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今回は「【大学受験】要約力を付けて 目指せ高得点！」についてお話ししていきます。
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【大学受験】要約力を付けて 目指せ高得点！
国語を中心に７受験で活躍する力があります。
要約力です。
記述式の試験は受けないから 要約力は不要だと考えていませんか？
共通テストの問題文を見てください。
どの教科にも長文問題が入っています。
共通テストは全教科 要約力が試されています。
要約力は成績アップのカギです。
要約とはなにか？
要約とは 与えられた文章から 要点を抜き出し まとめることです。
記述式では 後半のまとめる作業、言い換えると 自分の言葉で表現する作業が求められます。
しかし そもそも 記述式の要約問題を解かなければならない受験生は一握りにすぎません。
多くの受験生に求められる要約力とは前半部分、つまり与えられた文章から要点を抜き出す力です。
例えば 共通テストはマークシートの試験ですが 長大な問題文が出てきます。
解答に必要な要点部分を短時間で抜き出す力、要約力が 共通テストで得点をとるポイントになります。
要約の仕方
共通テストを解くための 要約の仕方ですが、まず設問を確認してください。
ここを起点に 必要な情報がなにか 逆に言えば 不必要な情報は何かがわかります。
その上で 問題文に隠された必要な情報を抽出していくことになります。
共通テストはマークシートなので自分の言葉で表現する必要はありません。
長文から 要点を抜き出すだけですが これには練習が欠かせません！
具体的な要約方法
では実際の共通テストの過去問を使って 要約の仕方を確認しましょう。
令和５年の現代社会 大問５です。
ハヤシさんが貧困についてレポートをまとめるため資料を集めた内容になっています。
共通テストは この手の文章題が 多く出題されます。
これを普通に解くと １ページ半に渡る資料を見た後で 要約選択肢に行きつきます。
しかも 最初資料を見る段階では 何をポイントにチェックすればよいか、
知らないまま ただ漠然と見ていくことになります。
では 要約を意識した読み方を紹介します。
まず 設問の一番最後をチェックします。
『メモと表１、表２から読み取れることとして最も適当なものを
後の①～④のうちから１つ選べ』 と書かれています。
あとは①から順番に正誤をチェックしていくだけです。
つまり 何を聞かれ 何を確認すればいいかを摑まえるのです。
数学も同じです。
令和５の数学１、Aの大問２を見ていきましょう。
太郎さんの家計調査とグラフでまるまる１ページ書かれていますが、全無視です。
設問を確認しましょう。すると四分位について知識問題だとわかります。
第１四分位、第3四分位、四分範囲といった言葉の意味を知っていれば、サラサラ解けますね。
つまり 長い問題文＋グラフは読み込まず、中央値の位置を確認するための 全体数52市という
部分だけをチェックすれば良いのです。
あとはヒストグラムを四分位化するだけです。
このように設問をまず確認して 答えるのに必要な情報を探すという形で進めれば、
短時間に正確な解答ができます。
これが受験生に求められる要約力なのです。
まとめ
要約というと 長文を短くした要約文を書くイメージが強いと思います。
ですが 要約のポイントは 重要なこと、つまり問題を解くために必要な情報を
長文の中から見つけ出すという事です。
こう考えると マークシート方式の試験でも 求められる力だとわかります。
特に共通テストは 試験時間が短く いかに効率的に解くかが勝負となります。
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