的な勉強方法が分からない」
「受験勉強の不安が消えない……」
大学受験の勉強をしていると、こんな悩みを抱えてしまいますよね。
そんな方は、ぜひ武田塾の無料受験相談にお越しください！
武田塾では、英語やその他教科の勉強方法から、受験全般の悩みまで
さまざまな相談を受け付けています。
受験相談は無料ですので、お気軽にお申し込みください！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
武田塾御茶ノ水本校では無料受験相談を行っています。
「勉強のやり方がわからない、、」
「どの参考書を使えばいいのかわからない、、」
「授業を受けても意味ない気がする、、」
受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます。
※御茶ノ水本校のココがすごい8選。選ばれている理由はこちら
〒113-0034
東京都文京区湯島2-4-3
ソフィア御茶ノ水 301
